AI (ええ愛・Atelier Ichien)

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つまづいたおかげで 人の心に灯をともす 5519より 写真はMさんからいただいたプレゼントです(*☻-☻*...

2023年11月05日 | 
【つまづいたおかげで】5519




渡辺和子氏の心に響く言葉より…


私は自分が心の病気になったことを恥ずかしいとは思っていません。

人間は体と心を持っています。

体が風邪をひくことがあるように、心も“風邪”をひ くことがあるのです。


別に自慢する必要もないことですけれども、病気になっていなかったら、一 生の間になかったかもしれない、心の医者としてのキリストとの出会いがあったわけですし、事実、私は、この病気以来、少し優しくなったみたいです。

特に、弱い人に対して。


それまでの私は、朝早く起きてこない仲間の修道者、「疲れる」とよく言う若い人、「元気が出ない」という同年輩の人たちを、口にこそ出さなくても「なんとだらしない、意気地がない」と心の中できびしく批判していました。

私は、人間は誰しも丈夫で健康なのが当たり前だと思っていたのでした。



「つまづいたおかげで」(相田みつを著『にんげんだもの」 文化出版局刊より)という詩をいただいたことがあります。


《つまづいたおかげで》


つまづいたり ころんだり したおかげで

物事を深く考えるようになりました


あやまちや失敗をくり返したおかげで

少しずつだが

人のやることを 暖かい眼で

見られるようになりました


何回も追いつめられたおかげで

人間としての 自分の弱さと だらしなさを

いやというほど知りました


だまされたり 裏切られたり したおかげで  

馬鹿正直で 親切な人間の暖かさも知りました


そして......

身近な人の死に逢うたびに

人のいのちのはかなさと

いま ここに

生きていることの尊さを

骨身にしみて味わいました (以下省略)



つまずくことも、転ぶことも、だまされることも、裏切られることも、決してそれ自体うれしいことではないし、自ら望むべきことではありません。

しかしながら、どうしようもなく、それらが“来る”時、そういうマイナス要素からさえ、プラスの要素を掴みとることが人間にはできるのです。


『どんな時でも 人は笑顔になれる』PHP文庫
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渡辺和子氏は、五十代の約二年間、うつ病で苦しんだ。

その間も、学校の授業や仕事はこなしていた。

だが、講義をしていても、言葉がスムーズに出てこなかったり、人と話しているのに、いつの間にか眠ってしまったりするような時期があったという。



我々は、つまづいたり、転んだり、失敗したりしたおかげで、人としての大きな気づきを得ることができる。

なにごともない、さざ波一つ立たないような日々をぼんやりと過ごすのなら、人は、面白味のない、つまらない人間になってしまう。

人が、一皮むけ、成長するには、つまずきや失敗という「磨き砂」が必要だからだ。



「つまづいたおかげで」

つらいや悲しいことが起きたとき…

マイナス要素からさえ、プラスの要素を掴みとることができる人でありたい。







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