旅の途中で

絵のこと音楽のこと本のことetc・・・趣味全開でスケッチスケッチ!

フットルース

2005年08月21日 19時46分09秒 | 映画
てけてけちゃんと「フットルース」上映会をした!

「フットルース」と言えば、あの有名な音楽くらいしか思い浮かばなかったんだけど、ケビン・ベーコンが主演していると知って、すごく興味が湧いてきた。
ケビンといえば、ちょっとだるそうな目と上を向いた鼻が生意気な雰囲気で、結構お気に入りの役者だ。
最近では汚れ役もこなす名わき役だけど、昔はこんな青春映画で主演をしてたんだー!とびっくりだった。

舞台はアメリカの田舎。厳格な牧師がしきっている超保守的な町に、ケビン扮する主人公が都会からやってくる。
なんとこの町は、お酒もダンスも音楽(ロック系)も禁止。当然若者たちはエネルギーを持て余していた。
主人公はそんな町と大人達に反発して、ダンスパーティを教会で(!)開くべく奔走する。

ストーリー自体は、まぁありがちといえばありがちなんだけど、登場人物達がみんな魅力的なのと、ストーリーに絡んで流れてくる音楽がすごい!

まず登場人物は、ケビン演じる、売られた喧嘩は買うが、基本的に冷静で常識のある主人公(薬にも絶対手を出さない)と、そんな主人公に惹かれる破滅的な性格のヒロイン。
憎まれ口をたたきながらも応援するバイト先の上司や、ダンスのまったくできない気のいい親友。
一応憎まれ役の牧師も、心に傷を負った不器用な憎めない人物だ。
それぞれ丁寧に描かれていて説得力もあると思った。

音楽も、主題歌の他にも「ああー!これ聞いたことある」って叫んでしまう曲がどんどん流れる。
「これスクール・ウォーズだよね」「これは不良少女と呼ばれてに使われてたよ」と、なつかしのドラマの名前が出てくる(笑)
実はこの映画って、当時すごく話題になったりしてたんだろうか。と今更ながらに感心した。

それにしてもケビンがあんなに踊れるなんてびっくりだわ。
そしてあの小生意気な顔にやっぱり視線が釘付けになってしまう。(^^*

あ、そうそうこの映画のラストは私たちは知らない。
なぜなら録画が最後の方切れていたから・・・がーん・・・
私の馬鹿馬鹿!(←私が録画した。ごめんねてけてけちゃん・・・)


ちなみに私がケビンに惚れた!のは、「トレマーズ」にて。地中から襲ってくる正体不明の怪物と戦う主人公役だったんだけど、一見あんまし善良そうに見えない顔で、一生懸命ヒロインその他の人々を守りながら怪物と戦う姿は、とっても格好良かったよ!
・・・そうか、このギャップがいいのか!(笑)

絵はフットルースのDVDパッケージより


 時々 

あ、好き・・・

2005年08月19日 23時12分43秒 | 音楽
今日、CD屋の前を通ったら中古CDをめちゃ格安で大放出していた。
ゴスのむかーしのシングルなんて置いてないかなと思ったら、やっぱり置いてなかった・・・「新大阪」が何枚かあって、50円で売ってたよ・・・

で、スピッツのアルバム「隼」とサザンオールスターズのアルバム「WORLD HITS!?~」とスガシカオの「SMILE」を買った。
スピッツとサザンはよく知ってるけど、スガシカオって今までまともに聞いたことがなかったんだよね。

で、帰って早速聞いてみたんだけど・・・「あら、これは、い、いいんじゃない?!」と一曲目の歌いだしからなんか心に響くものがあった。
ちょっと高くてかすれたような声が、激しく私の好みだったかも(^^)
すでに繰り返し聞いている・・・他のCDも探しに行こうかな。


ところでところで、月曜日の「いいとも」にゴスの村上さんが呼ばれたそうな。ああー、久しぶりに動く姿が見れるんだー。5分の1だけどさ~~。
オフの間もそれぞれイベントに出たりして、個人活動は結構激しいけど、全部行けないのばっかりなんだもんね。これは月曜日のビデオ予約忘れないようにしないと・・・


快適~~♪

2005年08月17日 23時06分04秒 | そのほかのこと
今日から新しいパソコンデビュー!
LaVieちゃんです、これから末永くよろしくね!
いやー快適だなこれは。今までWindows98だったのが、Windows XPに超グレードアップだよ。大体、いまどき98を使ってるのが珍しい・・・と、接続してくれたT君もせつなげにつぶやいていたよ・・・

・・・ちょっといろいろ試しにサイトめぐりして思ったこと・・・
「色が全然違う・・・!」そう、同じサイトさんでも、旧パソコンで見てた時と色の綺麗さが全然違う!もちろん新しいパソコンの方が色がクリアで綺麗・・・ああ、今まであんなボケた色で見ていたなんて、悲しすぎる。
近眼になって初めてメガネをかけた時も「世界はこんなにクリアなんだ」って感動したけど、それに近いものがある(笑)

このあとはいよいよペンタブデビューかなっ。

 夜から 

銀河鉄道の夜

2005年08月16日 21時52分25秒 | 
少し前に長野まゆみさんという作家の本を何冊か読んで、とても心に残る話だったんだけど、ふと「宮沢賢治の世界に似ている」と思った。
で、先週末に家の本の整理をしていた時に、本棚の隅からぽろっと出てきたのが「銀河鉄道の夜」の文庫本だった。

実は私は、「銀河鉄道の夜」を読んだことがない。他の短編はちょろっと読んだこともあったんだけど、この代表作はまだ未読だったのだ。
でも私は昔からこの話が大好きだった。どこで知ったのかというと、アニメーション映画で見たのだ。

何度もテレビで放映されているので、きっと見た人も結構いるだろうけども、なんとネコを擬人化して映画にしたものだ。もちろんジョバンニとカムパネルラもネコだ。
ネコの擬人化については、賛否両論あったと聞いたことがあるけど(賢治の遺族も最初は反対していたそうだ)、映画を見るとまったく違和感のないのに驚く。
主人公の少年達が住む世界も架空の土地だし、そこから始まる銀河を舞台にしたファンタジーでは、表情のあまり動かないネコの方がぴったりくるのかもしれない。

よく出来たアニメで、映像が美しい。ほぼ全編真っ暗なんだけど、ぼんやりと浮かぶ紫のりんどうの花は、夢のような光景だった。
内容も淡々としていておおげさなところがなく、賢治の世界を忠実に表していたと思う。今原作を読んでみて、あの映画とイメージがまったく同じだからだ。

まあそういう訳で、ぽろっと手の中に入ってきたこの文庫本を読むことにした。
この本は中短編集で、銀河鉄道~の他にも、「よだかの星」「雪渡り」などの有名な短編が入っている。
中でも良かったのは「やまなし」という話で、カニの親子が主人公。川の底から見たカニの世界が、美しい文章でちょっとおもしろく描いている。短いけれど本当に言葉のリズムが美しい。こんなにカニに感情移入して読めるなんて・・・

今やっと「銀河鉄道の夜」に入ったところだけど、やっぱり文章が美しい。
そして私の頭の中では、ジョバンニとカムパネルラは昔見たネコの姿のままだ。
仕方ない。初めて触れた銀河鉄道の世界がネコだったのだから、きっとこれからも私の中では、あのネコの無機質でありながらどこか悲しげなまなざしが生き続けるんだろう。



ところでおえかきツールで銀河鉄道の夜のイメージを描いてみたんだけど、保存できなかったよ。2回も描いて2回とも保存できなかったよ・・・



宮部みゆきの世界

2005年08月15日 18時13分02秒 | 
宮部みゆきさん著、「孤宿の人(上・下)」を読み終わった。
そこで、宮部さんについてつらつらと語ってみよう・・・

●私が今一番好きな日本の作家さんと言えば、なんといっても宮部みゆきさん。
一般的に一番有名なのは、カードローンが引き起こす殺人を書いた「火車」かな。
そういう私も、一番最初に読んだのはこの本だった。
読んでみようと思った理由は忘れた。ただ、題名だけは知っていたのと、おもしろいサスペンスだということを聞いて、サスペンス・推理物が大好きな私としては、興味本位で読んでみる気になったんだと思う。

そしてそれがこの人との運命の(?)出会いになった・・・
その後はもうとり憑かれたように、文庫化されている現代サスペンス物を買いあさって読み漁った(なんでハードカバーを買わないかというと、お値段と重さの問題です(笑))。
「蒲生低事件」「竜は眠る」「理由」「レベル7」「魔術はささやく」「東京下町殺人慕情」「パーフェクト・ブルー」「スナーク狩り」「鳩笛草」「クロス・ファイア」「今夜は眠れない」etc・・・に加えて、短編集もたくさん出ている。

●宮部さんは時代物も書く。大半がミステリー仕立てになっている。ただ、私は今まで時代物なんて読んだことがなかったので、なかなか手が出ず、その世界に踏み入れたのはつい最近だ。
でも、いいかげん現代物を読み尽くした末にとうとう手を出して、結局時代物も読み漁ることになる。
で、そのうち文庫化されるのを待ってられなくて、結局ハードカバーにも手を出してしまった(笑)

今回読んだ「孤宿の人」は時代物だ。舞台は江戸ではなく、江戸から流罪人を預かることになってしまった、ある田舎の小さな藩。
その流罪人をめぐって、主人公の宇佐と「ほう」という少女の身に起こる出来事を描いている。

やさしくてせつなくて、悲しいけれど暖かい物語だった。
宮部さんの作品には必ずといっていいほど、現代社会のひずみやゆがみが組み込まれているが、それは時代物でも例外ではない。
そのひずみに翻弄される登場人物たちが愛おしい。
とても宮部さんらしい物語だ。
そう、宮部さんの作品を読んでいくと、宮部さん「らしさ」にいろいろと気がつくことになる。。

●現代物にしても、時代物にしても、ファンタジーにしても、この人の本には常に一本の線が通っている。「弱い人に対するやさしさ」だ。
新しい本を読み始めてしばらくすると、必ずこの線に触れる。そうすると後は安心して読んでいける。すべての本がハッピーエンドなわけじゃない。扱う題材が題材なだけに、不幸な結果に終わる場合も多い。
けれどもこの一本の線を感じるだけで、救われたような気持ちになる。
殺人犯になってしまった(弱い人)にも誠実に向き合う姿勢に作者の誠実さを感じて、安心するのかもしれない。「火車」や「クロスファイア」「理由」がこれに当てはまるかな。

●それと「少年」。
これは作品によるけれども、宮部さんは少年を主人公にして書いてる本が多い。
コミカルな「今夜は眠れない」や「ステップ・ファザー・ステップ」。超能力が出てきてかなりハードでシビアな「竜は眠る」。その他にも「魔術はささやく」や「東京下町殺人慕情」などなど。
彼女の描く少年は生き生きとして魅力的だ。そして小さな存在の少年が、「いつの間にか」大人達の犯罪を暴いていくというのがおもしろい。
宮部さんらしく、相手は大企業だったりしてスケールが大きいのがさらに痛快なんだよね。

●そしてこれが一番読者をひきつけるんだろうけど、すごい「ストーリーテラー」なところ。
特にさすがー!と思うのが、くもの巣のような構成になっている物語だ。
普通、一人の主人公の視点から見ていくのが多いけれど、宮部さんはいろんな人物の視点から見ていく。なんのつながりもない赤の他人の身に起こった、一見何の関係もない事件が、章を重ねていくうちに、まるでくもの巣の中心に向かっていくように一つの核心へと集まっていく。
最後の最後に、まったく違う事件がたった一つの事件へとつながった時の快感は、かなりくせになることは保証するよ(笑)

語りだすときりがないないので、今日はこの辺で・・・また何か思ったらつらつらと書いていこうっと~

ちょっと 

昭和基地からメール

2005年08月14日 23時16分09秒 | そのほかのこと
今日、いつものようにメールを開くと、なんと南極の昭和基地からメールが・・・
私、もうすっかり忘れてたんだけど、ずーーっと前にメールしたんだった。

家族の遠い知り合いの方が、オーロラの研究をしてるとかで南極にいらっしゃる。
で、私がオーロラ見たさに北欧に行った関係もあって、メールしてみたんだった。
多分忙しいだろうし、大体南極までメール届くんだろうか?!(←届くっつーの(笑))という不安もあったりで、お返事は期待してなかったんだけど、律儀にもオーロラの細かい説明まで頂いて、昭和基地のサイトも教えて頂いて、とっても嬉しかった!(^^)

と、同時に、オーロラ見たい病が出てきそうだ。北欧のオーロラは見れたから、今度はアラスカのオーロラが見たいんだよね。ヨーロッパのオーロラとは色が違うらしい。南極で見るオーロラはどんな色なんだろう。

メールで南極とつながるなんて、とても不思議な気がする。世界は小さくなっているという気もするし、まだまだ想像の限界を超える世界がたくさんあるんだとも思う。
さすがに南極はなかなか行けないけど、アラスカならいつか行ける!と久しぶりに旅行熱がうずうずしてきた・・・

 & 



そーるこねくしょん!

2005年08月13日 23時17分42秒 | GOS(文・絵)
土曜日の夜10時の儀式(?)「ソウルコネクション」を聞いたよ♪
メンバー一人ずつで担当するようになって気がついたこと。
北山さんの低い声でのDJ、なかなか良いなー。やっぱり良い声してるんだなぁこの人・・・と、今更というかやっと気がついたかも(^^;だって今まであんまりメインでしゃべってるイメージなかったんだもん。
低音にやられる女性の気持ちがちょっとわかったかも~

で、ゲストとして女性アカペラグループの「シュシュ」という人達が登場。当然曲を流してくれたんだけど、なんか、へえ~~!って感じ。
「ノルウェーの森」を歌って(といっても言葉はなし。どこの言語でもない音で歌っている。なんていうの?スキャット?)くれたんだけど、雰囲気があって素敵だった。
感じとしては、エンヤを思い出させる声だった。透明感があって、ノルウェーという北欧の国のイメージにぴったりだった。

もっと今風のアカペラなのかと思っていたら、歌い方は結構クラシカルな感じがしたんだけど(といっても私はアカペラの知識なんて皆無なんで、あくまで一般的なイメージでね)、あらためてこういう音楽を聴くと癒されるなぁ。

「癒される」ってほんとはあんまり使いたくないし、ミュージシャンの方もあまり使ってほしくはないだろうけども。
安心する?心がふわぁ~っと満たされる?の方がいいかも。

でもそろそろゴスの新しいアカペラ曲も聴きたいぞ。とつぶやいてみたり・・・(^^)

あ、今日ヨドバシカメラでペンタブ買ったぞーー!!しかもポイントがたまってたんで、6千円も値引きしてもらったぞー!(千円台で買えた(笑))
まだ接続してないけど、早く試してみたいな♪


あれから20年

2005年08月12日 18時54分40秒 | 
日航ジャンボ機が御巣鷹山に墜落して、500人以上の命が犠牲になってから、もう20年経つのかぁ。
さすがに当時の記憶は残っていて、強い衝撃を受けたのを覚えている。

あの当時は子供だったから、たくさんの人が亡くなった、ひどい事故だった。という印象だけが強く残っていた。
そして墜落事故から十数年たった頃に読んだのが、山崎豊子さん著「沈まぬ太陽」という本だった。
文庫本で全5巻くらいだったかな?一冊ずつも分厚くて、全部あわせるとかなりの長編なんだけど、読み出すと止まらなくなって、かなりのスピードで読みきってしまった。

おもしろい・・・というと題材が題材なだけにアレだけども、山崎さんの技量がすごいんだと思う。ぐいぐい読み手を引っ張っていく迫力に圧倒されて、長さを感じる間もなく読み終わっていた。
本自体はずっと昔に出ているんだけども、全然古くない。さすがにベストセラー作家。


主人公は航空会社の社員でモデルが実在する。つまり実話に基づく。
その正義感あふれる活動ゆえに会社から疎まれてアフリカに飛ばされる、彼の波乱の人生を追った物語だ。
航空会社名も登場人物名も、全て偽名を使っているが、その内容はずばり御巣鷹山墜落事故と、航空会社の黒い裏側を追及したものになっている。
当時、日航はこの連載の載った雑誌を機内からはずしたというエピソードが、象徴的だ。

墜落事故直後のくだりは、よくこれだけ取材できたなと思うほどリアルで悲惨で生々しい。「遺族世話係」になり、現場で親身に遺族達に接する主人公や社員達、それに、多分一番責任を感じただろう整備士達と、自分の椅子を守ることしか考えない会社のトップ達の対比がとても悲しかった。

この主人公に限らず、現場で遺族の悲しみや怒りを引き受けた社員の中には、毎年この時期に山に登って慰霊する人達もいるらしい。

計らずも「加害者」の立場になってしまった人達にも2通りの生き方ができるということを、この本は教えてくれる。
遺族の方々と和解できるのはどちらの人達かは・・・まぁ、書くまでもないって感じだけども・・・


ところであれから20年。航空業界はあの教訓を活かせているんだろうか?
そうはとても思えない。相変わらず事故が絶えていない。現場で働く従業員達は、勤務状況の改善を求めて会社と戦っている。航空会社のトップは経費削減のことばかり考えている。
こんな現状では、いつまた大惨事が起こるかわからないね・・・

犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げます・・・


残暑お見舞い申し上げます

2005年08月11日 21時57分31秒 | おえかき
というわけで、ここんところの嫌ってほどの暑さに耐えきれず、気分だけでも夏の終わりだー!!子ども達はまだまだ夏休みを楽しんでいたいだろうけど、題名は「夏の思い出」

あーマウスで描くのって疲れるっ。腕つりそうになっちゃった。ペンほしいなー

今テレビでは「どっちの料理ショー」やってる。
ピリ辛の盛岡冷麺おいしそう~~。うどんと冷麺なら、私なら冷麺選ぶなぁ。
夏はやっぱりピリ辛だね・・・