高知の醤油&味噌屋「マルキョー」ブログ

南国土佐の港町須崎で、大正時代から小さな蔵をやっています。

大学いも

2011年11月19日 | 食・レシピ
温かくて美味しいというのはよくあるけれども
それが冷めても美味しいというのは考えてみるとあまりない気がします。

思いつかないのは加齢のせいか?
いやいやそうは思いたくないですき(笑)

熱々のラーメンをそのまま冷やしても?マークが付くし
(冷やして食べる専門のものは除きますよ)
アイスはやっぱり冷たい方がいい。
アイスの天ぷらは美味しいけれどもアイス自体が温かいわけじゃあない。

いや、ありました、ありました。
そう大学いもです。

ホクホクも美味しいけど
冷めても美味しい。

大正から昭和初期に大学生が好んで食べたとか
学費を稼ぐために東大生が販売したとか
名前の由来は諸説あるそうですが
現代っ子の私にとってもどこか郷愁を感じる甘味です。

スイートポテトもそりゃ美味かですけど
やっぱり皮の付いたお芋がゴロンゴロンというのが
いかにも大地の恵みを頂きますという感じ。

Img_2380

先日ある温泉旅館のご主人が作った
ほっぺたの落ちる大学いもを食べましたが
なるほど、美味しく作るコツはお塩の使い方なのだそうです。

ただしそれ以上は教えてくれませんでした・・・(笑)