ぼちぼち日記

シニアの暮らし方や思い、猫たちのことなどをマイペースで記録しています。

はてしなく・・・。

2020-08-07 21:19:16 | 暮らし


あまり自販機のジュースは買わないけど、今日はとても喉が渇いていたので、目にとまったこれを購入。(^_^)
最近頑張って売り上げを伸ばしているサンガリア。
細かくカットされたナタデココが沢山入っていてとても美味しかった。


デンマークからの乳酸菌で自社発酵、など、缶の表面に色々文字が並んでいるのだけど、何せ260gの小缶。書ききれないくらいの思いが詰まっているのかな?
一番下のほうぎりぎりに、はてしなく自然飲料を追及するサンガリアの囲み文字。



この、はてしなく・・・に気概を感じるな(笑)。
また買います。(^_^)
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「となりのセレブたち」  著者:篠田節子

2020-08-07 14:58:34 | 
親に立派なまま年老いられたら、次世代は成長することができない。かつて彼らを包み、慈しみ育てたものたちは、老いることでゆっくり、若い世代に別れを告げていく。
子供世代は、自らの親の壊れていく人格に衝撃を受けながら、緩慢な死をそこに見る。多くの葛藤の揚げ句、その人格的死を受け入れて、今、自分の過ごしている時間の輝かしさを知る。
老人という人格も、世代交代に際して、それなりに意味があったのだ、と堀は気づき始めている。
壊れ、うとまれ、無数のストレスと失望と、ときには絶望さえ子供たちに味わわせることで、彼らは、人に寿命があることを知らせ、日常生活と死が連続したものであることを認識させていたのだ。
その心臓が止まったとき、見送った家族に純然たる悲嘆ではなく、ようやく終わったという開放感がもたらされるからこそ、次の世代が再生していく余地が残される。
立派な老親などいらない。老いと死の実相を見せつけ、若さや人生のはかなさ、万物は一所に留まらず移り変わっていくことを教えるのが、老親の役目だと堀は気づいた

今日は仕事を休んで母の受診に。心臓のカテーテル手術半年後の検査。結果は良好であった。
いくつかの短編の中で、この作品が一番心にのこった。
ものわかりのよくないおばあさんになったほうが、子どもたちは悲しみ少なく、開放感とともにお別れできるのかもしれないな・・・・。
一人しみじみ考える。
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「ヒロシマ 消えた家族 」 著者:指田 和  写真:鈴木六郎

2020-08-06 22:41:29 | 
写真の女の子のあまりの可愛らしさに、つい手にとった本。
この女の子の家族は、床屋さんを営む両親とお兄ちゃん、妹、生まれて間もない弟そして子犬と猫だった。


お父さんの鈴木六郎さんは、子煩悩で写真が大好きで、子どもたち一人ひとりにアルバムを作り、日常の家族のスナップを撮るのを楽しみにしているような人だった。


でも、この写真の家族は、原爆で全滅した。
著者がある展示会場でお父さんの写真の存在を知り、生き残った親戚から丁寧に聞き取りを重ねてこの本が出来たのだ。



こんなに天真爛漫な子どもたちが苦しみながら亡くなっていったなんて・・・・。
たった一人息のあったお母さんも、家族全員が亡くなったことを知った日、自ら井戸に身を投げたのだそうだ。


明日も明後日も家族の生活はずっと続くと思っていたのに、突然未来を奪われてしまった人たちの無念を想う。
同じ過ちを決して繰り返してはいけないと、この子どもたちが伝えている。



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今週の名言

2020-08-03 05:39:25 | ことば


伝えるのではなく、語り合い、話し合うのです。
伝達するということは、常に何かを押し付けることです。
しかし会話の中では、押し付けられるものは何もない。
―ジョン・ケージ―

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癒しのBGM

2020-08-02 15:52:51 | 家族
最近切り絵ばかりしている。
次女からもらったタブレットで、BGMを聴きながら作業するととても快適。
今日はカフェミュージックを検索して、これを聴いているのだけど、映像がとても良かった。
写真ではよく分からないと思うけど、コーヒーからずっと湯気が立っていて。



コロナで、こんな風にゆったり過ごす時間もなくなったけど、長女から送ってもらったコーヒーを淹れたら、もう家がカフェみたいだ。
それもこれも、娘からタブレットをもらったおかげ。
二人の娘たち、ほんとにありがとうね。
母は幸せだ。
(*´Д`)
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