豊田真大のVOICE OF JOKER

僕たちはひとりではない

ホットロード

2014-08-25 06:42:23 | 日記
・初めての方は、こちらもどうぞ!→『ようきてな』
・豊田真大の自伝『超個人的疑問』はこちらです。
・嫁の『ダラックマのブログ』も良ければ一緒にお読みください。



おはようございます。

行為者であるという認識を捨て、強き心を復元させる皆様!


本日は4時ごろに起床しました豊田です。

座禅1時間は無事に終えることができました。

煙草とコーヒーを味わいながら『バガヴァットギーター』を黙読&朗読してからブログの更新をしています。


さて昨日は嫁様と『ホットロード』という映画を鑑賞してきました。

何やら好きな俳優が出るらしく興奮している嫁様。



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ポップコーンとアイスコーヒーを持って超久しぶりのスクリーンを楽しんだ。

感情のドラマ。

能年玲奈さんが出ていたのでウィキペディアで調べたら、僕と誕生日同じではないですか!

嬉しかったので嫁様に言ったら「知ってるよ」と冷たい返事。


映画は家族愛と恋愛の絡まったお話でしたが、まあ、見ていたら面白い。

人間は愛情によって支えられて成長するのですが、この青春期に、自己の内に生まれてくる渇愛は、自己愛は、実は純粋性への希求なのです。

映画の中で「きれいな奴って強いよな」という台詞がありましたが、その純粋性が発揮できないことに対する苦しみが葛藤となって対立や、戦争を起こすのですね。


結局、この希求は、真我への希求に繋がっていく。

まあ映画では、そのような描かれ方はもちろんされていませんよw

普通に恋愛と家族愛と青春の葛藤、生きることの意味などを問い直すような作品だったと思います。


この映画を見ていて、僕は、自分の人生が、凄まじく苦しいもんだったのだなと思ったwwww

人生のほうがドラマチックだとはよく言われますが、ホントにそうだと思いますよ。

マジに奇蹟だって起こりますからね(爆笑)


見終わった後は余韻に浸って「いい映画だったなあ」と感動しました。

うん。

深い部分の感情がでている!

この深みにある過去の痛みは、無知によって生じているのだ。


生きることへの問いは、皆が共通してもっている疑問である。

このような問いへの共感を生むことが、穢れを払う効果があるのかもしれない。

しかし日常を超える世界は映画の中だけにあるのではない。


映画館の中で映し出された映像は日常生活で味わう生活での葛藤と別にあるのではない。

他にも小説や音楽や宗教やダンスや、その他諸々の感情ドラマを表現する芸術の役割は、思考によっては捉えきれない、微妙な知識を伝えることにある。

しかし、これは、その枠から社会に出なければならないのである。


実際に生きている今、非日常を顕現化させるのも感情中枢の働きである。

眠っていて反応的に生きている世界から、目覚めて臨機応変に対応しなければならない世界へと次元を跨ぐのだ。

ここが、一番重要なことである。

映画館を出たら、また映画館なのである。

古い習慣が眠りをいざなうのを避けて、純粋性が独特のユニークな印象を消化する、正に生きている人生を、取り戻すのだ。


神や真我、魂や仏が、霊が、日常生活を離れてあるのではないのである。

想像や妄想の仮想現実でだけ開花するものではないのである。

今、ここで生ききることで、正に、リアルに魂と空との一体性を実現できるのだ。

このリアルな毎日の中でのことである。

小説や映画と、また宗教や劇画と、区切られた空間と全体性との調和を見抜かなければ、芸術に意味なんかないではないか。


と、思う一日でありました、苦笑

まあ映画と現実は違うのは当たり前の話ですよ。

ただ、この感情の波を現実と映画で区切るのはアホらしいのですよ。

せっかく開放へ向かっている心を常識で閉じるのはね。

感情の波が、純粋性へ、神へと人間を運んでいくのだから……。