先週は北千住の“サニーダイナー“、その前は本郷の“ファイアーハウス”、さらに前はイクスピアリの“クア・アイナ”でいわゆる高級ハンバーガーを何度か食べました。マックやロッテリアのハンバーガーに比べると味は比較になりません。しっかりした肉の食感があってまさしく「肉料理を食べている!」という感じがしました。お値段はマックのセットの2倍ですが、例えば“サニーダイナー“のハンバーガーコンボはハンバーガー本体の大きさ、付け合わせのポテトの量、そしてランチタイムサービスのバカでかいソフトドリンクを考え合わせれば決して高い値段ではありませんでした。
で、今日は水曜日。定休日です。ふだんマックのハンバーガーしか食べていない子供らの朝食に 父さんお手製のハンバーガーを作ってやりました。
材料はオージービーフの挽肉(モモ肉)、チーズ、タマネギのスライス、そしてイングリッシュマフィン。バンズを捜したのですが、うちの近所では売っていなくて・・・。しかたなくイングリッシュマフィンを使いましたが これもおいしかったです。
ハンバーガーづくりでまず大切なことは「ハンバーガーのパティと ハンバーグは別ものだ」ということです。僕も以前はハンバーグをパンで挟んだのがハンバーガーだと思っていましたが、間違いでした。ハンバーグには炒めたタマネギやパン粉、牛乳、玉子を入れ粘りが出るまでぐっちゃぐっちゃと捏ねるでしょ。でもハンバーガーのパティは捏ねちゃダメ。分量を量ったら丸めて成形する程度。まさしく牛肉100パーセントで塩コショウもステーキ肉と同様、表面にパラパラとかけるだけです。熱したフライパン(今回もスキレットを使いました)に乗せ、半分程度焼けたらひっくり返してチーズを乗せ、フタをして火を弱めます。その間に半分に切ったマフィンをトースターで温めておきます。パティに火が通り、上のチーズも溶けたところでふたを開け フライパンの空いているところでマフィンの内側をサッと焼き、焦げ目を付けます。
マフィンの上にパティを乗せケチャップをチュルチュル、その上にスライスしたタマネギを乗せこちらの上にはマヨネーズをチュルチュル。
あらら、今回もピンぼけだわ・・・。タマネギだけじゃなくてレタスもトマトもドカッと乗せたかったのですが。今朝起きて冷蔵庫をみたら レタスもトマトもなくてあったのはタマネギだけだったんです。昨日買い物に行った時、肉とバンズのことばかり考えていて野菜まで気が回りませんでした。だから男の買いものはダメなんだよねぇ。
肝心の味ですが・・・子供たちに大好評。今回のパティはひとつ100グラムですからかなりボリュームがあります。かぶりつくと肉汁がジュワーっとあふれ出て・・・ほらマックのハンバーガーとは全然違うだろ。とうさんね、毎週ひとりでこんなのを食べているんだ エヘヘ。
今回の材料費はハンバーガー8個分で 牛挽肉830グラムで530円。イングリッシュマフィン4個入り170円×2袋。ピザ用チーズ290円。タマネギ1個 家にありました。次回はピザ用チーズではなくナチュラルチーズの塊を厚めにスライスして使った方がおいしくできそうです。ピザ用の細かいチーズだとうまくまとまって乗りませんでした。
安くて、おいしくて、何より手間がかからないので お試しください。