WIND BENEATH MY WINGS

震災後、私たちの暮らしの「あるべき姿」を考え中。持続可能で幸せな暮らしを一緒に考えていきませんか?

幸せのものさし

2010-06-10 22:55:26 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
今日、上司と面談をしながら、
「俺いま幸せでさ~」
「私も幸せなんですよね」
と超能天気な会話を交わしていました。

面談というのは評価の面談です。

自他共に認める窓際社員の私ですから、
本来ならば
「もっと頑張れ!しっかりしろ~!」
と叱られるところなんですが、
こういうときはいつも、お喋りになってしまいます。
休んでいる同僚の心配とか
「●●さんっていい人だよね~」
みたいな話とか。
(なぜか悪口にはほとんどならない)
趣味の話とか、読書感想とか、
私たちの独自の(?)人生哲学について
語り合うことになります。

上司も管理職ですから、
悩み事はたくさんある筈なんですが、
不思議なことに、超明るい。

そして本気で「自分は幸せだ」と思っているようです。
確かに友達たくさん、趣味をエンジョイ、
家族を大切にし、健康で、周囲に感謝をしている姿は、
「幸せだ」という言葉がぴったりです。

私もとなりの席なので、影響を受けてしまったのか、
いまではすっかり「私は幸せだ」と思っています。
周囲に感謝もしています。
影響を受けて良かったわん。

結局のところ、
「幸せのものさしは自分が決めるもの」
なんですよね。

竹内まりやさんの名曲「幸せのものさし」と「人生の扉
を上司と頑張る50代のみなさまに捧げたいです。

それにしても、竹内まりやさんは、美しいです。

あんなに素敵な言葉を紡ぎだせる内面の豊かさが、
この美しさをつくりだしているに違いない。

おそらく竹内まりやさん自身が、
自分の「幸せのものさし」をしっかり持っているのでしょう。

Expressions (通常盤)

ワーナーミュージック・ジャパン

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長男、日光へ~特別支援学級に転校その後

2010-06-10 22:24:37 | 明るく発達障害の子どもを育てる
構想、半年。
準備期間一ヶ月。

昨日、品川区の特別支援学級の一大イベント、
日光校外学習に長男が出発しました~!

品川区の特別支援学級の三年生以上の生徒が
みんなで日光にいくというだけなのですが、
校長先生も一緒、説明会で日光学習帳という
ハンドブックを貰い、それに基づき、
綿密なる準備を行います。

言われた通り準備したら、あまりの用意周到ぶりに
バックパッカーならば、
一生暮らして行けそうな荷物になりました。

荷物、ではなく長男は、明日戻ります~。

冗談はさておき、はじめての校外学習で、
長男な何を学ぶのでしょう。
何かしら持ち帰ってほしいと母は願います。

それにしても、長男のことだから、
一日目に、家に帰らなくてはじめて、
「泊まりなんだ」と気づいたりして。

余談ですが、
前の学校で、長男の転校が発表され、
みんなが「えーーーー!」と驚く中、
いちばん激しく「えーーーー!」
と驚いていたのは、長男でした。
(^^;

ゴーヤの勝ち!

2010-06-10 22:11:23 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
今年はキュウリをゴーヤがぶっちぎっています。

朝観察すると伸びている『達磨さんが転んだ!』状態。

●これからやる人にワンポイント

プランターはでっかいほど良い。

土にはちょっとこだわろう。

ポット苗を植えるときそのまま、スポッと植える。根を痛めないようにね~。

「共に勝つ」世の中だとわからない人もいる。売られた喧嘩は買うじゃけん

2010-06-10 07:53:03 | 私らしく生きる。気づきと学び
大人のケンカ必勝法―論争・心理戦に絶対負けないテクニック (PHP文庫)
和田 秀樹
PHP研究所

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この本は棚の奥の奥にしまっています。

なぜならば、
「共に勝つ」
「成果はみんなで共有する」
と決めた人間には、
そう考えている仲間に囲まれた私には、
ふだん、この本はほとんど必要がないからです。

「共に勝つことが良い」
「他利をはかるのが賢く正しい」
「協力しあえる人間が優秀」
とされる今の世の中では、
この本が描く闘いは、古臭く、
滑稽にすら感じられます。

実際、人を攻撃する人、
何かを横取りする人は
非常に少なくなりました。

私の周りの人たちなんて、
「成果?手柄?そんなもんいらない持って行って~」
とふだん軽やかにといいます。
「良い仕事ができればそれでいいの」と。
そんな仲間たちを愛してやみません。
そして、私も彼女たちと同感です。

手柄、評価、そんなもんいらん。
欲しい人もっていけ~。
良い仲間に囲まれて
良い仕事ができればそれで、
いいんじゃん!

しかし、そういう人間を、
潰そうという人がいる。
陰で足を引っ張り、
弱っているときに攻撃をする人がいる。

これは困るのだ。
だって、
「潰されたら仕事ができない!」
というわけで、、
ときどき、私は猛獣に戻って
この本の出番がやってきます。


**** 私が猛獣になった話 *****

ある時期、私の人生は「戦争」でした。

家庭裁判所に行くたびだった戦争は、
いつしか日常生活そのものになりました。

尾行がつき、残業が多い、と責められる、
息子の先天性の障害を母親のせいと言われる、
(どんなこともすべて私の過失とされ、
母親失格だと言われる。
悲しさのあまり、反論できないでいると
認めたことになってしまう。

言い返すことを躊躇する私が、弁護士の先生に
「こんなの闘いみたいじゃないですか、嫌です」
と言ったら、
「これはまぎれもなく、闘いです。
負けたら、息子さんを失います。勝つしかないんです。」
と言われ、私は戦い抜く決意を固めました。
そして、勝ちました。

それ以来、私は、自分や自分の大切な人を、
奪おうとする人、壊そうとする人、
潰そうとする人とは、常に全力で戦ってきました。

時には手段を選ばないことすらある私を
夫は猛獣をみるような眼でみていました。
実際、大切なものを守るとき、私は猛獣になります。

やがて、
「殺さなければ殺される」
ようなことは、私の周りでは終わりました。

そして終戦処理をしながら
「憎しみからは何も生まれない」
ことを私は学びました。
そして、できる限り闘いは回避して
生きるようになりました。

この本は、当時読んだあらゆる「闘いの書」の名残。
一番常識的なので手元に残りました。
(他のノウハウは、まさに手段を選ばないもの
だったので流石に封じ手としました)

それでも変わらないことがあります。
私は大切なものを守るためには猛獣になるところです。

メスの母親ですから、本能ですかね。

******

さて、本書は気鋭の精神科医が、
論争に「絶対負けない方法」を伝授した本です。

私はこの本で、大人の闘いとは、
静かにやるもの、そして長期戦だと学びました。

大人の闘いは、声の大きさでも腕力でもなく、
情報の収集能力、問題解決力、論理性、知識、
何よりも倫理観、冷静さが、その勝敗をわけます。

どんなに声が大きくても、
腕力があっても、
表面的にペラペラと口が上手くても、
法の下、
会社のコンプライアンスの下、
人間がすべてが持つ倫理観の下では、
間違った人間は「最後には」負けます。


でも、本当は闘わないことが理想です。
「共に勝つ」「成果はみんなで共有」が理想です。

なぜ、苛める?
なぜ、人を攻撃する?

それをやることは、
無能さや弱さ、自信のなさのあらわれなのに。
そういう行動は、もっとも軽蔑され、
自分を貶め、公私ともに堕ちていく原因になるのに。

そして、今の時代「協力しあえない人間」は、
組織には不要。
派遣社員を次から次へと苛めて辞めさせてしまう人間を
果たして会社は必要とするだろうか?


さて、メスの猛獣は、ジャングルに行きます。
よく観察し、よく話を聴き、冷静にふるまおう。
しかし、万が一、攻撃をしかけてきたら、
弱い者苛めが続くなら、
「静かな」猛獣になろう。

お祈り

2010-06-10 03:01:57 | 私らしく生きる。気づきと学び
お金でも権力でもなく
本当の実力をつけて、
もっと強くなって、
仲間や後輩たちが
辛い思いをしなくなりますように。

今の辛さに負けないで、
よくしなる樹木のように、
光福寺のイチョウのように、
長い年月の積み重ねで成長していけますように。

『協力』『助け合い』『思いやり』などの
人間の美しい点が、
歪められることがありませんように。

何より私自身が、
怒りや悲しみで、我を失うことなく、
公平で正直で倫理的に正しく、
冷静に行動できますように。