旅の途中で

絵のこと音楽のこと本のことetc・・・趣味全開でスケッチスケッチ!

無言館

2005年08月27日 21時23分01秒 | アート
京都文化博物館で開催されている、「無言館 遺された絵画展」に行ってきた。
無言館とは長野県にある美術館のことなんだけど、ここには第二次大戦に命を取られた、画家志望の若者達の絵が展示されている。
今回、京都文化博物館に、この無言館から何点かの絵画や彫刻が出展されてきたのだ。

ここに飾られている絵の作家達はプロではない。将来画家になることを夢見て、毎日絵と向き合ってきた画家の卵達だ。
上手い人もいるけれど、正直言って大半は今まさに勉強中といった絵が多い。しかし、彼らの絵は上手い人もそうでもない人も、皆等しく誠実さにあふれていた。
本当に絵が好きなんだ、絵を尊敬しているんだ。ということが、油絵からも日本画からも彫刻からもスケッチからさえも、ひしひしと伝わってくる。

私は今まで想像したことがあるだろうか。
子供の頃から画家になることを夢見ていた、自由な青年のもとに、ある日突然一枚の紙が来て、強制的に戦場に連れて行かれる。
そして突然命を終わりにされてしまう・・・
そんな状況に置かれる自分を、想像したことがあるだろうか・・・

21世紀になっても、世界中で戦争が起こり、同じように前途有望な若者達が亡くなっている。状況はなにも変わっていない。
他人の不幸と比べて自分を幸福だと思うのは嫌だけれど、今の、好きなことをできる自分は確かに恵まれていると、嫌でも思い知らされる。

別に、彼らのためにも絵を描いていかないといけない。とは思わない。が、これから先、何かにつけて私は彼らのことを思い出すんだろう。

明日が最終日ということもあって、かなり会場は混んでいた。
だけど、ほとんどはお年寄りばかりで、若い人はあまり見かけなかった。
絵を見ながら、ご自分の若い頃と重ね合わせて涙ぐんでいるお客さん達を見ながら、本当は若い人達にももっと見に来てほしいんだけどな。と思わずにはいられなかった。


G10DVD 5日目~

2005年08月27日 12時54分20秒 | GOS(文・絵)
今日はDisc2についてつらつらと・・・

後半1曲目の前にしばらくバンドさんタイム。
ギターがわわ~んと響いて、真っ暗な会場に徐々にライトが ともりだす。一瞬シンとなった後に「熱帯夜」のイントロ~! さっそうと舞台に現れた姿は、ピンクスーツ!
度肝を抜かれたけどなかなか変じゃない(笑)金ジャケットよりは良し。

ライブの時は気づかなかったんだけど、DVDで見るとなぜかリードじゃ ない安岡さんがステージの中央で一人目立っている(笑)安岡ショー みたいだよ。
熱帯夜の演出で、炎がボンボン飛び出るんだけど、これライブの時は 結構熱かった!特にバックステージで見た時は、ステージに近かったから 余計熱かった・・・でも格好いい演出だ!

間奏の時の、ストリップショーのようなダンス。DVDで見るとそんなに おおげさでもなかった。結構そのまま見れる(笑)ライブの時の方が 照れて直視できなかった(^^)

「シークレット」
♪このまま!朝まで~♪と、CDには入っていない前振りで、5人が客席に向かって一歩ずつ近づいてくる動きが好きだ~。
この歌についている腕の振りを覚えたいんだけど、画面がぱっぱか変わるから、よくわからん(笑)

「GOD BRESS YOU」
はい、かわいいの一言につきます。腕をふりふりカニ歩きが・・・(笑)

「カレンダー」
パーンッ!と、ステージから客席に向かって銀色テープが発射される瞬間が、すごく綺麗だ~!私もしっかりゲットした。ラブマシーンの金色テープもゲットした。
こういう演出はアリーナだな~と、うれしくなる(^^)
今度は風船とかばらまいてみない?

「ラブマシーン」
これは何回見ても笑える・・・なんだこのCG~!(笑)やっぱりあれかな、歌詞飛ばしたり間違ったり、いろいろ散々だったから、ごまかすためにSFもどきにしたのかな。ま、電流が流れたり地面が揺れたりするくらいは許す。でも空を飛ぶのはどうだろう(笑)
最後にこそっとビームを発射してリーダーを撃つところは好き(笑)
でも本当言うと、4人のロボットダンスももっと入れてほしかったなー。

怒涛のラブマシーンが終わった後で、なんでもなかったような顔して歌いだす「新しい世界」とのギャップが(笑)

本編が終わったあとのアンコール。舞台で一人二役をして小芝居をする村上さんがすごい。すごい度胸だなぁ。さすが・・・
で、そのまま「FIVE KEYS」になだれ込む。
この曲が始まって何がうれしかったかって、最後のヘドバン!につきる~。
前から、この曲の時はヘドバンするというのは聞いてて、ぜひ見たかったんだよねー
(^^)
ライブの時は思わず一緒に頭振っちゃった(笑)DVDで見ると、みんなめちゃ激しく振っててびっくり。くらくらしそうだ。

そして、最後の最後の曲「いろは」
この曲は、初めてゴスのイメージをぶっ壊してくれた歌だった。
初めて買ったアルバムは「ラブ・ノーツ」だったので、まだ綺麗な歌を歌うグループっていうイメージだったんだけど、2枚目に買ったのが「アカペラ」。その1曲目に入っていたのがこの「いろは」だった。
びっくりしたなー。アカペラのイメージを見事に壊してくれた。思い出深い曲だ。

そして終了~~。無音でエンドロールが流れて、はいお疲れ様~~(^^)