みなさんこんにちは
前回は、生天と生寒天のお話をしましたが、今回は天然寒天と工業寒天についてお話します
寒天は、天然寒天の角寒天・糸寒天と、工業寒天の粉寒天の大きく分けて2種類になります。
どこがどう違うのかというと、まず作り方から違います
「天然寒天」
原料である海藻を煮て、モロブタという型に流し込み天切包丁で切り冬の田んぼで約2週間乾燥したもの
(糸寒天は天突きで麵状にして乾燥させる)
調理するにあたり、水戻しや裏ごしが必要
1本8gとして使用する
冬のみしか製造できないため、2か月で1年分の寒天を製造する
コレステロール低下や高血圧予防など、健康効果・効能が期待できる
「工業寒天」
天然寒天と同じように海藻を煮た後、圧縮脱水をし、粉末状にしたもの
調理の時は、水戻しせず使え、裏ごしの必要もない
角寒天1本=粉寒天4gで同じように作れる
1年中季節問わず製造できる
圧縮脱水の際、水分とともに色々な成分が抜けてしまうため、
天然寒天のような健康効果や効能は期待できない
天然寒天のような健康効果や効能は期待できない
これらは、ほんの一部の紹介ですが、天然寒天は、健康効果が期待できますが水戻しや裏ごしなど手間がかかり、
工業寒天は簡単で使いやすい分健康効果には期待できないなど、メリットデメリットがあります。
工業寒天は簡単で使いやすい分健康効果には期待できないなど、メリットデメリットがあります。
それぞれの特性に合った使い分けをしてください
それぞれの寒天をどのように使えばいいかわからないときは、お店や電話、ブログのコメントなど受け付けているので、気軽にご相談ください
皆様のご来店心よりお待ちしております
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます