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【イライラするとき】5421
月読寺住職、小池龍之介氏の心に響く言葉より…
私たちが他人に腹を立てるとき、その人の 1.怒り(攻撃性)、2.欲望(収奪性)、 3.愚かさ(無能性)の三種の煩悩のいずれかを察知して、それに対して怒っているのです。
これら三種の他人の煩悩に対し、「煩悩を向けられるのは嫌だっ」と、自らの怒りの煩悩を連鎖させているのです。
三種のイライラのうちもっとも自然に見えますのは、人が向けてくる怒りへの怒りでしょう。
批判されたり攻撃されたりすると通常、生命が脅かされますから、動物的防衛本能として怒りが発動されやすいのです。
次に欲望でしょうか。
それによって自分の取り分が少なくなります。
たとえば、人から自己愛の欲望をむき出しにした自慢話を聞かされると、自分の「自尊心の取り分」を奪われて、いら立ちがちになります。
たいした実害もありませんのに。
では、人が愚かさゆえにうっかりミスをしたのに対して、いら立ってしまうのはどうでしょう。
間接的に多少の迷惑は被るかもしれませんけれども、さらに実害は小さい。
これらは、日々の自分の「怒りっぽさ」を測るバロメーターになりそう。
人の攻撃性にイラつく程度なら怒りっぽさ1ポイント。
「きょうはいつになく、何だかパートナーの自分語りにイライラする」など、さして実害もない欲望を許せないなら2ポイント。
そして、「この人、手伝ってくれたのはいいけれど、言った通りにしてくれないっ」 と、感謝もできず文句を言いたくなるとき。
愚かさにイライラするのは怒りっぽさ3ポイント。
たいして実害もないような人の煩悩にイライラするときは、「怒りっぽくなっている なあ、自分」と視点を百八十度回転させてみましょう。
《煩悩の連鎖が自覚できれば心は落ち着く》
『しない生活 煩悩を静める108のお稽古』幻冬舎新書
https://amzn.to/44Ljpd4
自分に向けられた怒りに対して、瞬間湯沸かしのように即座にヒートアップしてしまう人がいる。
怒りに対する許容量が小さい人だ。
つまり、レジリエンスという、困難や嫌なことに対して回復力(復元力)が弱い人でもある。
それは、ストレス耐性が弱い人。
次に、人の「長話」や「自慢話」にイライラするようなら、ストレス耐性はさらに弱い。
そして、人の「愚かさ」という「他人の欠点や弱点」にイライラしたとするなら、ストレス耐性はほぼ消えかかっている。
たいして実害もないような人の煩悩にイライラしない人でありたい。
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三種のイライラのうちもっとも自然に見えますのは、人が向けてくる怒りへの怒りでしょう。
批判されたり攻撃されたりすると通常、生命が脅かされますから、動物的防衛本能として怒りが発動されやすいのです。
次に欲望でしょうか。
それによって自分の取り分が少なくなります。
たとえば、人から自己愛の欲望をむき出しにした自慢話を聞かされると、自分の「自尊心の取り分」を奪われて、いら立ちがちになります。
たいした実害もありませんのに。
では、人が愚かさゆえにうっかりミスをしたのに対して、いら立ってしまうのはどうでしょう。
間接的に多少の迷惑は被るかもしれませんけれども、さらに実害は小さい。
これらは、日々の自分の「怒りっぽさ」を測るバロメーターになりそう。
人の攻撃性にイラつく程度なら怒りっぽさ1ポイント。
「きょうはいつになく、何だかパートナーの自分語りにイライラする」など、さして実害もない欲望を許せないなら2ポイント。
そして、「この人、手伝ってくれたのはいいけれど、言った通りにしてくれないっ」 と、感謝もできず文句を言いたくなるとき。
愚かさにイライラするのは怒りっぽさ3ポイント。
たいして実害もないような人の煩悩にイライラするときは、「怒りっぽくなっている なあ、自分」と視点を百八十度回転させてみましょう。
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怒りに対する許容量が小さい人だ。
つまり、レジリエンスという、困難や嫌なことに対して回復力(復元力)が弱い人でもある。
それは、ストレス耐性が弱い人。
次に、人の「長話」や「自慢話」にイライラするようなら、ストレス耐性はさらに弱い。
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