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【人生は掛け算だ】4828
藤原和博氏の心に響く言葉より…
私がこの本で伝えたいのは、たった一つのこと。
人生とは、足し算でも引き算でもなく、意外なもの同士を掛け合わせる「掛け算」だということ。
本書を手に取ったあなたはこれまで多くの本を読み、多くの人に出逢ってきたと思う。
そして、もうすぐ退職が迫っているか、それ以降の人生について迷いがある世代だ。
もう40年近く、会社や組織で勤めた経験があるかもしれない。
あなたが会社や組織で働いた40年間は、激動の時代だった。
好景気を味わったこともあれば、度重なる不況も生き抜いてきた。
団塊の世代の上司たちにこってりと絞られたこともあるだろう。
パワハラという言葉がなかった時代に鍛えられた。
ポケベルは携帯電話からスマホへ、ワープロはノートパソコンを経てタブレットへ。
実にさまざまな技術革新が起こった。
組織の中では望み通りの昇進を果たしたこともあれば、挫折を経験し、不遇な思いもしたはずだ。
あるいは私のように、突然の病によって出世の道が絶たれた経験があるかもしれない。
あなたが必死で働いてきた時代に、社会全体では成長社会から成熟社会への地殻変動が起きていた。
仕事・教育・家族を始めとしたあなたの「人生」に関わるありとあらゆる分野で、価値観が変わった。
だから、親世代が持っていた価値観は、歳を重ねるごとに時代遅れとなってしまった。
私自身も戦後の日本社会がつくり上げたサイボーグだ。
高速で事務処理をすることに長けたホワイトカラーになるよう、子どもの頃から育てられた。
「早くしなさい、ちゃんとしなさい、いい子にしなさい」の呪文は、親からだけで なく、学校から、地域社会から、日本全体から地響きのように発せられた。
そうして「早 く、ちゃんと、いい子に」できるようになった私は、モーレツビジネスマンとして働いてきた。
あなたも、そうかもしれない。
私はこれまでに90冊の本を著してきた。
広く読まれた『処生術』『坂の上の坂』「人生の教科書」シリーズを始め、すべての本に共通するのは、私自身を実験台として、その体験をもとに書いてきたということ。
「理想論」「べき論」「机上の空論」は一つもない。
「早く、ちゃんとできる、いい子」として育った私が、七転八倒しながら、自分自身の可能性を見つけ出し、変態(メタモルフォーズ)する過程を共有してきたつもりだ。
本書には、あえて「60歳からの」という言葉を入れた。
なぜなら私は、「60歳」を今の時代の「新しい成人」だと捉えているからだ。
たとえば平均寿命が84歳として、60~74歳の自由時間を1日に11時間あるとし、75~84歳の自由時間を1日に5.5時間あると計算すると、あなたの自由時間は8万時間を超える。
それは、あなたが40年間働いた時間に匹敵する。
それだけの自由時間が目の前にあるのだ。
つまり、20代で初めて就活したときと同じスタートラインに、60歳になったあなたは、 再び立つことになる。
しかも今回は、40年間すでに蓄積した能力や経験を活かせる有利さがある。
本書は、60歳で新しい時代の成人となるあなたに、自分の「希少性」に気づいてもらうところからスタートする。
現在地を正しく把握できれば、新しい旅にも、大手を振って出られるだろう。
たどり着く島は、あなただけの無人島だ。
この本は、その、たった一人の無人島に旗を立てようとするあなたのために書いたものです。
『60歳からの教科書 お金・家族・死のルール』朝日新書
https://amzn.to/3DM8y4C
本書の目次にはこんな言葉が書かれている。
【希少性】(自分を「レア化」する)
◆「時給」を知る
◆「情報編集力」を磨く
◆「三点魔法陣」を描く
【お金】(自分の「物語」を豊かにする道具)
◆「信用」とは何か
◆「時間」とは何か
【家族】(無限の「ベクトル」合わせ)
◆「ベクトルの和」の法則を活かす
◆仕事の経験を活かす
◆他者との関係を活かす
【死】(死に方を決める「連峰型エネルギーカーブ」)
◆「組織の死」は人生のヒント
◆「エネルギーカーブ」は連峰型に
◆「コミュニティ」は生命線
「三点魔法陣」とは、藤原和博氏が本や講演で必ず紹介する話だ。
キャリアを掛け合わせて魔法陣の面積を最大限に大きくして、100万人に1人の「希少性」を目指すというもの。
たとえば、現在、仕事が営業だとしたらまず「営業のプロ」となり、2番目のキャリアはそれとは遠いところにある「経理でプロ」になり、三番目のキャリアは全く異なる、たとえば「美容師のプロ」になるということ。
いくつになっても、勉強し続け、希少性のある人でありたい。
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藤原和博氏の心に響く言葉より…
私がこの本で伝えたいのは、たった一つのこと。
人生とは、足し算でも引き算でもなく、意外なもの同士を掛け合わせる「掛け算」だということ。
本書を手に取ったあなたはこれまで多くの本を読み、多くの人に出逢ってきたと思う。
そして、もうすぐ退職が迫っているか、それ以降の人生について迷いがある世代だ。
もう40年近く、会社や組織で勤めた経験があるかもしれない。
あなたが会社や組織で働いた40年間は、激動の時代だった。
好景気を味わったこともあれば、度重なる不況も生き抜いてきた。
団塊の世代の上司たちにこってりと絞られたこともあるだろう。
パワハラという言葉がなかった時代に鍛えられた。
ポケベルは携帯電話からスマホへ、ワープロはノートパソコンを経てタブレットへ。
実にさまざまな技術革新が起こった。
組織の中では望み通りの昇進を果たしたこともあれば、挫折を経験し、不遇な思いもしたはずだ。
あるいは私のように、突然の病によって出世の道が絶たれた経験があるかもしれない。
あなたが必死で働いてきた時代に、社会全体では成長社会から成熟社会への地殻変動が起きていた。
仕事・教育・家族を始めとしたあなたの「人生」に関わるありとあらゆる分野で、価値観が変わった。
だから、親世代が持っていた価値観は、歳を重ねるごとに時代遅れとなってしまった。
私自身も戦後の日本社会がつくり上げたサイボーグだ。
高速で事務処理をすることに長けたホワイトカラーになるよう、子どもの頃から育てられた。
「早くしなさい、ちゃんとしなさい、いい子にしなさい」の呪文は、親からだけで なく、学校から、地域社会から、日本全体から地響きのように発せられた。
そうして「早 く、ちゃんと、いい子に」できるようになった私は、モーレツビジネスマンとして働いてきた。
あなたも、そうかもしれない。
私はこれまでに90冊の本を著してきた。
広く読まれた『処生術』『坂の上の坂』「人生の教科書」シリーズを始め、すべての本に共通するのは、私自身を実験台として、その体験をもとに書いてきたということ。
「理想論」「べき論」「机上の空論」は一つもない。
「早く、ちゃんとできる、いい子」として育った私が、七転八倒しながら、自分自身の可能性を見つけ出し、変態(メタモルフォーズ)する過程を共有してきたつもりだ。
本書には、あえて「60歳からの」という言葉を入れた。
なぜなら私は、「60歳」を今の時代の「新しい成人」だと捉えているからだ。
たとえば平均寿命が84歳として、60~74歳の自由時間を1日に11時間あるとし、75~84歳の自由時間を1日に5.5時間あると計算すると、あなたの自由時間は8万時間を超える。
それは、あなたが40年間働いた時間に匹敵する。
それだけの自由時間が目の前にあるのだ。
つまり、20代で初めて就活したときと同じスタートラインに、60歳になったあなたは、 再び立つことになる。
しかも今回は、40年間すでに蓄積した能力や経験を活かせる有利さがある。
本書は、60歳で新しい時代の成人となるあなたに、自分の「希少性」に気づいてもらうところからスタートする。
現在地を正しく把握できれば、新しい旅にも、大手を振って出られるだろう。
たどり着く島は、あなただけの無人島だ。
この本は、その、たった一人の無人島に旗を立てようとするあなたのために書いたものです。
『60歳からの教科書 お金・家族・死のルール』朝日新書
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本書の目次にはこんな言葉が書かれている。
【希少性】(自分を「レア化」する)
◆「時給」を知る
◆「情報編集力」を磨く
◆「三点魔法陣」を描く
【お金】(自分の「物語」を豊かにする道具)
◆「信用」とは何か
◆「時間」とは何か
【家族】(無限の「ベクトル」合わせ)
◆「ベクトルの和」の法則を活かす
◆仕事の経験を活かす
◆他者との関係を活かす
【死】(死に方を決める「連峰型エネルギーカーブ」)
◆「組織の死」は人生のヒント
◆「エネルギーカーブ」は連峰型に
◆「コミュニティ」は生命線
「三点魔法陣」とは、藤原和博氏が本や講演で必ず紹介する話だ。
キャリアを掛け合わせて魔法陣の面積を最大限に大きくして、100万人に1人の「希少性」を目指すというもの。
たとえば、現在、仕事が営業だとしたらまず「営業のプロ」となり、2番目のキャリアはそれとは遠いところにある「経理でプロ」になり、三番目のキャリアは全く異なる、たとえば「美容師のプロ」になるということ。
いくつになっても、勉強し続け、希少性のある人でありたい。
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