
【ポジティブフィードバック】5132
国際エグゼクティブコーチ、ヴィランティ牧野祝子氏の心に響く言葉より…
「どうしたら、部下がやる気を出してくれるのだろうか」 「こんな簡単なことが、どうしてうちのチームはできないのだろう」 「上司の立場になったものの、どうしたらいいのかまったくわからない」 「1on1をしても効果がないようだ」
あなたは今、このような悩みをお持ちなのかもしれませんね。
上司、リーダーにとって、部下やチームがうまく機能しない、成長しない、結果を出すことができないことは大きな課題であり、できるだけ早く解決したいものでしょう。
「結果の出せる優秀なビジネスパーソン」であるだけでは、いい上司、いいリーダーとはいえません。
上司であるあなたと同じ、いえ、それ以上に成果を出せる部下を育てるのが、 いい上司であり、いいリーダーの仕事だからです。
部下が成長し、チームがうまく機能するには、上司やリーダーのあり方、そして、上司 やリーダーと部下との関係性が大きく影響します。
ところが、多くの上司、リーダーの方が、部下との関係に悩み、そのうえで間違えた対応をしてしまっているのです。
私は現在、国際エグゼクティブコーチとして活動しています。
キャリアに関する課題や悩みを解決するお手伝いが仕事なので、日々、たくさんの上司やリーダー、そして部下の立場の人と会い、お話を聞いています。
クライアントはアメリカやヨーロッパ、アジア、なかには南アメリカや中東にいらっしゃる製造業、金融など、様々な分野でのビジネスパーソンやお医者様や国家公務員の方々です。
起業家、駐在員などもいらっしゃり、幅広い業界の方々とお話しするわけですが、キャリアに関する課題やお悩みは業界や国を超え、本質的な違いはありません。
この仕事を始めて驚いたことがあります。
それは、「上司がフィードバックをくれない」というお悩みの相談がとても多いことでした。
世界中の企業で起きている課題ですが、日本では特に多く聞きます。
「仕事の仕方はこのままでいいのか?」「求められていることがわからない」「私には実力 はないのか?」など、実績があり、仕事ができると評判の人までもが、上司からフィード バックがないために不必要に悩んだり落ち込んだりして、仕事に集中できなくなっているのです。
本書を今、手にしてくださっている皆さんの多くが、「部下」を経験してきたことでしょう。
ちょっと思い出してみてください。「つくってくれた資料がわかりやすかったから、お客様を説得することができたよ」 「先日教えてくれた現場のお客様の声。戦略会議でシェアしたら、マーケティング部長も 興味津々で聞いていたよ」など、上司があなたのことをきちんと見てくれていることがわかったり、認めてもらえたりすると、やる気が出たのではないでしょうか。
私も部下として働いていた時は、上司が「せっかくやっているのに、何も言ってくれない」と、自分のやり方でいいのか、間違っているけれど注意してもらえないだけなのかがわからず、あまりやる気が出ませんでした。
一方、上司が「やっていることに対して、アドバイスをくれる」と、自分が成長していることを意識でき、「この人のために頑張ろう」とより一層頑張れていました。
ちょっとしたことでも「助かっているよ」「君のやっていることは会社に価値を与えているよ」と上司に言葉で伝えてもらうことで部下は嬉しくなり、モチベーションが上がり、「これからも頑張ろう」と思えるのです。
これまで20年あまり10か国で、多国籍企業と呼ばれる世界的大企業の本社から、中国のファミリービジネスまで様々な規模の会社で幅広い分野の方々と仕事をさせていただいてきました。
その中で、多くの素晴らしいリーダーと出会うことができました。
彼らに共通していたのは、戦略的に組織の方向性を示すと同時に、部下に「見ているよ」 「認めているよ」といったポジティブなフィードバックを頻繁に行ってくれることでした。
「強み」や「得意」を認められたら、誰だって嬉しいものです。
実際、彼らのポジティブフィードバックは、国籍や年齢、バックグラウンドを問わず効果がありましたし、私もリーダーになってから、彼らに学んだポジティブフィードバックを心がけたところ、様々な国や地域出身の部下たちにも効果が感じられました。
また、私の働いていた欧米企業は20年近く前からリモートや在宅ワークを推進していたのですが、リモートだと難しいとされる部下指導、管理等もポジティブフィードバックで 効率的に行うことができていました。
働き方が多様化している中、上司、リーダーの皆さんには、ぜひ、取り入れていただきたいスキルです。
『ポジティブフィードバック』あさ出版
https://amzn.to/3VmIYNq
ポジティブフィードバックとは思いやりを言語化した良質なコミュニケーションだという。
「ひとつの褒め言葉で2ヵ月は生きられる」
と言ったのは作家のマーク・トウェイン。
人は、誰かの言葉によって励まされたり、力をもらったり、心が救われたりするものだ。
また、「辞めるのは会社でなく、上司から離れていくのだ」という言葉もある。
自分を励ましてくれたり、信じてくれ、成長させてくれるリーダーにはずっとついていきたいと思うからだ。
リーダーからのポジティブフィードバックは、部下にとっての「ギフト」。
「ギフト」をくれるリーダーに、部下はついていきたくなる。
(以上本書より)
上司から言われて嬉しい言葉は(マイナビニュースから)…
「ありがとう」
「見ているよ」
「おつかれさま」
「助かった」
「頼りにしている」
「君が必要だ」
「すごいね!」
「よくやった!」
ちょっとしたひと言が相手の気持ちを動かす。
私のことを覚えていてくれたな、気にしてくれていたんだ、と。
また、上司や部下にかかわらず、同様に大事なのはレスポンスの早さやだ。
レスポンスは早いだけでポジティブフィードバックになる。
それはたとえば…
●メールをもらったら、即座に返信する。
●情報をもらったことにすぐ感謝する。
●誰かを紹介されたら、その後の経過をすぐに報告する。
●何かをやってもらったことに対して、ねぎらいの言葉やお礼の言葉をすぐに言う(メールする)。
誰かを紹介したり、つなげたりしたことがある人はわかるが、「その後どうなったか」ということを報告してくれる人は意外と少ない。
「紹介された〇〇さんに会ってきました。おかげさまで事業が進展しそうです」
「おすすめだった〇〇に行ってきました。すごい流行っていて、勉強になりました」
気づかいや思いやり、すみやかなレスポンスは、とても大事だ。
ポジティブフィードバックという言葉を胸に刻みたい。
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国際エグゼクティブコーチ、ヴィランティ牧野祝子氏の心に響く言葉より…
「どうしたら、部下がやる気を出してくれるのだろうか」 「こんな簡単なことが、どうしてうちのチームはできないのだろう」 「上司の立場になったものの、どうしたらいいのかまったくわからない」 「1on1をしても効果がないようだ」
あなたは今、このような悩みをお持ちなのかもしれませんね。
上司、リーダーにとって、部下やチームがうまく機能しない、成長しない、結果を出すことができないことは大きな課題であり、できるだけ早く解決したいものでしょう。
「結果の出せる優秀なビジネスパーソン」であるだけでは、いい上司、いいリーダーとはいえません。
上司であるあなたと同じ、いえ、それ以上に成果を出せる部下を育てるのが、 いい上司であり、いいリーダーの仕事だからです。
部下が成長し、チームがうまく機能するには、上司やリーダーのあり方、そして、上司 やリーダーと部下との関係性が大きく影響します。
ところが、多くの上司、リーダーの方が、部下との関係に悩み、そのうえで間違えた対応をしてしまっているのです。
私は現在、国際エグゼクティブコーチとして活動しています。
キャリアに関する課題や悩みを解決するお手伝いが仕事なので、日々、たくさんの上司やリーダー、そして部下の立場の人と会い、お話を聞いています。
クライアントはアメリカやヨーロッパ、アジア、なかには南アメリカや中東にいらっしゃる製造業、金融など、様々な分野でのビジネスパーソンやお医者様や国家公務員の方々です。
起業家、駐在員などもいらっしゃり、幅広い業界の方々とお話しするわけですが、キャリアに関する課題やお悩みは業界や国を超え、本質的な違いはありません。
この仕事を始めて驚いたことがあります。
それは、「上司がフィードバックをくれない」というお悩みの相談がとても多いことでした。
世界中の企業で起きている課題ですが、日本では特に多く聞きます。
「仕事の仕方はこのままでいいのか?」「求められていることがわからない」「私には実力 はないのか?」など、実績があり、仕事ができると評判の人までもが、上司からフィード バックがないために不必要に悩んだり落ち込んだりして、仕事に集中できなくなっているのです。
本書を今、手にしてくださっている皆さんの多くが、「部下」を経験してきたことでしょう。
ちょっと思い出してみてください。「つくってくれた資料がわかりやすかったから、お客様を説得することができたよ」 「先日教えてくれた現場のお客様の声。戦略会議でシェアしたら、マーケティング部長も 興味津々で聞いていたよ」など、上司があなたのことをきちんと見てくれていることがわかったり、認めてもらえたりすると、やる気が出たのではないでしょうか。
私も部下として働いていた時は、上司が「せっかくやっているのに、何も言ってくれない」と、自分のやり方でいいのか、間違っているけれど注意してもらえないだけなのかがわからず、あまりやる気が出ませんでした。
一方、上司が「やっていることに対して、アドバイスをくれる」と、自分が成長していることを意識でき、「この人のために頑張ろう」とより一層頑張れていました。
ちょっとしたことでも「助かっているよ」「君のやっていることは会社に価値を与えているよ」と上司に言葉で伝えてもらうことで部下は嬉しくなり、モチベーションが上がり、「これからも頑張ろう」と思えるのです。
これまで20年あまり10か国で、多国籍企業と呼ばれる世界的大企業の本社から、中国のファミリービジネスまで様々な規模の会社で幅広い分野の方々と仕事をさせていただいてきました。
その中で、多くの素晴らしいリーダーと出会うことができました。
彼らに共通していたのは、戦略的に組織の方向性を示すと同時に、部下に「見ているよ」 「認めているよ」といったポジティブなフィードバックを頻繁に行ってくれることでした。
「強み」や「得意」を認められたら、誰だって嬉しいものです。
実際、彼らのポジティブフィードバックは、国籍や年齢、バックグラウンドを問わず効果がありましたし、私もリーダーになってから、彼らに学んだポジティブフィードバックを心がけたところ、様々な国や地域出身の部下たちにも効果が感じられました。
また、私の働いていた欧米企業は20年近く前からリモートや在宅ワークを推進していたのですが、リモートだと難しいとされる部下指導、管理等もポジティブフィードバックで 効率的に行うことができていました。
働き方が多様化している中、上司、リーダーの皆さんには、ぜひ、取り入れていただきたいスキルです。
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ポジティブフィードバックとは思いやりを言語化した良質なコミュニケーションだという。
「ひとつの褒め言葉で2ヵ月は生きられる」
と言ったのは作家のマーク・トウェイン。
人は、誰かの言葉によって励まされたり、力をもらったり、心が救われたりするものだ。
また、「辞めるのは会社でなく、上司から離れていくのだ」という言葉もある。
自分を励ましてくれたり、信じてくれ、成長させてくれるリーダーにはずっとついていきたいと思うからだ。
リーダーからのポジティブフィードバックは、部下にとっての「ギフト」。
「ギフト」をくれるリーダーに、部下はついていきたくなる。
(以上本書より)
上司から言われて嬉しい言葉は(マイナビニュースから)…
「ありがとう」
「見ているよ」
「おつかれさま」
「助かった」
「頼りにしている」
「君が必要だ」
「すごいね!」
「よくやった!」
ちょっとしたひと言が相手の気持ちを動かす。
私のことを覚えていてくれたな、気にしてくれていたんだ、と。
また、上司や部下にかかわらず、同様に大事なのはレスポンスの早さやだ。
レスポンスは早いだけでポジティブフィードバックになる。
それはたとえば…
●メールをもらったら、即座に返信する。
●情報をもらったことにすぐ感謝する。
●誰かを紹介されたら、その後の経過をすぐに報告する。
●何かをやってもらったことに対して、ねぎらいの言葉やお礼の言葉をすぐに言う(メールする)。
誰かを紹介したり、つなげたりしたことがある人はわかるが、「その後どうなったか」ということを報告してくれる人は意外と少ない。
「紹介された〇〇さんに会ってきました。おかげさまで事業が進展しそうです」
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