JR六甲道駅から徒歩2分、すっごい好みのお寿司屋さんに出会いましたー!!
本格的な江戸前寿司スタイルなのに、お寿司屋さんならではの豊富な魚介のつまみがいっぱい楽しめて、かつ昼から飲める、お寿司にたどり着けないお寿司屋さん。
(↑久々にでたー!○○にたどり着けない○○屋さん)
寿司ぼたん
真新しいエントランスの木目、今年の1月にオープンしたばかりなんだとか。
六甲道に詳しい飲み友が「良いお店、見つけたよ」と教えてくれたのデス♪
コロナ渦真っ只中だから、世の中が落ち着いたら営業時間は変わるかもしれないけど、今は 12時〜20時まで通しで営業、定休日なし 。
14:00L.O.のランチセットだけじゃなく、一品料理もお昼から注文OK!
とあらば、友達と「昼酒できちゃう〜♪レッツゴー!」と盛り上がりまして。
(「お昼に食べに行こう!」ではない私たち(笑))
窓がなく、外からは中の様子が伺えないから「ちょっと敷居が高いお寿司屋さん?」って雰囲気なんだけど、外にメニューが貼ってあるから、不安感が和らぐ。
お昼のメニューは、例えば八貫セットで2,500円。
しかも、小鉢、天ぷら3品、具だくさん味噌汁or稲庭うどんが付いてくる。
これはとても良心的な値段設定なのでは?!
お酒のアテになる一品料理も、例えば、あて三種盛りが700円。
もっとしっかりした料理なら、ぶりかま塩焼が800円などなど…
しかも、そのメニューの多さに驚き。
こーれーは、期待が膨らんでしまう♪
お店に入ると、着物姿でキリッとフレンドリーな女将、カウンター内の板前さん2人が元気に迎えてくれる。
店内は、木がふんだんに使われていて、清潔感いっぱい。
ネタケースがなくて、厨房がとってもオープン。
くぅぅ…こういうお寿司屋さんのカウンターに座るの、久しぶりでございます(嬉涙)。
最近、いつもムスコと回転寿司だったからなぁ。
中央にどーんと構えているのは、菊正宗の樽酒。
カウンターにあるメニューを見てると、「旬菜・旬魚」に釘付け!
ランチからこんなにいっぱいの一品料理を頼めるなんて。
ま・ず・は、日本酒!
あとでお燗を頼むので、最初は冷たいので。
友達と私と、好きなのを1本ずつ頼んで、お互いのお酒を差しつ差されつできるよう、徳利に入れてもらいました〜。
三井の寿 木槽しぼり と 雁木 槽出あらばしり。
どちらも、ちょっと濁ってて、しゅわっと感があるけど、味は全然違う。
頼んだ一品料理は、まさにお酒のあてオンパレード…の前に、名物の突き出しらしい 蒸しいなり がおいっしい!
熱々のいなり寿司って、何気に初めてなんだけど、いなりの風味というのかな、そんなのがジワ〜っと口の中に広がる。
なまこ酢 柔らかい〜。
花わさび菜のツンツン漬 …だけど、そんなに辛くなくて、わさびの風味がいい感じ。
ながす鯨 ウネス
魚じゃなくて、もう肉だ〜、噛めば噛むほど味が出る、うまっ。
メニューには「赤身とウネス盛り合わせ」とあったけど、この日は残念ながら赤身が品切れでした〜。
これは名前に惹かれて、チョイス。
その名も チャンバラ貝 !
足の先が固く尖ってて、 殻から “シャキーン!”って出して、振り回して移動するのがチャンバラしてるみたいだから、だって。
(動画 見つけた)
巻貝…で良いのかな?殻から出てる部分を引っ張ると、くるんっと抜ける。
これがまた、噛めば噛むほど、じわじわ旨〜い。
友達の「美味しいスルメみたい」って表現、ぴったり!
干物盛合せ も行っちゃいましょー♪
ハダカイワシ メヒカリ スルメイカ の3品。
日本酒もいろいろ飲みますよ〜!
日下無双 おりがらみ生
蔵元は 天吹酒造 と聞いて、この奇抜な瓶デザインに納得(笑)。
この後は、お燗オンパレード!
司牡丹 純米中取り なかま酒
あっつ〜くつけてくれるのが嬉しい♪
生酒も、ちゃんと適温にお燗してくれます。
船中八策 超辛口純米酒
ど、どどどうした?!このマンガなラベルは?!(笑)
日本酒ものがたり って言うプロジェクトの一環で、日本酒 × キャラクター を展開しているらしい。
ラベルがインパクトあるけど、中身のお酒は堅実な超辛口純米酒。
お燗でうま〜いです。
鬼辛 無手無冠 超辛口生原酒 本醸造 と 奥播磨 山廃純米「春待ちこがれて」
司牡丹、船中八策に続き、鬼辛も 土佐 のお酒。
メニューには「土佐」っていう括りで7種類まとまってるので、土佐に所縁が?と聞いたら、オーナーさんが土佐出身なんだそう。
なるほど、料理やお寿司にも、「四万十ポーク」や「土佐巻」、「ちゃんばら貝」も!
いろいろ、土佐らしいものがありますね♪
と、まぁこんな感じで、飲む飲む、そして頼むのは一品料理ばかりで、お寿司屋さんで、お寿司頼む気あるんか?ってくらいまったりしている私たち(笑)。
すると、目の前の板前さんが、「す…っ」と何かを出してくれる。
ん…?えっと…これは…?
板前さんの顔を見上げると、「どうぞ」と、太い声で静かに返してくれる…もしや、サービス?!
カワハギかな〜、嬉しい〜〜
チャンバラ貝を頼むときにも、ちょびっと会話したけど、聞けばちゃんと返してくれて、実はおしゃべり好きな板前さんなのかな?と思ったり。
しかも、これだけで終わらず…
タコのやわらか煮 ではないですか?!
カマ塩焼き まで!
すだちと比べても分かる通り、とっても小さい。なんの魚だろう〜?
友達と私、それぞれ出してくれました。
「こんなにいろいろありがとうございます。」っていうと、また静かな太い声で「女性には優しい。」と決め台詞。
いやいやいやいや…
「よく飲む人たちだなぁー」って思ってません?(笑)
でも、お寿司も美味しそうなのですよ〜。
カウンターの端に座ってた私たちの目の前には、他のお客さまのセットが出来上がると並ぶんだけど、ネタが大きいし、煮切りが塗ってあってツヤツヤ。
このまま、飲んべえのツボ突いたアテで日本酒を飲み続けたいけど、お寿司屋さんに来てお寿司にたどり着けない という事態に陥ってしまう(笑)。
最後に二貫は食べよう!と友達と、またメニューとにらめっこ。
二人でハモったのは かわはぎ肝のせ 。
あはは、やっぱ私たち、飲んべえですなぁ〜w
もちろん醤油なんぞはつけずに、そのままパク!
肝がとろける〜〜
もう一つは 生鯖!
足の速い鯖の生なんて、滅多に食べられないよ〜〜嬉しい!
しかもやっぱりネタが大きいし、2枚乗ってます、これ。
友達は 自家製燻製 大王イワナ 。
燻製の香ばしい風味がありつつ、やわらか〜い!
これは、アレですよ、またお酒が飲めちゃうやつです。
でも、無事にお寿司にたどり着けて良かった〜。
しょっぱなから「お寿司にたどり着けないお寿司屋さん」を、やってしまうところだったワ(笑)。
これ↑って、 私の中では大絶賛な表現ですから〜。
ああ〜また行きたい!早く行きたい!!
【寿司ぼたん】
兵庫県神戸市灘区森後町2-1-9 グランディア港神戸六甲館 1F
078-854-6635
このblogを書いたときは 12:00〜20:00通し営業で無定休だったけど、コロナの影響で変わると思うので、お店にご確認ください
玉寿司さん以来ですかね?(笑
良く飲まれましたね~!
でもこのつまみ、ずんずんいっちゃいそうです。
肴がいいタイミングで、気配りがうれしいですね。^^
玉寿司さん以来の「お寿司にたどり着けないお寿司屋さん」です。
しかも!
お昼から飲めるっていうのが、今の私にはありがたいです!
お昼にしては、確かに飲んだ方…なのかな?!
2人で1合瓶×4回、でした♪
ほんっと、「どんどん飲め〜」って言われているかのようなおつまみばかりで(笑)。