小此木八郎が横浜市長選挙で大敗する。

広島では「原爆」を「ゲンパツ」と言い間違えて、じゃばら折りの原稿がのりで引っ付いて開かず

内容を飛ばして読み、長崎ではトイレで遅刻する。　被爆から76年目の平和記念式典はコロナ禍の

為に参列者は少なかったですが、参列した菅義偉総理の姿勢は決して褒められたものではなかった。

後日会見で記者から原稿の棒読みを指摘されると「正確な情報発信重要」と指摘された所とは核心

がズレた応答に相手を困惑させる雑悪な態度が一面に出始めた菅義偉総理大臣は自民党総裁選挙ま

で後一ヶ月程残している。　


訪米してバイデン大統領と首脳会談をしても英国でのG7に参加しても真面なニュースとして扱われ

ない政権に期待をする有権者は少ないと思うが、流石にここまで印象が悪いと今後の総選挙を見据

えた菅義偉内閣の支持率が気になって来る。

8月22日現在、内閣支持率を調べると支持が31％で最低ラインにあり不支持率が50％を超えている。

菅義偉政権の支持を立て直す事は難しいだろう、しかし意外な事に党内からは総裁選を前にこれだ

け低迷を続ける菅義偉の続投を望む声も出始めているらしい。　


早くも駆け引きがあるようで、菅義偉政権の延命が今の自民党を疲弊させる段階まで続いた方が党

内の世代交代は菅の前と後でザックリと分けられて早く進むと思われる。　また今の自民党を面白

く思わない一部の議員からは菅義偉が続いてくれた方が僻みも含めた苦肉の策であると解っていて

推すようですが、一番大きな理由は出口の見えないコロナ禍の五輪後の事後処理と国民からの不満

の矛先となる逆風の状況で態々政治家としての馬力を上げて金と労力を酷使する必要性を感じてい

ないのが実情でしょうね。　コロナ禍など厄介な事はさくらを見る会疑惑の菅義偉にさせて置けば

良いと割り切っているのでしょう。　しかし自民党内部のこうした自己分析よりも菅義偉の不人気

は深刻で横浜市長選は鞍替えをしてまで出馬した小此木八郎候補が大敗をしました。