2018年ロシアワールド杯も残すところ決勝戦のフランス対クロアチアの一戦だけになりました。
日本代表は惜しくもベスト16で敗退したもののこの大会は試合内容が素晴らしい対戦が多くて日本代表の試合で
でなくても夜遅くのテレビ観戦も見て後悔する事はありません。実力が拮抗しており競り合いに強いチームが勝ち
残る観るに値する試合ばかりです。 20年前の1998年フランス大会でW杯初出場をした日本代表とGLでも対戦した
同じ初出場のクロアチアが今大会で決勝まで進む事は実に嬉しい物である。W杯初出場から20年目の快挙です。
注目されるのはフランスの若き10番のFWムバッペとクロアチアの10番でMFモドリッチの二人ですがサッカーファン
からの評価は仏のムバッペが若き悪童ならば、クロのモドリッチは難民を経験した苦労人で人間性の評価は天と地に
分かれいます。 今大会は欧州のクラブチームを席巻するリーガ・エスパニョーラの2大名門チームのFCバルセロナ
所属の選手とレアル・マドリード所属の選手の活躍が目覚ましくクラブでも代表でも今のサッカー界をけん引している
事と証明しています。決勝戦のカードのフランス対クロアチアの両チームにはFCバルサとRマドリードのレギュラー
選手がピッチ上で試合を盛り上げてくれると期待されますが、その点で注目されるのは仏ディフェンダーのバルサの
ウムティティとレアルのヴァラン選手で、クロアチアはバルサのラキッティチとレアルのモドリッチの二選手がいます。
レアルマドリードの強さの象徴は欧州選手権2016で優勝したポルトガルのCロナウドからモドリッチとヴァランのクロア
チアとフランスに移行した為なのかどちらにせよこのクラシコ出身の4人の対戦は実に興味深いものがある。そこからの
フランス代表ベンゼマの落選は勿体なさ過ぎる。 欧州リーグのファンにとってこのロシアワールド杯決勝ははたまらない
ものになる事は確かです。
さてさて個人的に応援していたクロアチアのモドリッチ選手ですが流石に決勝戦にまで駒を進めると予想が当たったとは
いえ多少おこがましくなってしまうので別の見方をしたいと思います。フランスのユムティティ選手です。バルサ所属の
CBで世界でもトップクラスの選手です。今時珍しいパワータイプのセンターバックだと思います。特別背が高い訳でも無く
ボールを体を張って止めてチームに貢献する縁の下の力持ちタイプです。スピードを活かしたカバーリングが上手なヴァラン
とは別のタイプの選手です。ベルギー戦では決勝点となる値千金のヘッドをCKから決めています。しかし不器用な部分もあり
このW杯では初戦のオーストラリア戦でハンドを犯してPKを献上しています。それ以外だとほゞ完璧な守備を実現しています。
これまでのフランスの失点は全部で4点です。前述のオーストラリア戦のPK以外は全てアルゼンチン戦で失った3点となります。
アルゼンチンは低いボールでフランスゴールを狙っていました。完全にCBが崩されたのはヴァランの裏に走り込んだアグエロの
ヘッドのシーンだけだと思います。 フランスのディフェンスはスペースで守っている時に裏を取ればシュートまでいけると
思いますが、一対一で崩すのは難しいと思う。準決勝のベルギー戦でフランスの守りが固すぎてクレームが来るほどですので
名手モドリッチにしても無理は禁物です。しかしクロアチアがサイド攻撃を少し控えて中央から振り分けるようなシーンが
増えてこればフランスディフェンス陣はズレて来ると思う。 そしてこの試合でキーマンとなりそうなのがフランスのカンテ選手
です。元レスターシティで岡崎選手の同僚となります。カンテ選手の繋ぎ役に徹底した存在は実に素晴らしい。初戦から決勝
までの6試合をフルタイムでの出場ですが、如何なる局面でも安定した実力を発揮しています。彼がこの大舞台で得点を決める
様なことが起こればついには開眼するかもしれない。
日本代表は惜しくもベスト16で敗退したもののこの大会は試合内容が素晴らしい対戦が多くて日本代表の試合で
でなくても夜遅くのテレビ観戦も見て後悔する事はありません。実力が拮抗しており競り合いに強いチームが勝ち
残る観るに値する試合ばかりです。 20年前の1998年フランス大会でW杯初出場をした日本代表とGLでも対戦した
同じ初出場のクロアチアが今大会で決勝まで進む事は実に嬉しい物である。W杯初出場から20年目の快挙です。
注目されるのはフランスの若き10番のFWムバッペとクロアチアの10番でMFモドリッチの二人ですがサッカーファン
からの評価は仏のムバッペが若き悪童ならば、クロのモドリッチは難民を経験した苦労人で人間性の評価は天と地に
分かれいます。 今大会は欧州のクラブチームを席巻するリーガ・エスパニョーラの2大名門チームのFCバルセロナ
所属の選手とレアル・マドリード所属の選手の活躍が目覚ましくクラブでも代表でも今のサッカー界をけん引している
事と証明しています。決勝戦のカードのフランス対クロアチアの両チームにはFCバルサとRマドリードのレギュラー
選手がピッチ上で試合を盛り上げてくれると期待されますが、その点で注目されるのは仏ディフェンダーのバルサの
ウムティティとレアルのヴァラン選手で、クロアチアはバルサのラキッティチとレアルのモドリッチの二選手がいます。
レアルマドリードの強さの象徴は欧州選手権2016で優勝したポルトガルのCロナウドからモドリッチとヴァランのクロア
チアとフランスに移行した為なのかどちらにせよこのクラシコ出身の4人の対戦は実に興味深いものがある。そこからの
フランス代表ベンゼマの落選は勿体なさ過ぎる。 欧州リーグのファンにとってこのロシアワールド杯決勝ははたまらない
ものになる事は確かです。
さてさて個人的に応援していたクロアチアのモドリッチ選手ですが流石に決勝戦にまで駒を進めると予想が当たったとは
いえ多少おこがましくなってしまうので別の見方をしたいと思います。フランスのユムティティ選手です。バルサ所属の
CBで世界でもトップクラスの選手です。今時珍しいパワータイプのセンターバックだと思います。特別背が高い訳でも無く
ボールを体を張って止めてチームに貢献する縁の下の力持ちタイプです。スピードを活かしたカバーリングが上手なヴァラン
とは別のタイプの選手です。ベルギー戦では決勝点となる値千金のヘッドをCKから決めています。しかし不器用な部分もあり
このW杯では初戦のオーストラリア戦でハンドを犯してPKを献上しています。それ以外だとほゞ完璧な守備を実現しています。
これまでのフランスの失点は全部で4点です。前述のオーストラリア戦のPK以外は全てアルゼンチン戦で失った3点となります。
アルゼンチンは低いボールでフランスゴールを狙っていました。完全にCBが崩されたのはヴァランの裏に走り込んだアグエロの
ヘッドのシーンだけだと思います。 フランスのディフェンスはスペースで守っている時に裏を取ればシュートまでいけると
思いますが、一対一で崩すのは難しいと思う。準決勝のベルギー戦でフランスの守りが固すぎてクレームが来るほどですので
名手モドリッチにしても無理は禁物です。しかしクロアチアがサイド攻撃を少し控えて中央から振り分けるようなシーンが
増えてこればフランスディフェンス陣はズレて来ると思う。 そしてこの試合でキーマンとなりそうなのがフランスのカンテ選手
です。元レスターシティで岡崎選手の同僚となります。カンテ選手の繋ぎ役に徹底した存在は実に素晴らしい。初戦から決勝
までの6試合をフルタイムでの出場ですが、如何なる局面でも安定した実力を発揮しています。彼がこの大舞台で得点を決める
様なことが起こればついには開眼するかもしれない。