☆寒天屋さんの日記☆

長野県茅野市の松木寒天産業です!
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寒天のあるある

2010年12月28日 | 日記
お正月に寒天料理を作るという方も多いのではないでしょうか。


実際、年末は寒天が一番売れる時期なんです



そこで増えてくるのが寒天の使い方に関しての質問、相談です


寒天のあるあるで基本的な寒天の使い方についてご紹介します


固まらない

特に粉寒天を使用した場合にあります

角寒天と違って 粉寒天の場合 溶けきっているかの判断が難しいんですよね。。。
沸騰してすぐ火を止めてしまうと完全に溶けていないので固まりません。
沸騰して2~3分はそのまま沸騰が続く程度の火加減で
寒天を溶かしきってください



角寒天と粉寒天 どっちをつかえばいいの

角寒天1本(約8g)が粉寒天4gに相当します。

どちらでも代用可能ですが、
使い方や、少し性質が違うので用途にあった方をオススメします

まずは使い方!
角寒天は一度水で戻して、小さくちぎって煮溶かさなければいけません
一手間が必要です。
溶け残りが気になる場合は漉さないといけないのも大変です

これに比べて粉寒天はそのまま使えるのでお手軽ですね


次に性質の違いを簡単にご紹介

<<角寒天>>

味はほとんどありませんが軽い海藻のかおりがあります。
溶かした時の色・・・白~黄色(にごりがある)
食感・・・柔らかいが、弾力がある

<<粉寒天>>

味はほとんどありません。
溶かした時の色・・・ほぼ透明(固まったら白濁します)
食感・・・固い

あと粉寒天は角寒天に比べると離水がしやすいということもあります。

以上のことから角寒天は食感がいいので天寄せなどには最適です!
離水しにくいので羊羹などの和菓子にもオススメです
粉寒天はゼリーなどのデザートに使いやすいと思います



冷凍保存できる

できません
寒天を使って固めたものを冷凍庫にいれてしまうと。。。
寒天成分と水分が離れてしまって解凍しても元の状態になりません

逆に、一度固めたものを温めてまた固めるのは可能です!
味が足りなかったなー なんてことがあっても修正できます

でも材料(果物等)によっては固まりにくくなる場合もあるので心配なら
電話で確認していただくといいかもしれません



以上、とりあえず、よくあるご質問からでした