をとこもすなる

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ワルボロ

2007年09月19日 | Weblog
ライターのゲッツ板谷氏は64年生まれ。ということは僕よりも学年で3つ下ということになります。それにしてもすごい中学時代を送ってきたんだなぁ。東京の西、立川を舞台に他校の生徒と喧嘩、ケンカの毎日。いっぽう東京から川ひとつ隔てた埼玉の川口で中学生だった僕はと言えば・・・よい子でもなく悪い子でもなく、のほほーんと3年間を過ごしたわけで。殴り合いのケンカをしたこともないし、カツアゲを喰らったこともないしなぁ。


映画”ワルボロ”を見てきました。中学3年で突然不良になったゲッツ板谷氏の友情とケンカに明けくれた“ワルくてボロい”青春グラフィティー・・・ってことかな。
この映画、立川の中学が舞台なのですが出演者すべてがとても中学生に見えない。高校生にも・・・見えない。どう見てもみ~んな大人(笑)。でもね、それはしかたないの。だってこの映画に出てくる中学生、タバコをスパスパ吸っているんだもんね。街中で、学校のトイレで、校舎の屋上で。さらに中学生のくせに女の子を乗せて外車を運転しているヤツもいる。だから未成年者じゃつとまらないし、変にホントの中学生が入ったりすると かえってアンバランスになるだろうなぁ。
ケンカのシーンも多くて(まるで”パッチギ!”のよう)、見ているだけで痛くなってしまう。立川の中学生に生まれなくてよかったなぁって思ったりして。高校生はもっとすごいのかなぁ?
でもね、ダメな映画かっていうと そうじゃないの。おもしろかった。
2時間があっという間。いい友達って大切だなぁとか、いい大人が必要なんだよなぁって しみじみ思った。ピエール瀧が演じるテーラーのオヤジさん、すっごくいい味だしていた。それから朝鮮中学のボス。いいヤツじゃん。みんなカッコいいよね。ゲッツ氏のお友達、西原さんも「おぉ、こんなところに!」という場面に登場。
皆さん是非とも!といえるほどではないにしろ、「金返せ!」という映画ではありませんでした。

塾長。や℃さん、おめりこさん、あるいはダン吉さんたちはこんな青春時代を送ったのかなぁ・・・って映画を見ながらふと思いました。
あ、これは勝手なイメージなんですけどね。
コメント (2)
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