ぼちぼち日記

シニアの暮らし方や思い、猫たちのことなどをマイペースで記録しています。

みんなで生きる。

2020-02-19 19:41:28 | 少しまじめな話


施設の空き地にこの穴。アナグマがあけたものだからと、管理者が罠をしかけたところ、数日後その箱に入って出られなくなっていた。
地元の猟友会に連絡して、アナグマは処分されてしまった。
施設は広い敷地をもっており、アナグマが住んでいたのは、誰も接触することのない場所だったのに。
もし何か病気をもっていて利用者に感染したら大変だから、と。
アナグマには家族がいたかもしれない。田舎だから餌は自然に沢山ある。
そのまま放っておくことはできなかったのだろうか。

今日、とあるお宅の玄関で(そこは神社)、猫と狸が気もちよさそうに日向ぼっこしている姿に遭遇した。
私が近づくと、狸は少し気弱な表情をみせて裏の日陰に静かに移動していった。
優しそうで、何だか犬みたいな顔。
猫と狸が一緒に過ごすところをはじめて見たけれど、あまりにも平和な光景だった。
鳥も虫も、地球上のすべての生き物に生きる権利はある。蠅でさえも。
この土地はニンゲンだけのものではなく、みんなのものなんだよ。
生命の一番てっぺんにいるのは自分たちという傲慢な態度。
時々ニンゲンである自分がものすごく恥ずかしくなるときがある。ごめんね・・・。

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