まき子の酒

日本酒が好き。純米酒が好き。そんな飲兵衛が「母親」になってしまいました。今はムスコを飲兵衛へと英才教育中?!

純米酒専門 立花 (祐天寺) のち 件 (学芸大学)

2009-10-10 05:33:10 | 日本酒を飲む @ 関東

食べログの住所、間違ってるよ~~(汗)。
(って飲み友達は、ちゃんと “移転したよ” って、正確な住所を教えてくれてたのに。。スンマセン)

お陰で、移転先のお店まで、15分くらいしっかり運動できちゃった。

向かったのは、焼鳥と純米酒 のお店という 立花 。山形の 蔵王地鶏 を使っているんだそう。

ちなみに、ここは初めて。
同じ沿線に住んでる事が最近分かった友達と、
「まずは、沿線上で日本酒が飲めるお店に行ってみましょう!」ということになり。

安心して行けるのは  学芸大学の件 と 元住吉のおれんち だけど、たまには新規開拓だ。

入口は、住宅街にフツーに赤提灯と共にありそうな、地元の居酒屋さん、って感じ。

だけど、さりげなく酒林が店頭にあったり、
引き戸の傍らには “十月十七日(土) 酒蔵見学のためお店を休みます” なんて書かれている。


お店に入ると、活発な感じのお母さんが「いらっしゃいませ~!」って元気に迎えてくれる。

昔ながらの居酒屋・・・な感じの店内で、カウンターは5席くらい?!
靴を脱いであがる奥の座敷にも、ちっちゃなちゃぶ台が4つほど。

ちなみに、前のお店では、こんな感じに、どど~んとあった冷蔵庫は、どこに行ってしまったのだろう?
キッチンの方に、一つ小さな冷蔵庫が見えるけど。。。

そのキッチンの入口に飾られている看板。 なんか面白くて、ついついパチリ。


「いやいや、すみません、待たせてしまって」 なんて飲み友達に謝りつつ、まずはメニューを見てみる。
“立花オリジナル”なんていうものから、お燗に合いそうなのも、冷やして美味しいお酒も。

その中から、まずは 鍋島 ひやおろし 。

お通しが、これまた面白い。煮凝りの中に、うずらの卵が。

事前リサーチで、絶対に食べてみたかったのは 鶏刺し 。

ハツ レバ 砂肝 を頼んだのだけど、他にも「ささみ」や「とりわさ」があって、
3点盛りセットでは、5種類の中から好きなのを選べるのだ。

そして、ここのレバ刺しはレベル高い!ハツも砂肝も。
友達も、相当、肝刺し通らしいのだけど、高評価。


もちろん焼鳥も頼むぞー!
けっこう一串のボリュームがある、とお母さんも言うので、二人で1種類ずつ。

左から もつ ももたん つくね すきみ(首) の4本。
すきみがウマ~イ。 普通にウマ~イ。

これも食べてみたかった一品。

骨付きぼんぢり揚げ 。
うう~ん、やみ~♪(←なんのことか分からない方は、この記事のコメント最後の方をご覧ください)
いや、まじで、骨までぶっちゃけ食べられてしまうくらい柔らかい。


お酒もすすみ、なんとなく思い入れがある・・・あった・・・?!(笑) 鉄砲隊 を注文したり、
こんなのも。

友達が頼んだのは るみ子の酒 生原酒 。
自分は、最近周囲の友達から聞いて、久々に飲んでみたかった 飛露喜 を。

そしたら!

るみ子の酒は、瓶に残った最後の一合。
一方、飛露喜は、口切り。


・・・これは、どー見たって、どちらが旨ウマか、一目瞭然。

でも、昔飲んで思っていた飛露喜と、イメージが確かに変わった。
(だーいぶ長い間、飲んでなかったので、“今更何言ってんの?”かもしれませが(汗))

口切りだから、味がまだペタンコな感じだったけど、一週間・・・いや3日経でいい、
その後、どうなっているのか、ちょっと興味が。。。


さて、もうちょっとツマミを追加。
「こういう 昔ながらの居酒屋にある餃子 って、何気に旨かったりするから気になるんだよね~。」
という友達。

そこで、お母さんに、メニューをそのまま読み上げ 「揚げ餃子ください」 というと、
「えっと、普通の方でいいのね?」 と言いつつ、キッチンへ下がっていく。

・・・一瞬、思考回路が止まる我々。

・・・。

・・・。

ちょっと待て。

「普通」ってことは「特別」もあるの?!

よくよくメニューを見ると、隣に 鶏皮巻きギョーザ とあるでわないか!!
「おかーさん、すいません! やっぱ鶏皮巻きの方で!!」

これは・・・餃子というものから逸脱したもの。。。だけど、絶品。
巻いてあるお肉に、鶏皮の味がしっかりしみこんで・・・うまーい。


この頃には、すっかりお燗モード。

手羽先と徳利。
こんな透明の徳利でお燗をつけてくれるのだけど、お猪口が、これまたカワイイ。

カワイイ=小さい。指と見比べてみても、我々にとっては一口飲みサイズだ。

るみ子の酒や神亀、義侠などなど、お燗に出来るのもそれなりにあるのだけど、
あえて、お母さんに 「お燗にして美味しい日本酒、他に何かあります?」 と聞くと、
金冠黒松 なんかがいいよ!と、しきりにススメてくれる。

ハテ・・・初めて聞くお酒だなぁ。
しかも、メニューを見ると・・・あそこで見た 八号酵母 だ!!(燗酒おやぢさま、ヒミツね)

とりあえず頼んでみて、八号酵母について喋ってると、
後のテーブルに座っていたお客さんが、我々の八号酵母の会話に乗ってきてくれるではないか。

何だか熱い方で、いろいろ喋ってると・・・

あのー

えーと

普通のお客さんだと思ってたけど


もしかして、この、金冠黒松の蔵人さん!?(笑)

だから、お母さんもしきりに薦めてくれてたんだな~。
他にも杜氏さんがいらっしゃったりして、びっくり。

金冠黒松というお酒を造ってらっしゃる 村重酒造 は 山口県は岩国 にある。
山口県といえば、あんな蔵やこんな蔵が・・・と、すぐに挙げられる酒蔵さんはあるけど、
“ウチもウチなりの個性を出して行きたい、日本酒を盛り上げたい” という蔵人さん。

現状ではあまり見られない、6号酵母の変異である8号酵母にチャレンジしたのも、
そんな意気込みがあるからだそう。

蔵人さんから、何か、熱いものを感じました。。。頑張ってください!



でも。

ごめんなさ~い。
やっぱり消化不良で、我々が好みの美味しいお燗を、もっと飲みたくて、
学芸大学の  に流れて行ってしまい。

友達が、店長と仲良しだったなんて。
お陰で、いろいろサービスもしてもらい、〆はやっぱり “縁” を感じる 神亀 ひやおろし で(笑)。
あ~~NYのT寿司が懐かしい!(←独り言)


[純米酒専門 立花]
東京都目黒区中町2-44-14
03-3793-7434
17:00~23:30
定休日:日曜


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26 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
なるほど (燗酒おやぢ)
2009-10-10 08:13:24
もう一軒は…そこだったのですね。
でも、やっぱ8マンよりもウルトラ7!!
って、意味不明!? (笑)
返信する
■燗酒おやぢさま (まき子)
2009-10-10 09:16:25
やっぱり「いつもの安心できるお店」に流れてしまいました(笑)。
あそこで飲んだ8号酵母についても、
エピソードを語ってくれました~。
黒松の8号酵母のも、なかなかでしたが、
やっぱウルトラ7!が一番でーす!
返信する
モロボシ・ダンの名を借りて (こじこじ)
2009-10-10 09:26:35
酒の話とは離れてしまいますが、あたしはウルトラセブンが大好きで、当地でのアメリカン・ニックネームを「ダン」とさせていただいております。
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Unknown (葛飾のオヤジ)
2009-10-10 10:49:38
なぜに台所に看板がっ!!(笑)
・・看板の電気はつくんでしょうか?

るみこさんはセピア色でしたっけ??

あ”~、色々、気になっちゃう~(笑)
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おもしろい (bleu et rouge)
2009-10-10 11:21:16
私鉄沿線呑み歩きって楽しそう。
小田急とか京王とかやってみましょうか。
意外と世田谷線も良いような気もしますし。
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Unknown (煮酒)
2009-10-10 12:46:19
鶏皮巻きギョーザと日下無双はどうでしたか?
酸度は蔵元が言うほど高くないと思うけど。
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白黒 (hirorin)
2009-10-10 13:11:17
るみこサンのモノクロがなんだか新鮮(笑)

それにしても、まっきーのいる所にタイミング良く蔵人さんがいらっしゃる♪
なんか引き寄せるものがあるんだろうね。
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Unknown (itacha)
2009-10-10 14:53:17
そんな小っちゃな盃じゃだめだろ?まっきー!
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思わず、ごっくん (三平)
2009-10-10 15:22:54
う~ん、ぼんぢりlove!

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お通し (狼亭)
2009-10-10 15:55:57
うずらの卵の煮凝りとは、珍しや
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