もうミーちゃんが飛び出して10日目を迎えた。そろそろ「ペットロスで沈んでいます」等と
言ってもおれず、そんな気持ちとも決別しなければならない時期だろう。
「どこかのお宅に保護されて可愛がられている」と無理にでも思う事にした。
それ以外には生きているというのは考えられないから、無理矢理自分に思い込ませている。
それでも今日の様に冷たそうな雨が降っていると、何処かの木の陰で震えているのではと気に
なってしまう。
それにしても飼われている小鳥が逃げ出す例は多いようだが、どこへ行くのだろうと不思議で
仕方がない。外で死んでいる姿を見たこともない。猫でもそうだがいつも不思議に思っている。
猫と犬では私に抱かれたまま息を引き取ったのが何匹かいたけれど、そのほとんどが姿を見せず
に消えるようだ。もっとも今の様に猫も犬も家の中で飼育という環境ではなかったけれど。
彼等は一体どこに行ったのだろう。
インコの例では、ずいぶん前のことだが新聞でこんな記事を見た記憶がある。
それは中央線の国立だったか国分寺だったか、駅からの広い目抜き通りの両側の街路樹に、
逃げ出したインコ達が大勢で群れを成して生活をしているという事だ。
そんな例を思い出すと、期待してしまう。茅ヶ崎にはそんな街路樹や林はないのだろうか。
昨日や今日は、海まで足を延ばして防砂林の中の道に行ってみようと思っていたのだが、
体調不良で行けなかった。残念だった。
明日にでも明後日にでも頑張って海まで行って、それで区切りを付けようと思っている。
ミーちゃんはどんなお家に保護され飼われているのだろう。