あなたの想いはあなたそのもの

おばあちゃんの知恵袋!

荘子の言葉 

2015-11-13 19:19:44 | 日記
春秋戦国時代の中国

戦乱の中で時流に流されない
生き方を説いた荘子(そうじ)

この戦乱の時代にあって
大きく国のあり方を説くのではなく
個人の生き方を説いた書

作者は荘周

老子と共に諸子百家の中の道家の教えの一つ

内篇、外篇、雑編の3つに分かれ
現在残るのは33篇

荘子自身の文章の他に弟子たちが
後に書き継いだものを含む

荘子の書物は描写に満ちた書

時代は国が乱立し競争社会に

民衆の間には格差が生まれてきた

そうなると人々の間には不満が



そんな中に一切をあるがままに受け入れる

思想書でありながら物語としても
広く読み継がれて来た

荘子は問いかけます

人間の心はいかにして自由になれるのかと



中国に宋という小さな国がありました
この宋は日本でいう平家の落人の集落
人々は敗者の末裔として
差別を受けていたという

荘子の物語には3つの特徴が
寓言(ぐうげん) 
他事にことよせて語られた物語
重言(じゅうげん)
古人の言葉を借りて重みをつけた話
至言(しげん)
相手の出方次第で臨機応変に対応していく話


荘子は言語の限界を痛感していた

荘子の言葉
言は風波なり 言は常なし

言葉は風や波のように当てにならない
言葉は状況によって常に変わる


漆園の管理人をしていた荘周は
あらゆる学問に通じていた
その徳の高さから他国の王様の宰相として
招かれたこともあったが荘周は
そちらの国では心霊の宿った亀を絹に
くるんで祭っていると聞くが剥製として
祭られるを望んだか、それとも尻を
引きずって生きることを願ったか
どちらであろうか
私は泥の中ででも自由に生き長らえる
亀でいたいのじゃと答え貧しいながらも
自由な隠遁生活を送ったという


これから少しずつ荘子の話を
して行きたいと想います





(○´∀`○)



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何故?と考える習慣を

2015-11-13 14:56:36 | 日記
原因がわかれば
どうすればいいのかが
わかってくる

原因をただ人のせいにするのではなく
もっと問題の根本原因に目を向ける


それは言葉の問題でもある

英語やドイツ語やフランス語は
因果律つまり原因と結果で捉えて
話そうとするのに対して

日本語は時系列
起こった出来事を順番にただ述べる


そんな習慣が長い長い間、続いた


英語やドイツ語やフランス語の子供たちは
言葉をしゃべり出した頃から結果に
結びつく原因に必ず目を向ける
そんな癖が自然と育って行く

例えば男の子と犬が眠っている間に
捕まえたカエルが逃げ出すという
場面をどう話すかを比べてみると

カエルがこっそり逃げ出した
どうしてかというと男の子と犬が
眠りこけていてカエルが逃げ出す
音に気づかなかったからだ
と話す

それに対して日本の子供は
男の子と犬がベッドで眠っていた
そしてカエルがこっそり逃げ出した
と単純に時系列で話してしまう

これは子供だけではない
日本人は皆、こういう話し方になる
日本語が時系列で形作られているせい

だから日本人は時系列で起こった出来事を
捉えてて説明だけをする癖がついてしまっている

その原因について目を向けることをしない

そんな人種なのです

日本の小さな子供たちが作文を書くと
ほとんどの子供たちが時系列で出来事を
書いていき、それで作文はおしまい


それでいいのだろうか

人間はもっと考えなければならない

小さな小さな日常の出来事でも

原因と結果を常に考えれる人に



すべてを何故と考えれる人に

これからの時代は
そういう人間が生き残っていける


押し付けられた学問ではなく

何故どうしてから

はじまる学問を



日本人は賢い

そんな日本人がもっともっと

賢い人間になるために


何故どうしてを

常に考えれる人間に


子供の時から親子で

何故?を日常に

何故を普通に考えられる人間に



短かな出来事の原因を考える習慣を


そのためには周りの大人たちの声かけが
重要な役割を果たすことになる

何故?
どうして?

何故かというと
~だからよ

とかを声かけして
考えることの出来る大人に



大人たちもただ他の人のせいにするのではなく
冷静に原因と結果と対策を考える人間に


考える力は日常の生活の中で育つのです




(*⌒▽⌒*)



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