葛飾北斎 絵への情熱

葛飾北斎

江戸後期の絵師

森羅万象を描いた北斎の絵は
静止している時間の中で
躍動し動いているように


1998年アメリカの雑誌ライフに
この1000年で人々に影響を与えた
100人に北斎が日本人でただ一人選ばれた


日本の陶器を輸出する際に
その包み紙に北斎の北斎画(マンガの
ようなもの)が描かれていたことから
ヨーロッパの芸術家たちの間で北斎の
タッチが評判となりヨーロッパで
空前のジャポニズムブームがおこる

葛飾北斎の軽やかなタッチがきっかけで
写楽や広重や歌麿といった日本の
絵師たちも注目されるようになる


そんな日本ブームをヨーロッパに
巻き起こしたのは北斎の絵がきっかけ



だから今でも欧米人にとっては
葛飾北斎が日本人の中で最も有名



そして今や日本は空前の高齢化社会に

そこで再び北斎が注目されることに

北斎88才
死ぬまで現役で
絵を描き続けた

江戸時代の寿命は人生50年

そんな時代にあって90近くまで
現役で絵を描き続けた北斎


絵を描くことに常に情熱を燃やし
新しい手法の絵を描く度に名前を変えた


過去の栄光に縛られることなく
前を向いて生き続けた北斎


死ぬまで現役だった北斎の生き様は
これからの私たちにとっても
大いなる憧れの存在なのだ


死ぬまで自分のやりたいことに
妥協しなかった北斎の姿


７０才を過ぎてから後世に遺る
数々の作品を書き上げている


北斎は言った
100才を過ぎてようやく
満足のいくものが書けるだろうと

だから後もう少しだけ生かしてほしい


北斎は死ぬ間際まで
もう少しもう少し
後５年、後５年だけ
生かしてほしい
まだまだ描きたいものがあるから



この溢れるような絵に対する情熱

この消えない絵への情熱


この北斎の情熱を

私も見習いたいと想っている



(○´∀｀○)




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