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【ペップトークとは】4068
岩崎由純(よしずみ)氏の心に響く言葉より…
英語では、やる気にさせる訓話のことを「ペップトーク(Pep Talk)」と呼びます。
名詞の「Pep」は「元気」という意味で、香辛料の「Pepper」に通じる「刺激を与える」という意味合いが語源にあります。
「Pep up」で「元気づける」という言葉になり、他にも「気合を入れる」「元気を出す」といった文脈で活用され、アメリカでは栄養剤のことを「ペップドリンク」とも呼ぶそうです。
さて、この「ペップトーク」の起源ですが、スポーツの現場において監督や指導者が競技前に選手を励まそうとして行う「短い激励のメッセージ」にあります。
アメリカでは、「あの子、最近元気ないから励ましてあげて」という意味で「あの子、最近元気ないからペップトークしてあげて」という表現を日常的に用いるくらい、一般化されています。
スポーツの現場で生まれたペップトークは、特にアメリカでは一般家庭やビジネスの現場でも取り入れられるほど浸透しています。
上記のような、誰かを元気づけるための「励ましの言葉」が基本ですが、より狭義に定義づけるのであれば、「短く、わかりやすく、行動指針を明確に伝えるショートスピーチ」というものになると、私は理解しています。
これは、ラフティングという特殊なゴムボートで激流を下る競技の日本代表チーム監督のペップトークです。
『俺は今日この舞台にいられることを誇りに思う
今日この日のために
みんながどれだけの想いでやってきたのかを知っているからな
それは日本で待っている家族も同じ気持ちだと思う
俺たちはやるだけのことをやってきた
ここまでは完璧、100点だよ
でも最後の宿題がある
俺たちが今日この舞台に立つことは生まれる前から決まっていた
そして俺たちが世界一になることも決めていたんだ
魂の底から力を出し切れ、そして何があっても前に出るぞ
ニッポンの底力を見せつける時だ
ぶちかませ!』
ラフティングという競技は、日本ではまだ知名度が低いのですが、夏のオリンピックの正式種目として採用が検討されるほど、世界では競技人口も増えています。
2010年夏にオランダで開催された世界大会は、世界30ヵ国から代表チームが出場して行われました。
日本は前年度準優勝を成し遂げた日本代表「チームテイケイ」の浅野重人監督を中心にこの大会に挑(いど)みました。
国際大会は、4人乗りボートでの4種目の総合成績で争います。
3種目をすべて2位という結果で迎えた最終日、最大のライバルは2007年・2009年総合チャンピオンのブラジルでした。
しかし、浅野監督は、意識すべきはブラジルではなく「謙虚さと誇り」という自らの心の状態だと確認し、チームのメンバーに伝えました。
そして見事に世界一の座を手に入れたのです。
ペップトークにはこのように、ごくわずかな時間の短いスピーチで選手の心を強くして挑戦意欲を高めたり、ネガティブなイメージをポジティブに変換することができます。
ときには奇跡的な大逆転をも呼び起こす力があるのです。
『心に響くコミュニケーション ペップトーク』中央経済社
https://amzn.to/2GqeZ59
ペップトークはスポーツの試合の前に監督がやるもの、というのが多いが、それ以外にも色々なシーンで使われている。
自分自身を激励する「セルフモチベーションアップ」のペップトークもあるし、セミナーや講演会での「モチベーションアップ」もある。
たとえば、こんな事例があった。
『【お前は誰だ?】
俺は〇山〇男だ!(自分の名前)
【お前は何だ?】
俺はクリエイターだ!
【おまえのポリシーは何だ?】
誰の真似でもないものを作ることだ!
【お前の使命は何だ?】
誰にも真似できないものを作ることだ!
【おまえの夢は何だ?】
オンリーワンになることだ!
【そのために何をするんだ?】
自分自身の感性を磨くんだ!
《できる!できる!絶対できる》』
『「アリとキリギリス」の童話には、いくつかの異なる解釈があるのを知っているだろうか?
アリは働くことが人生の目的で、何の喜びもなく人生を終えるが、キリギリスは美しい音楽を奏でることで、人を楽しませ、感謝される幸せな人生なのだという。
人は誰かのために何かをする。
その行為に感謝されることに喜びを感じる。
人から感謝されるには、人と違ったことができなければならない。
人から感謝されるには、人が不得意なことができなければならない。
幸せな人生を送るためには、他の人にはできない自分探しが必要だ。
10年経って振り返ったときに、人から感謝されている自分自身がそこにいたら、それは最高に幸せな人生だ。
さあ、人に感謝される自分磨きを続けようじゃないか!』
色々なシーンに使えるペップトーク。
ペップトークを極め、自分や人を奮い立たせたい。
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岩崎由純(よしずみ)氏の心に響く言葉より…
英語では、やる気にさせる訓話のことを「ペップトーク(Pep Talk)」と呼びます。
名詞の「Pep」は「元気」という意味で、香辛料の「Pepper」に通じる「刺激を与える」という意味合いが語源にあります。
「Pep up」で「元気づける」という言葉になり、他にも「気合を入れる」「元気を出す」といった文脈で活用され、アメリカでは栄養剤のことを「ペップドリンク」とも呼ぶそうです。
さて、この「ペップトーク」の起源ですが、スポーツの現場において監督や指導者が競技前に選手を励まそうとして行う「短い激励のメッセージ」にあります。
アメリカでは、「あの子、最近元気ないから励ましてあげて」という意味で「あの子、最近元気ないからペップトークしてあげて」という表現を日常的に用いるくらい、一般化されています。
スポーツの現場で生まれたペップトークは、特にアメリカでは一般家庭やビジネスの現場でも取り入れられるほど浸透しています。
上記のような、誰かを元気づけるための「励ましの言葉」が基本ですが、より狭義に定義づけるのであれば、「短く、わかりやすく、行動指針を明確に伝えるショートスピーチ」というものになると、私は理解しています。
これは、ラフティングという特殊なゴムボートで激流を下る競技の日本代表チーム監督のペップトークです。
『俺は今日この舞台にいられることを誇りに思う
今日この日のために
みんながどれだけの想いでやってきたのかを知っているからな
それは日本で待っている家族も同じ気持ちだと思う
俺たちはやるだけのことをやってきた
ここまでは完璧、100点だよ
でも最後の宿題がある
俺たちが今日この舞台に立つことは生まれる前から決まっていた
そして俺たちが世界一になることも決めていたんだ
魂の底から力を出し切れ、そして何があっても前に出るぞ
ニッポンの底力を見せつける時だ
ぶちかませ!』
ラフティングという競技は、日本ではまだ知名度が低いのですが、夏のオリンピックの正式種目として採用が検討されるほど、世界では競技人口も増えています。
2010年夏にオランダで開催された世界大会は、世界30ヵ国から代表チームが出場して行われました。
日本は前年度準優勝を成し遂げた日本代表「チームテイケイ」の浅野重人監督を中心にこの大会に挑(いど)みました。
国際大会は、4人乗りボートでの4種目の総合成績で争います。
3種目をすべて2位という結果で迎えた最終日、最大のライバルは2007年・2009年総合チャンピオンのブラジルでした。
しかし、浅野監督は、意識すべきはブラジルではなく「謙虚さと誇り」という自らの心の状態だと確認し、チームのメンバーに伝えました。
そして見事に世界一の座を手に入れたのです。
ペップトークにはこのように、ごくわずかな時間の短いスピーチで選手の心を強くして挑戦意欲を高めたり、ネガティブなイメージをポジティブに変換することができます。
ときには奇跡的な大逆転をも呼び起こす力があるのです。
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ペップトークはスポーツの試合の前に監督がやるもの、というのが多いが、それ以外にも色々なシーンで使われている。
自分自身を激励する「セルフモチベーションアップ」のペップトークもあるし、セミナーや講演会での「モチベーションアップ」もある。
たとえば、こんな事例があった。
『【お前は誰だ?】
俺は〇山〇男だ!(自分の名前)
【お前は何だ?】
俺はクリエイターだ!
【おまえのポリシーは何だ?】
誰の真似でもないものを作ることだ!
【お前の使命は何だ?】
誰にも真似できないものを作ることだ!
【おまえの夢は何だ?】
オンリーワンになることだ!
【そのために何をするんだ?】
自分自身の感性を磨くんだ!
《できる!できる!絶対できる》』
『「アリとキリギリス」の童話には、いくつかの異なる解釈があるのを知っているだろうか?
アリは働くことが人生の目的で、何の喜びもなく人生を終えるが、キリギリスは美しい音楽を奏でることで、人を楽しませ、感謝される幸せな人生なのだという。
人は誰かのために何かをする。
その行為に感謝されることに喜びを感じる。
人から感謝されるには、人と違ったことができなければならない。
人から感謝されるには、人が不得意なことができなければならない。
幸せな人生を送るためには、他の人にはできない自分探しが必要だ。
10年経って振り返ったときに、人から感謝されている自分自身がそこにいたら、それは最高に幸せな人生だ。
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