高知の醤油&味噌屋「マルキョー」ブログ

南国土佐の港町須崎で、大正時代から小さな蔵をやっています。

木桶

2009年03月09日 | まち歩き

私ども丸共の事務所では

簡単なディスプレイをしてます

Img_0606

木桶の底を切り抜いて

活用したものです

内側はやはり醤油色

製造年月日は不明ですが

相当古いもののようです

拭いても拭いても

洗っても洗っても

しばらくして乾燥すると

ジワリ、茶色の粉末状のものがでます

最近はこの木桶

めっきり直せる職人さんが

減ってきております

消えそうな技術

新しく生まれてくる技術

こうして最先端ばかりではなく

愛着のある古いものが

残っている会社にいますと

少し感慨深いものです