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【幸せすらも習慣になる】5740
サミュエル・スマイルズ氏の心に響く言葉より…
年齢とともに習慣が強固なものとなり、人格が形成されると、あらたな道へと曲がることが徐々に難しくなります。
そのため、新しいことを学ぶよりも、学んだことを忘れることのほうが大変になります。
そう考えると、むかしギリシアの笛吹きは、格下の教師から学んできた生徒には、倍の授業料を要求したといいますが、なるほどと納得されることでしょう。
古い習慣を根こぎにするのは、とても痛くて苦しいことなのです。
怠惰、刹那主義、大酒などが習慣として染みついている人間を変えようとしてごらんなさい。
たいていの場合、失敗することでしょう。
どのケースでも、習慣が人生に根を張っていて、人生そのものの一部になっているので、引き抜くことなどとうてい不可能です。
幸せすらも習慣になりえます。
ものごとの明るい面に目を向けるという習慣があります。
もちろん、その逆に、暗い面ばかり見るという習慣もあります。
ジョンソン博士は、ものごとの最良の面を見るという習慣は、年に千ポンドという豪勢な年収よりも、はるかに価値があるといいました。
人間には、意志をはたらかせることで、幸せな気持ちにしてくれるものに心を向ける力が、もともとそなわっています。
こんなふうに、幸せな思いで心をみたす習慣は、要するに習慣ですから、人はそれを自分のものにすることができます。
そして、若者をこのような明るい性格、上機嫌で幸せな性質をもった人間に育てることは、たくさんの知識をつめこみ、学問のできる人間に仕立てることよりも、はるかに価値のあることではないでしょうか。
『SELF HELP イギリス流大人の気骨』講談社
https://q.bmd.jp/91/119/1945/393
すべて、物事は見方次第、考え方次第でどうにでも変わる。
たとえ、いくばくかのお金を失ったときでも、考え方次第で幸せにもなるし不幸にもなる。
幸せになる人は、「このお金を失ったことで、もっと多くのお金が入っているというメッセージなのだ」とか「これで、大きな厄をを落とすことができた」と感謝までできる人だ。
不幸せになる人は、「ああ、まったくツイてない。なんで私はこんなに運がないんだろう」「まったく、災難ばかり次から次へとやってくる、本当に嫌になる」と嘆き、不平や泣き言を言い続ける人だ。
ものごとの明るい面を見る習慣は、何千万円にも匹敵する価値がある。
「明るい性格」「上機嫌」「笑顔」も同じだ。
これらを習慣として身につけることにより、人は多くの徳を積むことができる。
つまり、人格者になれるということだ。
「徳とは無類の明るさのことである」という安岡正篤師の言葉がある。
徳とは、知識でもなく、技術でもない。
明るく、世話好きで、人に尽くすことができる人である。
これらも、すべて習慣により身につくということだ。
「幸せすらも習慣になる」という言葉を胸に刻みたい。
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