1月21日 一昨々日の夕方に、38,7度の熱が出た!
『 一昨日の夕方 』
森川 由美子さん 自宅から撮影
数日前から右腰が痛くて(いつもは左腰なのだが)前屈みで歩いていた。
そのうち右脇腹(肋骨の下辺り)がシクシクするのを感じていた。
そうしたある日、夜中にその腹が痛くて何度か目が覚めたのを覚えている。
朝起きたら直ぐにも便意を催し(便秘症の私には滅多にないことだが)
下痢をしていた。朝食後の体温は36.9度、少し高いかなと思う程度だった。
TV等を見て静かにしていたが11時には38,3度となった。あわててベッドへ。
トイレとベッドの往来の感じだった。だるいし不快感もあった。
胃腸の何か異変だろうとは思っていたが、38,7度まで上がった。
まさかとは思ったが、嗚呼いよいよ来たのか。あの感染症では下痢の症状は
聞かない。しかし不快感と熱38,5度というのは条件に当てはまるのかと思い悩んだ。
まさか何処へも、会食も飲みにも行ってないのにと心当たりがない。
今年になって、スーパーへ3回、図書館、眼科医が各1回、ピンポンも1回位で
心当たりがない。初詣には2回行ったが、まさか神様がそんなことはしないだろう。
今や、飛沫感染で空気感染もありだと言うから、何処で感染したか分かりにくいと
言うし、誰しもが空気を吸っている限り感染してもおかしくないという。
しかも年輩で体に呼吸器系や糖尿系の疾患の人は抵抗力が弱く、極めて感染しやすい。
などと聞くと、まさかとは思うが、運悪くやってしまったのかと思った。
真っ暗になって、どうしようかと思った。
こんな病気の顛末を書くのはどうかと思ったが、面白い話でもないけれど、
こんな様子だったと書くのも、万が一誰かが発熱した時には、役には立たないまでも
気休め位にはなるのではと書いているわけである。
さて夕方になっても熱は下がらない。ぐったりして気力もないし、下痢もあるので、
遠くまでは行き難くかった。しかし大きな不安と不満があったそこで茅ヶ崎徳州会へ
電話してみた。
話をすると、院内には入らず車の中でそのまま待機を指示された。
車でない場合は野外にプレハブ小屋が2棟準備されそこで待つようだ。
そこで待つこと20分、看護士が来て窓越しに問診、体温、酸素量の計測
をし、鼻からの抗原検査をする。そのままで1時間後、「陰性です」と伝えに
来てくれた。そして消化薬、解熱剤、会計伝票まで持ってきてくれた。料金は
1週間内に振り込むか、窓口への支払いするなら熱がなくなった2週間後で良い
ということだった。通常の時の、あの会計待ち、薬待ちの事を思うと却って便利だと
思った位だ。ただ院内のトイレに入れないのが辛かった。
しかし一つ大きな不満や不安があった。38や39度の熱の出る病は幾らでもあるだろう。
どうしても熱があるとコロナの疑いが中心になってしまい、院内にさえ入れないのだから、
その本来の病気が見逃されたり診察治療が遅れるということだ。
私のお腹の調子は回復していない。1日1~2回のお粥だけで専ら寝ていることにしよう。
これはこれで心配だが、熱が下がっているのが続いたら、内科へ改めて行くしかあるまい。
「発熱すると、なかなか診療元へ辿り着けず、PCRを受けるのも一苦労,
揚げ句に陽性であっても何の処置もなく自宅待機で、そのうちやがてどうなるか……」
というイメージがあって、我々を不安にしている。
どうかこんな状態だけは一日も早く打破して欲しいと熱望している。
そうでないと安心して病にもなれない。
一昨日の私は下がり掛けた熱とまだ直らぬ腹具合を抱えてほとんどベッドの中だった
1,5kg体重が減って、急にシワシワになった様な(前からかも知れないが)腕を見ながら、
溜め息をついていた。