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ため息はリカバリーショット 人の心に灯をともす 5247より 写真はMさんからいただいたプレゼントで...

2023年02月06日 | 
【ため息はリカバリーショット】5247



順天堂大学医学部教授、小林弘幸氏の心に響く言葉より…



悩みごとやトラブルを抱えていると、つい「はぁ・・・・・・」とため息がもれてしまいますが、どうぞ存分に、ため息をついてください。

「ため息をつくと幸せが逃げる」といわれていますが、医学的観点からみると、まったく逆です。

息は吐く時間が長ければ長いほど、より効果的に副交感神経の働きを高めることができるので、ため息は体にとって望ましいものです。

深呼吸をして心が落ち着くのと同じメカニズムです。


それではなぜ、「ため息をつくと幸せが逃げる」といわれているのでしょうか?

人間は思いつめると呼吸が止まりがちになり、息苦しくなります。

すると体は酸素を欲して、深く呼吸をしようとします。

それが、ため息の正体です。


思いつめて呼吸が浅くなった時にため息が出るため、「ため息=幸せが逃げる」と同一視されるようになりましたが、ため息は不幸だから出るのであって、ため息をついたら不幸になるわけではないのです。

ため息は、人間の本能的なリカバリーショットなのです。


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長生きの秘訣は「長い息」だと言われる。

禅では「数息観(すうそくかん)」と呼ばれる座禅の呼吸法がある。

息を吐くときに数を数える手法だ。

長い息が基本となる腹式呼吸法だ。


また、仏教の、読経(どっきょう)も、神道の祝詞(のりと)も、同様に声を出すことにより、「長い息」の実践となる。

人は、加齢とともに「呼吸力」は衰え、浅い呼吸となっていくが、読経や祝詞など、声を出すことがその予防ともなる。


ため息はリカバリーショットだという。

ため息が出ているうちはいいが、身も心も本当に疲れ切ってしまったら、ため息もでなくなるという。


ため息が出ると運が逃げるといわれるが、むしろ体にたまった邪気(じゃき)や悪運を吐き出す、という意味と捉えると、必要なものだ。

神道では、6月末に「夏越(なごし)の祓(はらえ)」と12月末「大祓式」を行う。

その際には、自分の身代わりとなる紙で作った人形(ひとがた)に、3回息を吹きかけ、その人形に罪穢(つみけが)れを託し、神社でお祓いをしてもらう。

つまり、知らず知らずに犯してしまった罪穢(つみけが)れを、ため息を出すことによって、祓(はら)う儀式。


ため息は本能的なリカバリーショット。

長い息で長生きを目指したい。






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