旅の途中で

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推理小説

2005年09月21日 22時46分05秒 | 
推理小説大好きな私。
宮部みゆきさんの文庫になっている本は全部読んだし(・・・ハズ!)、渋いところで松本清張とか、外国ものならアガサ・クリスティもはまってかなり読んだし、めずらしいところでは、SFの巨匠アイザック・アシモフの推理物も読み漁った(物に よっては宇宙で繰り広げられる推理物なんかあって、おもしろい!当然トリックも SFだし(笑))。

で、誰か他におもしろそうな作家がいないかなぁと思ってたところで、東野圭吾に出 会った。
何をいまさらと言われそうなくらい有名な作家だけど(^^;。私も名前は知ってたけど、本を読んだことが一度もなかった。

そこで図書館で借りてきたのが「名探偵の掟」主人公の探偵と脇役の警部の2人が、 いろんなパターンの犯罪事件を解決していく短編集だ。
でもこれ、普通の推理物じゃない。世に出回っている推理物を茶化したり、トリックの矛盾点を突いたり、ワンパターンっぷりを暴いたりする。

実はなぜこの人を読んでみようと思ったかというと、宮部みゆきさんが絶賛していたから(笑)。もう一冊「11文字の殺人」という本も読んだんだけど(こっちはシリアス)、確かにおもしろい。

きっと、推理物を茶化した本を書いてるからには、他の作品もつっこむ余地のない完璧な作品なんだろうな~~(←意地悪~)