「原発に替わる代替案は何か」という議論がよくあります。
この問いに対して、ダグラス・ラミス氏が
「それは原発をもたないことである」
と答えていて、非常に興味深いです。
●ナマケモノ倶楽部
http://www.voluntary.jp/weblog/myblog/275/1945835#1945835
ダグラス・ラミスさんがもう10年以上前に
スチューデント・タイムズのコラムに書いた文章
を辻信一氏が訳しておられます。
※※引用※※※
「核エネルギーに反対するには、まず代替案を示すべきだ」
という意見は、
「核エネルギーの“必要性”を前提にしている。
でも、ちょっと待ってほしい。もし本当に“必要”なら、
どうやって人間はそれなしに長く生きてこられたのだろう?
実は、もっとエネルギーが“必要”だというのは、
もっと贅沢が“必要”だ、ということなのである。
誤解してほしくないのだが、ぼくだって贅沢は大好きだ。
ただ、原発事故で死ぬよりは、
自販機なしに生きている方がいい、
と思うだけだ。
本当の問いは、原発を廃止するか、存続するか、ではない。
いずれ必ず、廃止するしかないのだから。
問題は、最悪の事態が起こる前に止めるか、後に止めるか、だ。
原子力の代替案とは、そういうことなのである。
(『ダグラス・ラミスの英語読本』(筑摩書房、2000年)所収、
「Nuclear Alternatives」、訳者・辻信一)
※※※
私自身は「贅沢」って何か、
もう、あまりわからないのですが・・(笑)
エスカレーターも、自動ドアも個人的にはいりません。
ネオンサインもいりません。
自動販売機の消灯は問題ないですし、
数が減っても大丈夫です。
そして、多少電気代が高くなっても、
再生可能エネルギーを使いたいです。
みなさんは、どう思いますか?
この問いに対して、ダグラス・ラミス氏が
「それは原発をもたないことである」
と答えていて、非常に興味深いです。
●ナマケモノ倶楽部
http://www.voluntary.jp/weblog/myblog/275/1945835#1945835
ダグラス・ラミスさんがもう10年以上前に
スチューデント・タイムズのコラムに書いた文章
を辻信一氏が訳しておられます。
※※引用※※※
「核エネルギーに反対するには、まず代替案を示すべきだ」
という意見は、
「核エネルギーの“必要性”を前提にしている。
でも、ちょっと待ってほしい。もし本当に“必要”なら、
どうやって人間はそれなしに長く生きてこられたのだろう?
実は、もっとエネルギーが“必要”だというのは、
もっと贅沢が“必要”だ、ということなのである。
誤解してほしくないのだが、ぼくだって贅沢は大好きだ。
ただ、原発事故で死ぬよりは、
自販機なしに生きている方がいい、
と思うだけだ。
本当の問いは、原発を廃止するか、存続するか、ではない。
いずれ必ず、廃止するしかないのだから。
問題は、最悪の事態が起こる前に止めるか、後に止めるか、だ。
原子力の代替案とは、そういうことなのである。
(『ダグラス・ラミスの英語読本』(筑摩書房、2000年)所収、
「Nuclear Alternatives」、訳者・辻信一)
※※※
私自身は「贅沢」って何か、
もう、あまりわからないのですが・・(笑)
エスカレーターも、自動ドアも個人的にはいりません。
ネオンサインもいりません。
自動販売機の消灯は問題ないですし、
数が減っても大丈夫です。
そして、多少電気代が高くなっても、
再生可能エネルギーを使いたいです。
みなさんは、どう思いますか?
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