小学校受験 - 左右の理解
大人でも、たまに間違ったりしませんか?
とっても疲れた日に運転をしている時など、ナビで「右折」と確認しているのに、気づいたら左折のウインカーを出して、平気で左に曲がっていたり・・・
私は、そんな時はいつも思うんです。もし、同じことを子どもがしたとしたら???きっと、瞬間湯沸かし器のようなパパ、ママは、間髪入れずに怒鳴るだろうなあって
「何やってんの 右!右でしょ なんで左になっちゃうの もー、まだわかんないの」なーんて。
私は、クラスで「左右」の学習をする時、必ず子ども達にこう言います。
「方向はね、6つあるわけよ。上でしょ、下でしょ、前でしょ、後ろでしょ。どう?もう、上、下、前、後を間違う人なんていないでしょう?」
すると、子ども達はうれしそうに・・・
「そんなの、間違うわけないよー」
と言ってくれます。そこで、続けて言うのです。
「じゃあね、あと残りは2つしかないのよねえ 残ってるのは『横』だけ。でも、横は、こっちとこっち、二つあるでしょ?「右」と「左」。すでに、あなたたちは4つも覚えちゃってて、間違わないほどしっかりわかってんだから、残りはたった2つだけでーす」
子ども達は安心します そっか、6つのうち、4つもわかってるんだもんな、残りはたった2つ。
ところが 結構お母様方は、おどろおどろしい声で言うのです。
「あー、手強いのが残ってるのよねえ みんな、なかなか覚えないし、覚えたと思ったら、またすぐに間違ったりして・・・なんでみんなこんなに左右は苦手なのかしら・・・」
などと、大きな声のひとりごとを言ったあと・・・わが子に「左と右」を教え始めます
こんなに、最初から「むずかしいぞー!」「みんな混乱して間違うぞー!」などとインプットしてしまうと、子ども達は覚える当初から構えてしまって、「左右は間違うもの、苦手なもの」という潜在意識が芽生えてしまうんですね。
そして、みなさん一様に、教える時には「これが右手 これが左手」のようにして、左右の手を使って教えるようです。親は、すっかりこれで「左右」を教え、理解させたつもりになります。
でも、考えてみてください。
本来、左右は、「右側」「左側」ということですね。中央を境に、左側、右側、というふうに呼ぶわけです。
右手は、右側にある手だから、右(側の)手、左側にある手だから、左(側の)手、ですね。そういうふうに「わかっている」のは大人、だからです
多くの子どもは、最初、右手を「右手というもの」、左手を「左手というもの」というふうに理解します。要するに、固有名詞、として、その音を聞いているのです。
ところが、親は、そんなことをわかっていな場合が多い・・・
ですから、右手左手を教えて、すっかり子どもが理解したと思いこみ、
「じゃあ、これは右?左?」
とたずねます。親は、わが子が自分の両手を少し眺めた後に、きっと正答を答えるだろう!とワクワクと待ちかまえます
でも・・・子どもは、いつまでも両手を交互にながめ・・・
小さい声で・・・不安げに・・・
「こっち・・・右(手)?あっ、違うか・・・左?・・・えっと、右?・・・・」
またまた親はカッとします 「ほらー、さっき言ったでしょう こっちが右手!こっちが左手!」・・・・
よろしですか。
最初から、右側、左側、という方向であることを理解させなければなりません。左手、右手を教えているわけではないのですからね。
右手 左手 と、手をパシパシ叩きながら教えたとしても、ちっとも伝わっていないこと・・・案外ありますよ
それに、手にある傷跡や、ほくろを見て、「左右」を覚えている、おもしろい子も少なくはありません
きちんと、右側、左側、という認識をさせていきましょう。
まどか先生の教室「幼児教室マナーズ」
小学校受験は、子どもが大きく成長するまたとないチャンスです。
知識の詰込み、繰り返す訓練、長時間の強要・・・そんな親子共に苦しい準備を「うれしくはないけれど、それが正しい準備」などと、ある意味での諦めの境地で取り組む受験準備ではなく、子ども自身の頭で考え、判断し、行動できる力「人間力」を育てる受験準備。それが、幼児教室マナーズが27年間実践し、成果をあげてきた「まどか先生メソッド」です。小学校に入学した後も、親子共にいつでも相談に帰っていける場所、それが幼児教室マナーズです
大人でも、たまに間違ったりしませんか?
とっても疲れた日に運転をしている時など、ナビで「右折」と確認しているのに、気づいたら左折のウインカーを出して、平気で左に曲がっていたり・・・
私は、そんな時はいつも思うんです。もし、同じことを子どもがしたとしたら???きっと、瞬間湯沸かし器のようなパパ、ママは、間髪入れずに怒鳴るだろうなあって
「何やってんの 右!右でしょ なんで左になっちゃうの もー、まだわかんないの」なーんて。
私は、クラスで「左右」の学習をする時、必ず子ども達にこう言います。
「方向はね、6つあるわけよ。上でしょ、下でしょ、前でしょ、後ろでしょ。どう?もう、上、下、前、後を間違う人なんていないでしょう?」
すると、子ども達はうれしそうに・・・
「そんなの、間違うわけないよー」
と言ってくれます。そこで、続けて言うのです。
「じゃあね、あと残りは2つしかないのよねえ 残ってるのは『横』だけ。でも、横は、こっちとこっち、二つあるでしょ?「右」と「左」。すでに、あなたたちは4つも覚えちゃってて、間違わないほどしっかりわかってんだから、残りはたった2つだけでーす」
子ども達は安心します そっか、6つのうち、4つもわかってるんだもんな、残りはたった2つ。
ところが 結構お母様方は、おどろおどろしい声で言うのです。
「あー、手強いのが残ってるのよねえ みんな、なかなか覚えないし、覚えたと思ったら、またすぐに間違ったりして・・・なんでみんなこんなに左右は苦手なのかしら・・・」
などと、大きな声のひとりごとを言ったあと・・・わが子に「左と右」を教え始めます
こんなに、最初から「むずかしいぞー!」「みんな混乱して間違うぞー!」などとインプットしてしまうと、子ども達は覚える当初から構えてしまって、「左右は間違うもの、苦手なもの」という潜在意識が芽生えてしまうんですね。
そして、みなさん一様に、教える時には「これが右手 これが左手」のようにして、左右の手を使って教えるようです。親は、すっかりこれで「左右」を教え、理解させたつもりになります。
でも、考えてみてください。
本来、左右は、「右側」「左側」ということですね。中央を境に、左側、右側、というふうに呼ぶわけです。
右手は、右側にある手だから、右(側の)手、左側にある手だから、左(側の)手、ですね。そういうふうに「わかっている」のは大人、だからです
多くの子どもは、最初、右手を「右手というもの」、左手を「左手というもの」というふうに理解します。要するに、固有名詞、として、その音を聞いているのです。
ところが、親は、そんなことをわかっていな場合が多い・・・
ですから、右手左手を教えて、すっかり子どもが理解したと思いこみ、
「じゃあ、これは右?左?」
とたずねます。親は、わが子が自分の両手を少し眺めた後に、きっと正答を答えるだろう!とワクワクと待ちかまえます
でも・・・子どもは、いつまでも両手を交互にながめ・・・
小さい声で・・・不安げに・・・
「こっち・・・右(手)?あっ、違うか・・・左?・・・えっと、右?・・・・」
またまた親はカッとします 「ほらー、さっき言ったでしょう こっちが右手!こっちが左手!」・・・・
よろしですか。
最初から、右側、左側、という方向であることを理解させなければなりません。左手、右手を教えているわけではないのですからね。
右手 左手 と、手をパシパシ叩きながら教えたとしても、ちっとも伝わっていないこと・・・案外ありますよ
それに、手にある傷跡や、ほくろを見て、「左右」を覚えている、おもしろい子も少なくはありません
きちんと、右側、左側、という認識をさせていきましょう。
まどか先生の教室「幼児教室マナーズ」
小学校受験は、子どもが大きく成長するまたとないチャンスです。
知識の詰込み、繰り返す訓練、長時間の強要・・・そんな親子共に苦しい準備を「うれしくはないけれど、それが正しい準備」などと、ある意味での諦めの境地で取り組む受験準備ではなく、子ども自身の頭で考え、判断し、行動できる力「人間力」を育てる受験準備。それが、幼児教室マナーズが27年間実践し、成果をあげてきた「まどか先生メソッド」です。小学校に入学した後も、親子共にいつでも相談に帰っていける場所、それが幼児教室マナーズです