
vol.3287 してきたように育つ
「教える」と「伝える」のお話です。
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人間国宝の講談師・一龍斎貞水さんの言葉。
「教えてくれなきゃできないって言ってる人間には、教えたってできない」
というゴシック体の言葉のあとにこういう説明があります。
「“貞水さんはあまり後輩にものを教えませんね”って言われるけど、僕らは教えるんじゃなくて伝える役なんです。
伝えるということは、それを受け取ろう、自分の身に先人の技を刻み込もうとするから伝わっていくもの。
教えてくれなきゃできないって言ってる人間には、教えたってできませんよ」
貞水さんも若い頃、師匠に言われたといいます。
「おまえたちは、日頃いかにも弟子だという顔をして俺の身の回りの世話をしているくせに、俺が高座に上がっている時、それを聴こう、盗もうって気がちっともない。
ホッとして遊んでる。
俺が高座に上がっている時は、どんなに体がきつかろうと、お金を払って見に来てくださっているお客様のために命懸けでしゃべってるんだ。
その一番肝心な時に、聴いて自分から習おう、盗もうって気がないからうまくならないんだ」
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生き方のセオリー
藤尾 秀昭 著
致知出版社
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馬に水を飲ませようと思って水辺に連れて行っても、飲みたくない馬は水を飲みません。
しかし、水が飲みたい馬は、放っておいても水辺に行き水を飲みます。
もし誰かに何かを教えたいと思ったとしても、相手にその気がなければ水の泡、時間の無駄です。
ただここで「相手のせい」にして話を終わらせたのではイケてません!
イケてる人は、どうしたらその気になるかを一生懸命考えたり、楽しんで学んでもらう方法を考えたり、気付かせるために試行錯誤します。
つまり、自責にして自分が変わろうと努力するので、結果的に相手に教えているようで、自分の成長にもつながるのです。
人は、尊敬している人、あこがれている人の言うことは聴くものです。
もし部下や子供や後輩が言うことを聞いてくれないとしたら、尊敬されていないかもしれません。
だからと言って「尊敬しろ!」って言っても尊敬してくれません(笑)
自分がスマホばかり見ているのに、子どもに勉強しろ!って言っても、おそらく色んな理由をつけて勉強しないでしょう。したとしても乗り気ではありません。
親が楽しそうに難しそうな本を読んだり、何かの試験勉強をしていたり、勉強している姿を見て育った子供は、おそらく放っておいても勉強する子に育つでしょう。
「言ったようには育たないけど、してきたように育つ」のが子どもですね♪
これは、部下や後輩も一緒です(^^♪
__________
今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
心より感謝します。
__________
このメルマガは、
転送、掲載、自由です。
朝礼や飲み会の席、友人や家族との会話で、どんどんご活用いただけたらと思います。
こちらから登録出来ます。
↓ ↓ ↓
http://rush1000.com/form_if.cgi?id=tamafuru&u=a4243f144db0dd26
ブログやメルマガ、フェイスブック等のネタとして使用する際は、以下のような文を入れて頂ければ、断りは要りません。
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この話は、メルマガ「魂が震える話」で紹介されていました。
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よろしくお願い致します。
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発行責任者 「魂が震える話」けい
お問い合わせ kei@tamafuru.com
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「教えてくれなきゃできないって言ってる人間には、教えたってできない」
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「“貞水さんはあまり後輩にものを教えませんね”って言われるけど、僕らは教えるんじゃなくて伝える役なんです。
伝えるということは、それを受け取ろう、自分の身に先人の技を刻み込もうとするから伝わっていくもの。
教えてくれなきゃできないって言ってる人間には、教えたってできませんよ」
貞水さんも若い頃、師匠に言われたといいます。
「おまえたちは、日頃いかにも弟子だという顔をして俺の身の回りの世話をしているくせに、俺が高座に上がっている時、それを聴こう、盗もうって気がちっともない。
ホッとして遊んでる。
俺が高座に上がっている時は、どんなに体がきつかろうと、お金を払って見に来てくださっているお客様のために命懸けでしゃべってるんだ。
その一番肝心な時に、聴いて自分から習おう、盗もうって気がないからうまくならないんだ」
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藤尾 秀昭 著
致知出版社
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馬に水を飲ませようと思って水辺に連れて行っても、飲みたくない馬は水を飲みません。
しかし、水が飲みたい馬は、放っておいても水辺に行き水を飲みます。
もし誰かに何かを教えたいと思ったとしても、相手にその気がなければ水の泡、時間の無駄です。
ただここで「相手のせい」にして話を終わらせたのではイケてません!
イケてる人は、どうしたらその気になるかを一生懸命考えたり、楽しんで学んでもらう方法を考えたり、気付かせるために試行錯誤します。
つまり、自責にして自分が変わろうと努力するので、結果的に相手に教えているようで、自分の成長にもつながるのです。
人は、尊敬している人、あこがれている人の言うことは聴くものです。
もし部下や子供や後輩が言うことを聞いてくれないとしたら、尊敬されていないかもしれません。
だからと言って「尊敬しろ!」って言っても尊敬してくれません(笑)
自分がスマホばかり見ているのに、子どもに勉強しろ!って言っても、おそらく色んな理由をつけて勉強しないでしょう。したとしても乗り気ではありません。
親が楽しそうに難しそうな本を読んだり、何かの試験勉強をしていたり、勉強している姿を見て育った子供は、おそらく放っておいても勉強する子に育つでしょう。
「言ったようには育たないけど、してきたように育つ」のが子どもですね♪
これは、部下や後輩も一緒です(^^♪
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心より感謝します。
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