ほんのり灯火カウンター @ 酒豪の集い 水月（三鷹）

なんてユニークなお店の名前なんだろう。
ていうか、「なんてオマエにぴったりな・・・」　とか言われそう（汗）。

と思ったのは　酒豪の集い 水月 （みつ）さん。

三鷹駅から徒歩1分くらいと近いお店に歩いていくと、
駅側から 「酒豪の集い」 と書かれた大きな看板が（笑）

どんだけすごい酒豪たちが、集まってくるんだろ～～？！　

HPを見て、なんとなく雰囲気はわかっていたのだけど、
店内は、ホントに “隠れ家” というような暗さで、何回撮っても写真がブレちゃう～～～。

でも、その暗さがまた落ち着くのだ。

カウンターに置かれた淡い光りのランプも、いい雰囲気作りに一役かってる。

ココではビールも色々。
シメイとかの輸入ビールもあったけど、生の キリン ブラウマイスター をもらう。


おつまみは、メニューに定番のものと、他に本日のお品書もあって、結構豊富。
ゆでたて丹波黒えだまめ と　くわいの素挙げ 。


いつも、お正月のお節に食べている「くわい」。何気に今年初だ～～（涙）。

今年も「芽」が出ますように・・・

お刺身も頼もう！
赤いかの刺身 を。

馬刺しとかもあったりする。


さてさて。
ブラウマイスターがまだ残っているけど、日本酒を飲みたくなってしまう。
ビールはチェイサーにしてしまおう。

というワケで、飲んだ事のないような銘柄をチョイスしてみる。
赤木 ・・・って何だろう？　と思ったら。

漫画の アカギ でしたか（笑）！！
大学生の時、読んでたなぁ～。

で、どこの銘柄のかと思ったら、山梨の 笹一 さんでした。
「天」に登場する壮年の赤木をイメージして・・・とのこと、奥深さとかふくらみとか？！


もう一つは、この前飲んだ
黒松仙醸　こんな夜に・・・ シリーズの 山女 瑞葉 （みずは）。

こっちの方が、濃ゆい味わい。香りもちょっとあるかな・・・でもイヤらしい香りではない。


でもでも、やっぱお燗が飲みたい～。

メニューには、けっこう沢山の銘柄が書かれていて、
冷たい方が美味しいものから、お燗にできるものなど、いろいろ。
遊穂の白 おりがらみ は、温めてイケル。


小左衛門 は攻めブレンド で濃厚そうだし　酉与（よ）右衛門 は生原酒。

お燗でいけるかどうか、最初に冷たいので一杯いただいてから、
「これは燗しましょっか！」　とか　「あちゃー、これは温めたらダメですわ～。」　などなど。
ちなみに、この小左衛門は温めない方がイイカモ。



さてさて。
メニューを見たときから食べてみたかったのだけど、 “品切れ” で残念ながら諦めた
自然薯 が、ちょびっと残っているから・・・と、お店の方のご好意で出してもらうことに！

すご～～い！ふっと～～い！！
味も濃厚で、シャクシャクな歯ごたえ・・・うまいっす。

ここまで、素材ありきなおつまみだったのだけど、
こんなおつまみも、いっぱいあったりする。
ヴァイス・ヴルスト（白ソーセージ）　　　 　　沖縄豚の情熱角煮 なんかは薄切りで面白い！

ビールも合いそうだけど、でもでも、日本酒のお燗でも、十分合う。


竹泉 辛口　しぼりたて生原酒 も、温めて。



と、こんな感じに、飲みに会話にもりもり盛り上がって、お店に入ってから4時間ほど経った。
んがしかし、、、


まだ我々以外のお客さんが来ないのだけど（笑）！！


おかげで、マスターもお姉さんのかずみさんも、ずーーーっと独り占め状態♪

マスターは、新潟の長岡に近いところの出身らしい。
だから、新潟の地ビールとか、新潟の食材とかも、ちらほら見られるんだな。

そして、なんだか・・・なんというか、とってもまった～～～りした、喋り口調もイイ感じなのだ。
自分から進んで喋るというよりも、こちらが投げたボールには、ちゃんと返してくれる、というような。

かずみさんは明るく会話に交わってくれるし、
しっかり会話も楽しんで、結局帰るまで他のお客さんは来ず。

もしかして、このお店は、この後の深夜に“酒豪の集う場所”になるのか・・・？！


[ 酒豪の集い 水月 ]
東京都三鷹市下連雀3-45-14
0422-49-1132
17:30～翌2:00
月曜定休
http://www15.ocn.ne.jp/~mitsu32/