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もしもヒラリー候補に対抗馬を立てるならば?

2016-08-24 23:34:06 | 国内国際情勢
民主党党大会も大成功に終わり、11月の大統領選まで順風満帆に進むかのよう

思えたヒラリー・クリントン候補、対立候補のトランプ氏離れが加速して共和党からも

支持を集めてこのままではワンサイドゲームになる流れを強引に断ち切るかのように

ベンガジ大使館で死亡した職員の遺族が責任追及でヒラリーを提訴した。


ヒラリー陣営にとっては青天の霹靂であっただろう。これで大統領選は少し解らなく

なってきたが、未だに泥仕合の体は免れていない両候補だ。


ヒラリー候補の人気は同じ政党の組織的な繋がりに頼るところが大きく実際には

それ程国民から信用はされていないという総評も訊かれる。党大会ではこれまで

予備選を闘ってきたライバルのサンダース氏の方が声援を多く受けていた。

それでもヒラリーが勝つ理由は政党内における重鎮度が非常に高いからである。

考えてみればサンダースは民主党からの立候補となっているが元々は無所属の議員である。

よそ者のサンダースに自分の庭を荒らされているようで予備選中は面白くは無かっただろう。

サンダースの強みは粘り強い発言と論述により、理解を深め相手を取り込んでいった。




こうしたヒラリー陣営の身内からヒラリーに対抗する勢力もまた見逃せない要点だ。

その期待を持てるかもしれないダークホース的な人物としてスーザン・ライスさんを挙げたい。

ライスさんは国連安保理でシリアへの制裁決議において拒否権を発動したロシアと中国に対して

対抗することなく安保理会議から突如として退席をしたばかりでなく、ヘーゲル国防長官を解任した

人物でもある。そして現在もバマ政権の安全保障に関する補佐官を努めている。


実力の方は申し分無いが、チャンスに恵まれていない、そもそも2008年の段階でオバマ大統領は

スーザン・ライス氏を国務長官に迎え入れるのではないかと噂されたほどの知名度を誇っていたが

そこをヒラリーに奪われた様な形で彼女は国連大使となった。


政治の裏側を知っていれば今度こそは更なるキャリアアップが望めるのではないだろうか。

もしも彼女のキャリアが順調に進んでいれば、今のヒラリー・クリントンより上だと思う。

ヒラリーが大統領となり新国務長官にスーザン・ライスさんが座る事になれば、米国政治の

見方が大きく変わる。事実上の米国政治の実権をスーザン・ライスさんとオバマ大統領の2人の

アフリカ系アメリカ人が握ることになる。これは非常に面白い期待をさせてくれる。









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