「俺はモンの奴隷や」と、父さんがぼやきます。
母さんは「あちゃあ、執事から下僕になって、ついに奴隷になったんや」と、笑っています。
あたちは、5時に父さんを起こしにいくんです。
鳴いても起きない時には、顔をスリスリします。これやると絶対に起きてくれるでちよ。
そしてご飯をもらって外に出してもらいます。
母さんは、全く気づかないそうでち。
あたちは、父さんが大好きになってきました。
今夜も、寝くじを言ってたら和室でテレビを見ていた父さんが「ここで寝れ」と、言ったのでその通りに言うことをきいたでちよ。
ね、父さんのこと奴隷なんて思っていませんよ。
父さんとあたちってよいコンビなんでちよ。