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ガチな内容やプチなネタまで幅広く載せるよ。HP開設前の準備的なブログだと思うよ。

今更ですがTPPだよ。

2013-03-04 17:37:00 | 政治
こんばんは!ヾ(●゜∀゜●)ノ宜しくどうぞ。
何て事のないブログです。なんとなく、それとなく
経済音痴のおバカさんが自分の勉強の為にと書いた
TPPの発足内容です。
別に興味の無い方はスルーしてちょ。





昔々、今から30年ほど前にとても裕福なブルネイという
小さな国がありました。

ブルネイは石油などの天然資源が豊富で
多く市民は幸せに暮らしてました。しかし
徐々にではありますが、熾烈な国際競争の前に国家財政的が
厳しくなっていました。

この事を心配したブルネイ国王が、これからの国の未来の
為に国際的な貿易での外貨獲得が必要だと考えて、さらなる勢いで
世界市場に参入をしましたが、
各国の掲げる保護貿易の為にうまく行きませんでした。

どうして、ブルネイは海外から物を買ってるのに海外は
ブルネイから物を買ってくれないのだ。。

このままでは貿易競争で負けてしまうと危機感を感じた
ブルネイ王国は関税の無い、自由貿易の実現を前提にした
連携協定を我が国と結んでほしいと同じアジア地域の国々に
そして世界の国々に呼びかけました。

きっと私たちと同じ考えの国が世界にはあるはずだと思ったのです。
すると所幾つかの国が興味をしめしました。

そしてアジア以外からも、新しい輸出産業の開発に取り組んでいた
南米チリが名乗りを上げました。
チリはヨーロッパ市場での販路を拡大するのに手間取っていましたが

これからヨーロッパではなく、お互いを結びつける太平洋を中心とした
貿易商船を有効な手段として利用しない手立ては無いと考え
太平洋という海の航路を大きなアクセスポイントの拠点として
環太平洋パートナーシップが発足したのです。

この時はまだ数か国の参加で小規模な貿易協定でしたが

これに目を付けたのが海外から物を買い過ぎていた為に
貿易経常赤字が拡大していた大国アメリカ合衆国でした。

ヨーロッパの歴史的にも普遍的な地理的要因に基ずく
欧州の経済体制によってEU圏外の国に対して閉鎖的に
成りつつある国際貿易の現状に今後、対抗しうるものだとして
協定に参加を切望していました。

アメリカはEUに対抗するには こちらも普遍的な地理的要因による
巨大な貿易カルテルが必要だと試算を練ったのちに、TPPの創成期から
この協定に出資をしていました。

しかもアメリカが独自に作った一方的な協定では無く、太平洋地域の国々から
始まったのもアメリカに取っては立場が一面に出なくて好都合でした。

もしもこの協定がアメリカ主導で始まったものであったならば、
世界やEU諸国の見方が変わったかもしれません。

初期の参加国の意見はこれまでの保護貿易からの脱却と関税なき自由貿易への
世界的な移行は必然であり、変化や改革ではなく、次の時代にシフトする
ものだと考えてました。

日本やアメリカに取っては拡大を続ける中国経済をTPPという枠で部外者として
対応できる為の牽制する目的もありました。

「もうこれ以上中国から物を買いたくない!」そう思ったとしても今の高度
経済成長の歪みが中国国内にあるとはいえども、ブルネイが超えられなかった
高い関税の壁さえも平気で突破してくる中国製品に国内シェアを奪われは、
保護貿易さえも無意味になって更なる経常赤字が拡大するだけだと危惧しました。

ましてはEU圏外の国となるアメリカ合衆国にとっては閉鎖的になったヨーロッパ
市場よりもアジア市場で輸出を伸ばさなくては成らない状況でした。

少し前の中国の将来的な輸出先相手国としての大消費による需要を期待されて
いた立場を一転して、今では国内産業を脅かす脅威の存在となった為に
米国はTPPによる対中国のニュアンスが強い新たなアジア経済機構の確立が
必要不可欠になってしまたのです。

TPPの原型はブルネイの提唱による南米チリ、シンガポール、
ニュージーランドの4か国からのスタートして今では環太平洋の
至る地域で米国主導のもと拡大を見せている。

EUに触発されて出来たTPPですが、現在のところ中国包囲網としての
存在意義が強いです。今後EUに対抗しうる経済連携をしていける協定を
多くの国と結んで行く事が成功の鍵となります。ようです。







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逆にな、IAEA

2013-03-04 14:11:48 | 政治
現在国連事務総長を韓国の潘基文(パン・ギムン)さんが
務めている。よく国連事務総長が無能で役に立たない
などと誹謗されるのですが、選任するにあたって
必ずしも国際社会で最も有能な人物が選ばれるわけではない。

今、潘基文の母国である韓国が経済破綻の大きな危機に
直面している。そして今でも北朝鮮との間に国家的に
確執が残る問題が国際社会に存在している。

2006年まではガーナのコフィ―アナンさんだった。
今では世界の各国でブラックパワーによるアフリカ系の
活躍が当たり前のようにあるのだが
当時は世界中のアフリカ系の移民問題が先進諸国では
悩みの種であった。

1996年まではエジプトのガーリさんが事務総長を
務めていた。エジプトはIMFの勧告を無視して、国内通貨を
大量にプリント発行した為に過剰なまでの経済社会の拡大と
インフレ問題を引き起こしていた。

1991年まではペルーのクエヤルさん
世界的な国家間による格差が生まれて大きな不均衡な
国際関係が一部の人々に富を独占する形を作っていた。

一見、大変名誉な事に思える国際連合事務総長の座を
任される事は実は不名誉な部分も存在しているのです。

このような問題を抱えた国の当事者が事務総長に
任される経緯には、グダグダと国連に文句を言うぐらいなら
当事国に事務総長としてのアドバンテージを渡す代わりに
自己責任で事態の解決をしろ!!

という裏側の因果関係が就任の伏線にあるようです。
事務総長は自国の問題が世界に大きな悪影響を及ぼさないように
配慮と努力をもっとも必要とされる立場にあるネガティブな側面から
も選ばれる人物なのです。

だから国際連合は有意義であっても事務総長は叩かれるのです。
世界はとても暖かく、そして冷たいものです。

問題は現在、日本の天野之弥さんが国際連合の傘下の国際原子力機関
(IAEA)の局長を務めている。全くもってタイムリーで理屈通りの
選任だ。まるで世界は今の日本の放射能汚染問題を予期していたかの
ような恰好となってしまっている。

日本に対する国際連合のスタンスは事務総長と同じく、
裏表に関わらず、一般的に公表できるかどうかの問題の有無に関わらず
災害の事態に最も詳しいであろう当事国の自己責任で
事態の解決をしてもらいます。という訳だ。

日本は国際社会に於ける問題の悪影響を与えないように
もっとも努力と配慮が必要な立場となった。
世界はとても暖かく、そして冷たいものです。

東電は今回の震災で220万人がセシウム汚染の被害があったと
公表してますが、地域的被害統計によればその倍は深刻な被害だと
考えてよいらしい。

あれからもうすぐ2年、復興どころか、セシウム汚染や放射能被害の
症例が実際に出てくる時期にきました。
まだ被害は油断を許さない状況です。とても世界に胸を張ってお話できる
状況ではない。

世界は暖かく、そして冷たい。どうします??
日本、そしてIAEAの天野さん。。。







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