It's come full circle「時は一周したんだ」

全てことに言えるけど、いつかは終わりがくる・・・
「頭」ではわかっていても、「心」がついていかない、
だから涙が出るのかな。

まだ少なくとも残り1試合があるし、
ペイトン・マニング が
その後すぐに引退すると宣言したワケでもないけど、
間違いなく、もうNFL現役選手としての終わりは近い。

っていうのを、
誰より一番マニング自身が寂しく思ってるんだろう。。。

こんなこと言ってるのを見たら、もー、涙が溢れちゃって困る。
http://goo.gl/nZkh7p

The Denver Post（デンバー地元の新聞）の記者Kiszlaさんに
ペイトンが語ったらしい。

記事にあったマニングの言葉を、
私の偏見と解りやすい？！言葉に変えたニュアンス訳だけど以下に。
（あんま大げさにはニュアンス訳してないです）


"A weird thing happened to me after the Steelers game,"
この前のスティーラーズ戦で ”運命的” なことが起こったんだ。

NFLに入ってまだ2年目のとき（2000年）、
タイタンズ戦のコイントスで
タイタンズ選手の Bruce Matthews が僕にこう言ったことがある。

'I played with your dad.'
俺は君のお父さんと一緒にプレイしたんだぜ。

父から事前にその話は聞いた記憶はあったけど、
実際にフィールドでその人と一緒に立っているのは変な感じ。
「父さんのチームメイトと対戦？！」ってね。
少しショックを受けたよ。

あれから16年、この前のスティーラーズ戦が終わった後、
Cameron Heyward（2011年にドラフトでNFLデビュー）が挨拶に来たから、
 'Hey, you're a great player.' と言葉をかけた。

その後、ふと気づいてこう言ったんだ。

'I played with your dad. I played with Ironhead.'
僕は君のお父さん Ironhead と一緒にプレイしてたんだよ。

How about that deal?
（ニュアンスだと「なんてこったい」みたいな？！）

かつて Bruce Matthews が僕に
「君のお父さんと一緒にプレイしたんだ」と言った時は、
僕が同じ言葉を言うことになるなんて想像もしていなかった。

でも・・・

 It's come full circle.
時は一周したんだ。


この  ”It's come full circle” って言葉に、
「あぁ、ペイトンは自分がもうNFLの終わりが近いって感じてるんだな」
って、心がキューーってなって苦しくて。

ペイトンは自分の引き際を理解してる・・・
きっと誰よりも寂しさを感じながら・・・

そう思うと、涙がまた出ちゃうんだなー。。。

どーしよワタシ。
今からこんな言葉で泣いてたら、
本当に引退する時になったらもう、
ほんっとに、しばらく立ち直れないかもしれないなぁ、あは。


不思議なもんだ。

遠く離れたアメリカの、
好きになってたかが8年くらいのスポーツ選手を
こんなに心の拠り所にしていたなんて。

ペイトンが出た試合が勝てば嬉しい。
喜んでいる顔を見たら、こっちまでホクホクする。
負けたら、その1週間はお通夜状態（笑）。

スポーツ選手って、すごい、なぁ。