
ビートたけしさんの著書よりご紹介させて頂きます。
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昔から寄付だとかボランティアってのは、世間にバレないようにコッソリやるのが当たり前で、それが美徳だったと思うけどな。
寄付するのはかまわネェけど、「私は寄付しました」っておおっぴらに名乗るのは、何だか違う感じがするね。
ニッポン人の「粋」ってのは、昔からそういうもんだったはずだぜ。
時代劇なんか観てたってそうじゃない。
人助けをして「おじさん、お名前は?」って聞かれても、「名乗るほどのもんじゃねェよ」って去っていくのがいい話だったわけ。
誰かを助けるときには「オレからカネをもらったなんて絶対に言うなよ。みっともないから」っていうのが基本だったんだよな。
それが今じゃ、振込用紙をネットにアップして「寄付しました〜」ってアピールしてるバカがいる。
せっかくいいことしてるのに、あんまり下品だから損しちゃうんだよね。
そもそもボランティアってのは「気持ち」が大事なはずだからさ。
「500万円」なら褒められて、「50円」だったらバカにされるってもんでもない。
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テレビじゃ言えない
ビートたけし 著
小学館新書より
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ビートたけしさんは、本当に粋で憧れの存在です。
「下世話の作法」ビートたけし著(祥伝社)という本に、ビートたけしさんの粋なお話がありました。
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師匠と浅草の寿司屋へ行って、お勘定の段になったら師匠が俺に財布を渡す。
渡しながら小声で「チップ、一人一万ずつな」と言って、自分だけ先に店を出る。
俺が寿司屋の板さんとか若い衆に「これ師匠からです」ってチップを出した時には、もう師匠の姿が見えない。
だから、もらったほうは「ありがとうございます」ってお礼をしようにもできなくなっているわけ。
直接チップをあげたくない。
「まあいいから、とっといて」なんて絶対に言いたくない。
姿を消すから粋であり、気遣いの押し売りをしないから粋なんだ。
よく言われたもん。
「相手にお礼をさせるなよ、悪いだろう」って。
チップを払う持ち合わせがないから食いに行かない、なんてこともよくあった。
「寿司代はあるけどよ、あげる小遣いがないんだよ。だから今日はいかねえ」って、かっこいいんだ。
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さらに、以前「読書のすすめ」清水店長に教わった粋なお話をご紹介させて頂きます。
http://dokusume.com/modules/store/
___
江戸時代のお話です。
ある所に、お金に困っている男がいました。
どうしてもお金に困っていたので、親友の男に貸してもらおうと、意を決してその親友の家に行きました。
しかしいざ行ってみると、中々お金のことを言い出せずに時間だけが過ぎました。
帰り際、とうとう「お金を貸してくれ」と言えなかった男は、親友の家を出ます。
すると、家の中から男が出てきてこう言いました。
「夜もふけ、今日は寒いから、これを着ていきな」
「いやいや、これぐらいの寒さは大丈夫だよ」
「いいから着て帰れって」
そう言って上着を持たせてくれました。
帰り道、寒くて上着の袖に手を入れると、そこにはお金が入っていました。
上着の暖かさと、人の温かさに、ハラハラと涙が流れてきたそうです。
___
粋な大人になりたいですね♪
褒められたいからじゃない、お礼をしてもらいたいからじゃない、
ただ、そうしたいからする。
カッコいいです♪
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今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
心より感謝します。
__________
ブログにも記事をアップしてあります。
「魂が震える話」ブログ
http://ameblo.jp/and-kei/
このメルマガは、
転送、掲載、自由です。
朝礼や飲み会の席、友人や家族との会話で、どんどんご活用いただけたらと思います。
こちらから登録出来ます。
↓ ↓ ↓
http://rush1000.com/form_if.cgi?id=tamafuru&u=a4243f144db0dd26
ブログやメルマガ、フェイスブック等のネタとして使用する際は、以下のような文を入れて頂ければ、断りは要りません。
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この話は、メルマガ「魂が震える話」で紹介されていました。
メルマガは下記のアドレスから登録できます。
http://rush1000.com/form_if.cgi?id=tamafuru&u=a4243f144db0dd26
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よろしくお願い致します。
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発行責任者 「魂が震える話」けい
お問い合わせ kei@tamafuru.com
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寄付するのはかまわネェけど、「私は寄付しました」っておおっぴらに名乗るのは、何だか違う感じがするね。
ニッポン人の「粋」ってのは、昔からそういうもんだったはずだぜ。
時代劇なんか観てたってそうじゃない。
人助けをして「おじさん、お名前は?」って聞かれても、「名乗るほどのもんじゃねェよ」って去っていくのがいい話だったわけ。
誰かを助けるときには「オレからカネをもらったなんて絶対に言うなよ。みっともないから」っていうのが基本だったんだよな。
それが今じゃ、振込用紙をネットにアップして「寄付しました〜」ってアピールしてるバカがいる。
せっかくいいことしてるのに、あんまり下品だから損しちゃうんだよね。
そもそもボランティアってのは「気持ち」が大事なはずだからさ。
「500万円」なら褒められて、「50円」だったらバカにされるってもんでもない。
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テレビじゃ言えない
ビートたけし 著
小学館新書より
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ビートたけしさんは、本当に粋で憧れの存在です。
「下世話の作法」ビートたけし著(祥伝社)という本に、ビートたけしさんの粋なお話がありました。
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師匠と浅草の寿司屋へ行って、お勘定の段になったら師匠が俺に財布を渡す。
渡しながら小声で「チップ、一人一万ずつな」と言って、自分だけ先に店を出る。
俺が寿司屋の板さんとか若い衆に「これ師匠からです」ってチップを出した時には、もう師匠の姿が見えない。
だから、もらったほうは「ありがとうございます」ってお礼をしようにもできなくなっているわけ。
直接チップをあげたくない。
「まあいいから、とっといて」なんて絶対に言いたくない。
姿を消すから粋であり、気遣いの押し売りをしないから粋なんだ。
よく言われたもん。
「相手にお礼をさせるなよ、悪いだろう」って。
チップを払う持ち合わせがないから食いに行かない、なんてこともよくあった。
「寿司代はあるけどよ、あげる小遣いがないんだよ。だから今日はいかねえ」って、かっこいいんだ。
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江戸時代のお話です。
ある所に、お金に困っている男がいました。
どうしてもお金に困っていたので、親友の男に貸してもらおうと、意を決してその親友の家に行きました。
しかしいざ行ってみると、中々お金のことを言い出せずに時間だけが過ぎました。
帰り際、とうとう「お金を貸してくれ」と言えなかった男は、親友の家を出ます。
すると、家の中から男が出てきてこう言いました。
「夜もふけ、今日は寒いから、これを着ていきな」
「いやいや、これぐらいの寒さは大丈夫だよ」
「いいから着て帰れって」
そう言って上着を持たせてくれました。
帰り道、寒くて上着の袖に手を入れると、そこにはお金が入っていました。
上着の暖かさと、人の温かさに、ハラハラと涙が流れてきたそうです。
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粋な大人になりたいですね♪
褒められたいからじゃない、お礼をしてもらいたいからじゃない、
ただ、そうしたいからする。
カッコいいです♪
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