【人に喜ばれる生き方】5447
小林正観さんの心に響く言葉より…
そこは、観光地にある温泉旅館ですが、立地に恵まれておらず、そこで旅館を営んでいる方々は、みなさん青息吐息で苦しい経営状態。客足が落ちてきていて、売り上げが あまり伸びてないというのです。
観光地自体に活気がなくなってきているので、ご主人は「観光客をもっと増やして、それで自分の宿にもお客さんが来てくれればいいと思っています。そのためにも、いろいろな活動や、地域を活性化するキャンペーンを始めました」と言います。
「全然、方向が違います」 そう私は言いました。
「この観光地に人を呼ぶとか、有名にしようと考えるのは、まったく方向が違いますよ。 観光地に自分の宿があると思わないようにしてください。 山奥の1軒宿だと思ってください」と私は言いました。
宿主が立地条件に依存している間は、その宿の持つ本来の良さは、引き出されないのです。
私は、この立地条件の悪い宿に泊まりましたが、非常に高く評価しています。
だって、立地条件がものすごく悪いところにあるのですから(笑)。
立地条件が悪いのに、どうして旅館を続けていられるのかというと、この宿そのものがいいからです。
お風呂をヒノキにしているとか、トイレをきれいに造り直しているとか、地元で採れた山菜を使っておいしい創作料理を出しているなど、魅力的なところがたくさんありました。
でも、観光地という名前に頼って、それに寄りかかっている間は、旅館業の本質に目覚めることはありません。
宿は本来、お客さま一人ひとりを大切にして、心地よく過ごしていただくところです。
ですから、この観光地を有名にして人を呼ぼうと考えるよりも、いかに喜ばれる宿になるかを考えていけばいいだけです。
たとえば、近くに湧き出る湧水を持ち帰ることができるとか、名産品をお土産として差し上げるなど、いろいろなアイデアがあります。
ありとあらゆる仕事、すべてにおいて言えますが、人に喜ばれるために、誠実な生き方を、ただ淡々と積み重ねていけばいいのです。
そこで力む必要もないし、気合いを入れる必要もありません。
ただ、どうしたら喜んでもらえるかだけを考えて仕事に取り組んでいくと、それが誠実な生き方になります。
ですから、観光客を増やして、結果としてその宿の売り上げを伸ばそうという考え方は、方向が違うと思います。
どんなにその観光地が有名になっても、宿そのものがきちんとしていない限り、お客様は「また来たいな」とは思わないでしょう。
逆に、その観光地のことをまったく知らなくてもいいから「あの山奥にある温泉宿は、ものすごくいいよね。あそこには、毎年行かないと損だよね」と言われるような宿づくりをしていくと、観光地の人気に関係なく人は来てくれます。
その人の誠実さが、人を呼ぶのです。
立地条件が悪かろうが、キャリアが少なかろうが、問題ではありません。
誠実さを考え方の中心に置いて、愚直にやり続けていくと、必ずその仕事は長く続いていくようです。
『宇宙法則で楽に楽しく生きる』廣済堂出版
https://amzn.to/45n6HS8
地域の活性化というと、多くの市町は、その町や商店街に観光客や県外のお客さんを呼ぶことを考える。
しかし、いくら町や商店街にお客さんをイベントや広告などでお客を呼んだとしても、それは一過性のものでしかない。
その町や商店街の中に、何軒か、ピカッと光る魅力的な商店や、飲食店がなければリピートはされない。
リピートの本質は、その商店街や飲食店に行くというより、むしろ、その店の「面白い人」や「魅力ある人」に会いにいく。
「面白い人」や「魅力ある人」は、人に喜ばれるために、誠実な生き方を、ただ淡々と積み重ねている。
人に喜ばれる生き方をしている人だ。
その店が、どんなに立地が悪かろうが、小さな店であろうが、質素な店であっても、そこの「面白い人」や「魅力ある人」にまた会いたいと思う。
逆に、どんなにいい立地で、豪華でお金のかかっている店でも、サービスや対応がぞんざいで、主人やスタッフの愛想が悪くて、雰囲気が暗い店には、リピートはない。
人に喜ばれない生き方をしている人だ。
どんな仕事であろうと…
人に喜ばれるために、誠実な生き方を、ただ淡々と積み重ねていける人でありたい。
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小林正観さんの心に響く言葉より…
そこは、観光地にある温泉旅館ですが、立地に恵まれておらず、そこで旅館を営んでいる方々は、みなさん青息吐息で苦しい経営状態。客足が落ちてきていて、売り上げが あまり伸びてないというのです。
観光地自体に活気がなくなってきているので、ご主人は「観光客をもっと増やして、それで自分の宿にもお客さんが来てくれればいいと思っています。そのためにも、いろいろな活動や、地域を活性化するキャンペーンを始めました」と言います。
「全然、方向が違います」 そう私は言いました。
「この観光地に人を呼ぶとか、有名にしようと考えるのは、まったく方向が違いますよ。 観光地に自分の宿があると思わないようにしてください。 山奥の1軒宿だと思ってください」と私は言いました。
宿主が立地条件に依存している間は、その宿の持つ本来の良さは、引き出されないのです。
私は、この立地条件の悪い宿に泊まりましたが、非常に高く評価しています。
だって、立地条件がものすごく悪いところにあるのですから(笑)。
立地条件が悪いのに、どうして旅館を続けていられるのかというと、この宿そのものがいいからです。
お風呂をヒノキにしているとか、トイレをきれいに造り直しているとか、地元で採れた山菜を使っておいしい創作料理を出しているなど、魅力的なところがたくさんありました。
でも、観光地という名前に頼って、それに寄りかかっている間は、旅館業の本質に目覚めることはありません。
宿は本来、お客さま一人ひとりを大切にして、心地よく過ごしていただくところです。
ですから、この観光地を有名にして人を呼ぼうと考えるよりも、いかに喜ばれる宿になるかを考えていけばいいだけです。
たとえば、近くに湧き出る湧水を持ち帰ることができるとか、名産品をお土産として差し上げるなど、いろいろなアイデアがあります。
ありとあらゆる仕事、すべてにおいて言えますが、人に喜ばれるために、誠実な生き方を、ただ淡々と積み重ねていけばいいのです。
そこで力む必要もないし、気合いを入れる必要もありません。
ただ、どうしたら喜んでもらえるかだけを考えて仕事に取り組んでいくと、それが誠実な生き方になります。
ですから、観光客を増やして、結果としてその宿の売り上げを伸ばそうという考え方は、方向が違うと思います。
どんなにその観光地が有名になっても、宿そのものがきちんとしていない限り、お客様は「また来たいな」とは思わないでしょう。
逆に、その観光地のことをまったく知らなくてもいいから「あの山奥にある温泉宿は、ものすごくいいよね。あそこには、毎年行かないと損だよね」と言われるような宿づくりをしていくと、観光地の人気に関係なく人は来てくれます。
その人の誠実さが、人を呼ぶのです。
立地条件が悪かろうが、キャリアが少なかろうが、問題ではありません。
誠実さを考え方の中心に置いて、愚直にやり続けていくと、必ずその仕事は長く続いていくようです。
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地域の活性化というと、多くの市町は、その町や商店街に観光客や県外のお客さんを呼ぶことを考える。
しかし、いくら町や商店街にお客さんをイベントや広告などでお客を呼んだとしても、それは一過性のものでしかない。
その町や商店街の中に、何軒か、ピカッと光る魅力的な商店や、飲食店がなければリピートはされない。
リピートの本質は、その商店街や飲食店に行くというより、むしろ、その店の「面白い人」や「魅力ある人」に会いにいく。
「面白い人」や「魅力ある人」は、人に喜ばれるために、誠実な生き方を、ただ淡々と積み重ねている。
人に喜ばれる生き方をしている人だ。
その店が、どんなに立地が悪かろうが、小さな店であろうが、質素な店であっても、そこの「面白い人」や「魅力ある人」にまた会いたいと思う。
逆に、どんなにいい立地で、豪華でお金のかかっている店でも、サービスや対応がぞんざいで、主人やスタッフの愛想が悪くて、雰囲気が暗い店には、リピートはない。
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