
【学ばないマジョリティから脱出する】
スタディサプリ教育AI研究所所長、東京学芸大学准教授、小宮山利恵子氏の心に響く言葉より…
大学を卒業したら勉強は終わり。
そのあとは社会人として仕事を頑張ればいい。
こんな考え方が通用した時代はもう終わりました。
企業の平均寿命が約20年と言われ、終身雇用制度も年功序列も崩壊していく中で、 人生の寿命は100年と長くなっていきます。
70歳以降も働くことを希望するシニアは8割もいると言われています (政府の「未来投資会議」資料より)。
しかし、日本人の多くは、そういった不安定な時代に長く働き続けるための努力をしていません。
つまり、今の会社で働けなくなっても新たな職を得るための、自分の存在価値を高める学びの習慣が身についていないのです。
ここで、驚きのデータをご紹介しましょう。
リクルートワークス研究所が行った「全国就業実態パネル調査2018」で、
「あなたは、昨年1年間に、自分の意思で、仕事にかかわる知識や技術の向上のための取り組み (たとえば、本を読む、詳しい人に話を聞く、自分で勉強をする、講義を受講する、など)をしましたか」
と質問したところ、YESと回答した人(自己学習を行った人)の割合は、33・1%でした。
では、企業から学びの機会を提供されているのかというと、そういうわけでもありません。
雇用者が、「上司や先輩などから指導を受けて、仕事の実務を通じて新しい知識や技術を習得する機会があった」割合と、「通常の業務を離れて、教育・研修などを受講した」割合は、それぞれ 23.6%、22.5%とさらに低くなっているのです。
なぜ、日本の社会人は学ばないのか?
その理由についての設問に対しては、「仕事や家事・育児で忙しいから」(15・0%)、 「今後、転職や独立を予定していないから」(17.2%)と答える人もいましたが、いちばん多かった回答は、「あてはまるものはない」(51・2%)というものです。
つまり、学ぶか、学ばないかの選択をするどころか、「学ばない理由なんて考えたこともない」人が半数にもおよんだのです。
7割の人が、将来のために何も準備していないということは、それだけ、「何とかなる」と考えている人が多いのでしょう。
確かに、日本企業は、長期雇用の傾向が強かったため、今までは何とかなったかもしれません。
しかし、AIに多くの仕事が代替されることは確実視されています。
日本で働く外国人の数も増加する一方です。
そんな時代の変化の波に乗り、私のように副業や兼業で複数の仕事をする人も増えています。
周りには、大企業を辞めて、自分で新たなビジネスを始めた人もたくさんいます。
そのために必要なことは、やはり学び続けることです。
新しい知識、情報をインプットして考えて、新しいスキルを身につけ、新しいことを創りだし、新しい人脈を広げるための学びです。
世界と比較すると、日本の社会人の学びは、世界最低水準です。
OECDの調査でも、それは明らかになっています。
日本人をこのように学びから遠ざけてしまったのは、戦後から続いてきた日本型の雇用システムの影響も大きいと思います。
安定している企業に入社さえできれば、生涯、安泰。
そんな幻想をまだ引きずっている危機意識の低い人があまりにも多いように感じます。
海外の先進国では、何も学んでいない社会人を見つけるほうが難しいと言ってもいいほどです。
「発展途上国」と言われてきたアフリカ諸国、たとえばルワンダはここ数年の発展が目覚ましく、リーダーシップについて社会人になっても学ぶ大人が増えています。
学び続けることで転職を繰り返し、キャリアアップして、自分の人材価値を高めていっている人に、学び続ける理由を聞くと、「いつ潰れるかわからないのに、1つの会社で働き続けるなんて考えたことがない」と、異口同音の返事です。
学ばない社会人が多い日本では、学びを習慣化するだけで、マジョリティから脱することができると言ってもいいでしょう。
『レア力で生きる』KADOKAWA
https://amzn.to/3yGnt0r
「人生、勝負は後半にあり!能力開発は年齢不問」
と言ったのは、社会教育家の田中真澄氏。
人生を80歳とするなら、後半は40歳から。
人生を100歳とするなら、後半は50歳となる。
多くの人は、前半は勢いで生きていくことができる。
若さの元気やパワーだったり、行動力でなんとかなってしまう。
しかし、後半戦はそうはいかない。
積み重ねてきた勉強の量がジワジワと効いてくる。
まったく、勉強してこなければ、空っぽのままの、味気ない、つまらない後半生を過ごさなければならない。
後半生を、面白おかしく暮らすには、面白い人でなければならない。
面白い人とは、話題が豊富で、最新の情報も持っていて、語彙力が豊富な人、いわゆる知性と教養がある人だ。
そして、常に自分をアップデートしている人でもある。
学びの中心は「読書」だ。
「人類がいままで蓄積した知的遺産を、最も効率的に学ぶことができるのは本」(戸田智弘)
つまり、読書をしない人はまったく学んでいない、ということになる。
レア力を高めるため…
「学ばないマジョリティから脱出する」
学びを習慣化できる人でありたい。
■メルマガの登録はこちらから
http://hitonokokoro.com/
■「人の心に灯をともす」のfacebookページです♪
http://www.facebook.com/hitonokokoro
■【人の心に灯をともす】のブログはこちら
http://ameblo.jp/hiroo117/
■Twitterはこちらから
https://twitter.com/hiroo117
スタディサプリ教育AI研究所所長、東京学芸大学准教授、小宮山利恵子氏の心に響く言葉より…
大学を卒業したら勉強は終わり。
そのあとは社会人として仕事を頑張ればいい。
こんな考え方が通用した時代はもう終わりました。
企業の平均寿命が約20年と言われ、終身雇用制度も年功序列も崩壊していく中で、 人生の寿命は100年と長くなっていきます。
70歳以降も働くことを希望するシニアは8割もいると言われています (政府の「未来投資会議」資料より)。
しかし、日本人の多くは、そういった不安定な時代に長く働き続けるための努力をしていません。
つまり、今の会社で働けなくなっても新たな職を得るための、自分の存在価値を高める学びの習慣が身についていないのです。
ここで、驚きのデータをご紹介しましょう。
リクルートワークス研究所が行った「全国就業実態パネル調査2018」で、
「あなたは、昨年1年間に、自分の意思で、仕事にかかわる知識や技術の向上のための取り組み (たとえば、本を読む、詳しい人に話を聞く、自分で勉強をする、講義を受講する、など)をしましたか」
と質問したところ、YESと回答した人(自己学習を行った人)の割合は、33・1%でした。
では、企業から学びの機会を提供されているのかというと、そういうわけでもありません。
雇用者が、「上司や先輩などから指導を受けて、仕事の実務を通じて新しい知識や技術を習得する機会があった」割合と、「通常の業務を離れて、教育・研修などを受講した」割合は、それぞれ 23.6%、22.5%とさらに低くなっているのです。
なぜ、日本の社会人は学ばないのか?
その理由についての設問に対しては、「仕事や家事・育児で忙しいから」(15・0%)、 「今後、転職や独立を予定していないから」(17.2%)と答える人もいましたが、いちばん多かった回答は、「あてはまるものはない」(51・2%)というものです。
つまり、学ぶか、学ばないかの選択をするどころか、「学ばない理由なんて考えたこともない」人が半数にもおよんだのです。
7割の人が、将来のために何も準備していないということは、それだけ、「何とかなる」と考えている人が多いのでしょう。
確かに、日本企業は、長期雇用の傾向が強かったため、今までは何とかなったかもしれません。
しかし、AIに多くの仕事が代替されることは確実視されています。
日本で働く外国人の数も増加する一方です。
そんな時代の変化の波に乗り、私のように副業や兼業で複数の仕事をする人も増えています。
周りには、大企業を辞めて、自分で新たなビジネスを始めた人もたくさんいます。
そのために必要なことは、やはり学び続けることです。
新しい知識、情報をインプットして考えて、新しいスキルを身につけ、新しいことを創りだし、新しい人脈を広げるための学びです。
世界と比較すると、日本の社会人の学びは、世界最低水準です。
OECDの調査でも、それは明らかになっています。
日本人をこのように学びから遠ざけてしまったのは、戦後から続いてきた日本型の雇用システムの影響も大きいと思います。
安定している企業に入社さえできれば、生涯、安泰。
そんな幻想をまだ引きずっている危機意識の低い人があまりにも多いように感じます。
海外の先進国では、何も学んでいない社会人を見つけるほうが難しいと言ってもいいほどです。
「発展途上国」と言われてきたアフリカ諸国、たとえばルワンダはここ数年の発展が目覚ましく、リーダーシップについて社会人になっても学ぶ大人が増えています。
学び続けることで転職を繰り返し、キャリアアップして、自分の人材価値を高めていっている人に、学び続ける理由を聞くと、「いつ潰れるかわからないのに、1つの会社で働き続けるなんて考えたことがない」と、異口同音の返事です。
学ばない社会人が多い日本では、学びを習慣化するだけで、マジョリティから脱することができると言ってもいいでしょう。
『レア力で生きる』KADOKAWA
https://amzn.to/3yGnt0r
「人生、勝負は後半にあり!能力開発は年齢不問」
と言ったのは、社会教育家の田中真澄氏。
人生を80歳とするなら、後半は40歳から。
人生を100歳とするなら、後半は50歳となる。
多くの人は、前半は勢いで生きていくことができる。
若さの元気やパワーだったり、行動力でなんとかなってしまう。
しかし、後半戦はそうはいかない。
積み重ねてきた勉強の量がジワジワと効いてくる。
まったく、勉強してこなければ、空っぽのままの、味気ない、つまらない後半生を過ごさなければならない。
後半生を、面白おかしく暮らすには、面白い人でなければならない。
面白い人とは、話題が豊富で、最新の情報も持っていて、語彙力が豊富な人、いわゆる知性と教養がある人だ。
そして、常に自分をアップデートしている人でもある。
学びの中心は「読書」だ。
「人類がいままで蓄積した知的遺産を、最も効率的に学ぶことができるのは本」(戸田智弘)
つまり、読書をしない人はまったく学んでいない、ということになる。
レア力を高めるため…
「学ばないマジョリティから脱出する」
学びを習慣化できる人でありたい。
■メルマガの登録はこちらから
http://hitonokokoro.com/
■「人の心に灯をともす」のfacebookページです♪
http://www.facebook.com/hitonokokoro
■【人の心に灯をともす】のブログはこちら
http://ameblo.jp/hiroo117/
■Twitterはこちらから
https://twitter.com/hiroo117