今朝2時。ドンという音で駆けつけると、母がトイレの前で転倒していた。起こそうとしても全く足がたたないので、力任せに引き上げ、危うく自分がぎっくり腰になりそうになる。
ようやくベッドまで連れていったものの、30分もしないうちにまたトイレに行き、時間を間違えて起きようとするので、まだ夜中だと伝え、再度ベッドに。
しかし、今度は自分の目が冴えてしまい、一睡もできず朝を迎える。
午前中は、母の受診付き添いをして午後から勤務。
朝から晩まで山のような家事と介護に追われているというのに、自分のことで精一杯の母は、全く周囲への気遣いなし。
あまりの身勝手な言動に、さすがに怒り心頭。しばらくは、口もききたくなかった。
(`・ω・´)
ところで先日テレビで放映されていたこのドキュメンタリー作品。
認知症になったお母さん、何もかもが霧の中で、どんどん居場所がなくなっていく恐怖がどれほどのものなのか。
それに日々向き合う高齢のお父さんや娘さんの戸惑いが丁寧に、ありのままに描かれていた。
歳をとるということがどういうものなのか、痛みとともに、自分のこととして感じられる作品だった。
この作品をみながら、そう理解したつもりなのに、実際の自分はなかなか理想通りにはいかないのだ。
修行が足りないな・・・。
(´Д`)