60年間使われていた洋服箪笥の修理 3（納品）

塗装も仕上がり、じっくり乾かしてから（塗装の臭いが抜けるのを待ってから）納品に行ってきました。





上台の天のシナ合板はこんな具合で貼り替えています。
取手は真鍮製だったので、磨いて再利用してほしいと言われたので、頑張って磨きました





納品完了後、整理箪笥と人形ケースの再塗装と修理を依頼されたので
引き続き頑張ります


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60年間使われていた洋服箪笥の修理 2

古い塗装は、ラッカー塗装だったので、比較的簡単に木地の状態に出来ました。



框は楢の無垢で、鏡板は楢の厚単板を裏表に貼ってある、
昔はよくみられた合板が使用されていて、彫刻は接着剤でくっ付けてありました。




上台の内部は、あく洗い→しみ抜き→漂白をし、天井のシナ合板は汚れが
あまりにもひどかったので、交換する事にしました。



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栓材のダイニングテーブルを座卓にリメイク（交換脚の製作）

台風のたいした被害もなく、無事に過ぎ去ってくれたので納品に行ってきました。



ダイニングテーブルとして使う時に必要な曲がったプレートは新しく製作し直し、
座卓として使う時は、金属製の丸座（Ｗ3/8のナット付き）を天板の裏に埋め込み



それに対して、Ｗ3/8のハンガーボルトを取り付けた丸脚を捻じ込む仕様です。






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60年間使われていた洋服箪笥の修理 1

今から約60年ぐらい前に阪急百貨店で購入された楢材の洋服箪笥の修理を
依頼されたので、引き取りに行ってきました。
（数か月前に一度、下見に伺い、こちらの仕事の目途が立つまで待っていただいていたんです。）




これは、下台の抽斗部分です。
家具全体の写真を撮り忘れていました。。。

ちなみにご依頼者は、大正生まれのおばあちゃんなんですが、耳もよく聞こえておられますし、
老眼鏡も掛けずに新聞を読まれているという、とても元気な方なんですよ。

塗装のやり替えと、調子が悪い抽斗などを修理させていただく事になっています。


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