二代目のつれづれなる日記

大阪で別注家具・オーダー家具の製造、家具のリメイク・修理をしている丸一木工所の二代目の日々の日記です。

ひとまず納品完了

2013-02-25 18:39:22 | オーダー家具
今日は、奈良の河合町に取り付けに行きました。





お客さんのご希望でかなりの奥行き(650ミリ)がある家具です。
抽斗の奥行きも600ミリありますので、スライドレールは下から
抽斗を支えてくれるタイプを使用しています。



サブの冷蔵庫(高さ895ミリ)に高さを合わせてオープン戸棚を作り、
その上に天板(1.2ミリのステンレス・ヘアーラインをTOPに
貼ってます)を取り付けました。

このお宅は、パソコン収納も兼ねた戸棚を現在、製作中(他の仕事と
同時進行中ですが・・・。)ですので仕上がり次第、取り付けに来させてもらいます。




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楢のベッド

2013-02-05 21:32:59 | オーダー家具
楢のベッドの納品で今日は、奈良の西大寺まで行ってきました



前後に抽斗が3杯ずつついていて、マットレスを収納出来るキャスター付きの
左右どちらでも引き出せるワゴンが抽斗の下にあります。
マットレスを置く部分は、シナ合板を使用していますが、そのままでは
汚れやすいのでミヤキの”木肌一番エコ”を塗っています。



マットレスを収納するワゴンを半分くらい前に引き出した状態です。
お客さん曰く、「親子ベッドとしても使えそうですね。」と言われました。



ヘッドは、上部に向かって緩やかなカーブを付けており、基本的に楢の柾目の
突板なんですが、木口に楢の無垢材を貼り付けているので、4R程度の面取り加工を
させてもらう事により、気持ち程度でも手触りが優しい感じで仕上げています。



抽斗部分の天板は、案内ダボ+エキセンティージョイントでの
ノックダウン(組み立て式)です。
ボーリングマシーンで正確に位置を決めています。


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花梨の座卓にレッグジョイントを使っての脚 ~続き~

2013-02-03 21:26:23 | リメイク
花梨の座卓にレッグジョイントを使って総高さが370ミリになる脚を製作させて
もらったのですが、「総高さが320ミリになる低めの交換脚をもう1組作って
欲しいが、出来るだけローコストで。。。」と依頼を受けましたので・・・



以前に、蟻式の脚がよく外れるし、脚が短いので、”アトムのワンツージョイント”で
総高さが30ミリ高くなる脚のみを作らせてもらったんですが、「もうこの脚は、
不要なので再利用出来るようだったら使ってください。」とお客さんから
いただいた脚を今回、使わせていただきました。
しかし、約9年ぐらい前にいただいた脚を捨てずに保管しておいたのですが、
ようやく日の目を見る事が出来ました



経年で汚れていたりしたので、軽くサンディングしてからウレタンクリアーを
吹き付けておきました。

お客さんが購入された人工大理石の端材を使って、簡易式のテーブルの天板を
作らせてもらいました。







脚は、お客さんがお持込になられたのを現物合せで鬼目を天板の裏に取り付けています。

今日は、八尾市内にオーダーのパソコンデスク・・・と言っても長さが2600ミリある、
2人並んで使用することが出来るタイプのデスクの現場実測に行ってました。

工場作業の休みの日曜日の打ち合わせの方が、HPの問い合わせの電話も
掛って来る事がほぼないので、こちら的には、結構助かっています。


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剣持勇 スタッキングスツールの修理

2013-02-01 23:14:11 | 修理
昨日から塗装の修理をしていた”剣持勇 スタッキングスツール”です。







オークションで購入されたのですが、秋田木工のメーカーシールで
製作された時代がわかりますね。



良い意味で使いこなされた質感を残しつつ、仕上がっていると思います。
座面は、ビニールレザーだったのを布に張り替えさせていただきました。

今日は、加工する商品を持ち込んでいただいたり、会社で20年以上使って
いたデスクを自宅に持って帰って使いたいとの事でしたので、
とりあえず、状態を見に行かせてもらいました。

昨日、持って帰らせていただいた婚礼家具も問題なく分解させてもらいました。
(毎度の事ですが、ダボの数が少なく、接着剤の塗布も少ないので
あっという間に分解させてもらいました。)



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