2006年にアメリカで本が出て、昨年2009年、映画にもなって以来、
ずーーっと “みたい観たいーーー!!!” と思っていたのがある。
それが日本で公開になると知った時は、もう悦び舞いまくり!
当然!観に行ったのも、公開と同時の日。
その映画は
THE BLIND SIDE
と書いても日本では通じないか・・・日本のタイトルでは しあわせの隠れ場所 。
http://wwws.warnerbros.co.jp/theblindside/main/
実話の映画である。
しかも、映画公開となった去年のシリーズでは、まさにホットな話。
というのも、この映画は、去年のドラフトで新人としてNFL入りした
Michael Oher マイケル・オアー という黒人選手の
“NFLにたどり着くまでの、奇跡のストーリー” 。
というワケで・・・またNFLな話でゴメンナサイ(汗)。
でも!!
これは NFLを知らない人も楽しめます!!
本はアメフトにおける Blind Side を守るポジションがいかに重要になったか?!に寄った話だけど、
映画はなんといっても、
サンドラ・ブロック演じる“母”とその家族と “マイケル・オアー” のスゴサ(それも実話!)、
そして、彼らの絆がどんどん深くなるストーリーに、ぐいぐい引き寄せられる。
黒人のスラム街で生まれ
麻薬に犯されてはいたものの一緒に居たかった母親から、幼い頃にムリヤリ役所に引き離され
里親にひどい仕打ちを受けては逃げて、でもまた捕まって、また逃げて
(※アメリカでは、教育不可能な母親の子供を受け入れる“里親”には国から補助金が入る。
愛情なんて全くなくお金目当てで、こういった里親になって子供をメチャクチャ引き取る人もいる・・・)
学校でまともに勉強したことなんてない
ベッドになんて寝たことはない
帰る家なんてない
真冬の体育館が “温かい” と、そこを寝床にする (我々の感覚なら、真冬の体育館=激寒!!)
これが、現実。
でも、この後の話も現実。
こんなオアーが、白人中心の、キリスト教教育を行なっている高校へ通えることになったいきさつ。
「真冬の体育館が“温かいから寝る”だなんて」 と、たまたまオアーを見つけた、リー・アン が
一晩家に泊めてからのいきさつ。
その リー・アン役が、サンドラ・ブロック なワケで。
サンドラの魅力を十二分に味わうにはピッタリな人柄で、笑っちゃうシーンもいっぱい(笑)。
実際の マイケルオアー と リー・アン の公開写真。 リー・アンMam、まさに気が強そう(笑)。
この奇跡は・・・
マイケル・オアーという、ものすごい素質を持ったスラム街の少年を
リー・アン という、人物が面倒を見始めたことと
そのリー・アンの夫は、タコベルやケンタッキーの社長で、お金も権力も持っていたことと
なによりも、マイケル・オアーがあのスラム街で、スレずに純粋で居続けたこと。
なのかなぁ。。。
とにもかくにも、我々が普通を思っている世界とは、全く違う場所で育ったマイケル・オアー、
だからこそ、その性格にも魅力を感じるのかも。
一方!!
(こっからはマニアックなNFL話になっちゃうかもしれないけど)
Blind Side の日本でのタイトルが しあわせの隠れ場所 とは、
「また、うまくまとめたな~」 って笑ってしまった。
本は日本語訳されたものでも ブラインド・サイド なんだけどな。
そもそも Blind Side ブラインド・サイド = 死角 って訳の方が、日本人でもシックリきません?!
まさに、このタイトルの意味はその通り!
では、なんの死角?・・・と言うと。
クオーターバック(QB) というポジションの死角のこと。
どのポジションがいなくてもアメフトは成り立たないかもしれないけど、
やっぱり司令塔のQBがいなければ、攻撃が成り立たず、どのポジションよりも重要と考えられている。
そんなQBは右利きが多い。
右利きのみなさま、自分がボールを投げる状況を思い描いてみてください。
パスする相手へ集中してる時に、自分の背後、すなわちボールを投げる方向の左側なんて
ケアしてる暇もないし、そもそも見えるワケないですよね。
そこが死角、ブラインド・サイド。
だから
ディフェンスは、そのブラインド・サイドからQBをサック (ぶっ倒す) しようと狙ってくる。
てことは
オフェンスはQBのブラインド・サイドを守る左タックル(LT=Left Tackle)を強化しなければ。
あーーもーー、NFLを知らない人には難しいこと言っちゃってごめんなさい!
要するに。
なぜ、そのブラインド・サイドを守るポジションが、重要視されてきたのか?!
この マイケル・オアー という、身体能力、保護能力の高い人物が、
いかに、そのポジションにピッタリなのか?!
てなことが、映画以上に詳しく書かれているワケで。
そのポジションにまつわるスカウトについても細かく書かれてて、すんごい面白い!
とはいえ、やっぱり一番読み応えを感じるのは、
リー・アンその家族と、マイケル・オアーがどんな風に“家族”になっていったのか? ということ。
この写真も大好き♪
こういった、リー家族との日々のスナップ写真が、
映画ではエンディグロール中に、いっぱ~い見れるのも、また新鮮!
というワケで。
公開してる映画館は少ないかもしれないけど、映画も本も、と~ってもオススメで~す。
本は、会える友達には貸しますよん♪
ちなみに・・・
この本を締めくくる、オアーの会話相手は フリーニー。
そう!!自分が大好きなチーム Colts のフリさんでーす♪(←ほんと、Coltsバカ)
あ、もっと書かなきゃいけないことが(汗)。
この マイケル・オアー が、今いる肝心のチームは、
残念ながらColtsではなく、
ボルチモア レイブンズ Baltimore Ravens というチームです。
今はLeft Tackleじゃないかもしれないけど、いずれは?!?!
この間、YouTubeで予告編見ただけでウルウルしちゃったよ。
なんかもの凄くあたたかくなれる気がする映画だね。
「チームは家族よ」なんて台詞は、少年野球でも同じだし♪
なんて、かっこいいセリフですよね~。
身元も全然わからない黒人のゴツイ男の子を
「一晩でもいいから泊めてあげたい」と思った
お母さん、、、
それに反対もしないで見守る家族、、、
ホントに温かな気持ちになれます♪
アメフトに無関心な相方にも見せます♪
アメフト映画といえばやっぱり『ルディ』です
。毎回号泣です(ToT)
それを越える可能性大ですネ!!
やっぱりラインメンはかっこいいです(^^)
ホントに良い映画でした。
アメリカのスラム街って、ホントにロクな教育もなく、
本当はすごい素質を持ってる子供達がいっぱいいるかもしれないのに、
社会から見捨てられているんですね。
その中からマイケルオアーみたいな選手が生まれたのは素晴らしいです!
(今、予告編見ました)
http://www.theblindsidemovie.com/dvd/index.html
字幕が欲しいけど…
最近のNFLの状況が、わからないんで
このブログのNFL記事で勉強させてもらいますね。
アメフトは、選手、ゲーム(ルール)も素晴らしいですが、
昔、初めてふれた時に防具?スポーツ飲料、マウスピースなど
周辺のテクノロジーがすごいと思いましたょ。
実際も、とっても仲良しみたいですよ♪
確かに日本語訳がないとキツイかなぁ。
でも何となく観てればあらすじは簡単なので、
分かると思います。
しかも、私がコルツファンなので、かなり偏ってます…
「NFLバカ」のカテゴリは昨年のシリーズ、
その前はアメリカに一年住んでいまして、
「アメリカでスポーツ」にまとめています。
防具もどんどん進化してます。
ここ最近ではQBのメットにはサイドラインのコーチと
コミュニケーションできる、イヤホンもついてるんですよ~。
。。コホン(u_u)
今日は、ドラえもんの公開日です。