『 浜辺の白いハマユウの花が 』
遠藤 崇昭さん 撮影
今日は暑い日だった。午前中には自転車で眼科へ行った。両眼の瞳孔を開いて何時通りの
眼底の検査だが、今日は何時になく帰り道はサングラスでも眩しくて怖くて自転車に乗れなかった。
それだけ太陽光線が強かったという事だろうか。
梅雨入り前の最後の太陽のサービスだろうか。瞳孔の開いた両眼には光線がまるで何かの爆発が
起きたかの様だった。こんな強い光線も来週からしばらくはお休みか。
ところで。もうかなり古い話になってしまうが、大谷選手が会見を開いて事の顛末の説明を
したことがあった。
大谷選手を素敵だと思うのは無論だが、通訳の水原氏もずうっと大谷選手をカバーし一心同体
という感じで、二人の関係もすこぶる良好で好ましい光景だと思っていた。
一平さんは名前の語呂もいいし、とても感じの良い人物にみえた。
どう決着するのだろうと心配も含めて興味があるが、自分の心の中では何となく日本的な解決を
期待している。感謝、お礼、同情、援助と謝罪と反省の誓いなどで収まってくれれば良いのだが
と思ったりしている。
しかしあのアメリカの訴訟社会ではそうはいかない様だ。
大谷選手も水谷氏を、嘘をつき騙した、私の金を盗んだと明言した。自分の身の潔白を守るためには
それしかなかったのだろう。何とか日本的な人情に絡んだ何かいい方法はないものなのだろうか。
白黒はっきりさせる、訴訟社会の欧米の風土だからやむを得ないのだろうし、賭博常習という事になれば
それも出来ないことだろう。どうするにもあまりに金額が大き過ぎて如何ともしがたいのだろう。
大谷選手はこの事件に精神的な影響を受けているのだろうか、昨年の様にはなかなかホームランが出ないで
苦しんでいる。
一平さんも罪を償い早く立ち直ってほしいものだ。それにしても大谷選手を共犯に引き込まなくて、貴方は
良かったし偉かった。
裁判の様子などから、こんな感想を抱いているが、有罪となるようで来月には判決が出るというが、どうなるのだろう。
大谷選手がガンガン打ち出せば、そして時間は徐々にそのニュース性も関心も薄れて行くのだろう。
この間の報道だと、水原氏は裁判所に出頭して大金の引き出しも単独だったと認めたという。大谷選手は賭博には
関知していないという当局の見解だそうだ。
すると今度は、通訳氏に何もかも任せ切り頼り過ぎ、大人として少し甘すぎるのでは、ちょっとおかしいのでは
という話が出てきたという。
確かにその通りだが、日本には野球バカとか00馬鹿という言葉があって、案外好意的にみられている。
二流三流の選手でも何も知らず世間知らずの常識足らずで、大人として社会人としては一寸どうかという人が
沢山いるのをアメリカに教えてやればいい。
最も何も秀でた一芸があるわけでもないのに、何も分からず知らずで、一人前には一寸だけ足りないような
人なら私も含めて大勢いるわけだけど。
こういう人が世の中一番多くて、こういう人が一番好もしくて可愛いものなのかも知れない。こういう人達で
世の中うまく収まっているような気もする。
庶民万歳! 凡人万歳! 00馬鹿万歳!という所だろうか。