![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/21/fcf233635be848aedb358f97ec0f10a9.jpg)
【ため息はリカバリーショット】5247
順天堂大学医学部教授、小林弘幸氏の心に響く言葉より…
悩みごとやトラブルを抱えていると、つい「はぁ・・・・・・」とため息がもれてしまいますが、どうぞ存分に、ため息をついてください。
「ため息をつくと幸せが逃げる」といわれていますが、医学的観点からみると、まったく逆です。
息は吐く時間が長ければ長いほど、より効果的に副交感神経の働きを高めることができるので、ため息は体にとって望ましいものです。
深呼吸をして心が落ち着くのと同じメカニズムです。
それではなぜ、「ため息をつくと幸せが逃げる」といわれているのでしょうか?
人間は思いつめると呼吸が止まりがちになり、息苦しくなります。
すると体は酸素を欲して、深く呼吸をしようとします。
それが、ため息の正体です。
思いつめて呼吸が浅くなった時にため息が出るため、「ため息=幸せが逃げる」と同一視されるようになりましたが、ため息は不幸だから出るのであって、ため息をついたら不幸になるわけではないのです。
ため息は、人間の本能的なリカバリーショットなのです。
『人生で一番役に立つ「言い方」』幻冬舎
https://amzn.to/3HmuVS2
長生きの秘訣は「長い息」だと言われる。
禅では「数息観(すうそくかん)」と呼ばれる座禅の呼吸法がある。
息を吐くときに数を数える手法だ。
長い息が基本となる腹式呼吸法だ。
また、仏教の、読経(どっきょう)も、神道の祝詞(のりと)も、同様に声を出すことにより、「長い息」の実践となる。
人は、加齢とともに「呼吸力」は衰え、浅い呼吸となっていくが、読経や祝詞など、声を出すことがその予防ともなる。
ため息はリカバリーショットだという。
ため息が出ているうちはいいが、身も心も本当に疲れ切ってしまったら、ため息もでなくなるという。
ため息が出ると運が逃げるといわれるが、むしろ体にたまった邪気(じゃき)や悪運を吐き出す、という意味と捉えると、必要なものだ。
神道では、6月末に「夏越(なごし)の祓(はらえ)」と12月末「大祓式」を行う。
その際には、自分の身代わりとなる紙で作った人形(ひとがた)に、3回息を吹きかけ、その人形に罪穢(つみけが)れを託し、神社でお祓いをしてもらう。
つまり、知らず知らずに犯してしまった罪穢(つみけが)れを、ため息を出すことによって、祓(はら)う儀式。
ため息は本能的なリカバリーショット。
長い息で長生きを目指したい。
■メルマガの登録と解除はこちらから
http://hitonokokoro.com/
■「人の心に灯をともす」のfacebookページです♪
http://www.facebook.com/hitonokokoro
■【人の心に灯をともす】のブログはこちら
http://ameblo.jp/hiroo117/
■Twitterはこちらから
https://twitter.com/hiroo117
順天堂大学医学部教授、小林弘幸氏の心に響く言葉より…
悩みごとやトラブルを抱えていると、つい「はぁ・・・・・・」とため息がもれてしまいますが、どうぞ存分に、ため息をついてください。
「ため息をつくと幸せが逃げる」といわれていますが、医学的観点からみると、まったく逆です。
息は吐く時間が長ければ長いほど、より効果的に副交感神経の働きを高めることができるので、ため息は体にとって望ましいものです。
深呼吸をして心が落ち着くのと同じメカニズムです。
それではなぜ、「ため息をつくと幸せが逃げる」といわれているのでしょうか?
人間は思いつめると呼吸が止まりがちになり、息苦しくなります。
すると体は酸素を欲して、深く呼吸をしようとします。
それが、ため息の正体です。
思いつめて呼吸が浅くなった時にため息が出るため、「ため息=幸せが逃げる」と同一視されるようになりましたが、ため息は不幸だから出るのであって、ため息をついたら不幸になるわけではないのです。
ため息は、人間の本能的なリカバリーショットなのです。
『人生で一番役に立つ「言い方」』幻冬舎
https://amzn.to/3HmuVS2
長生きの秘訣は「長い息」だと言われる。
禅では「数息観(すうそくかん)」と呼ばれる座禅の呼吸法がある。
息を吐くときに数を数える手法だ。
長い息が基本となる腹式呼吸法だ。
また、仏教の、読経(どっきょう)も、神道の祝詞(のりと)も、同様に声を出すことにより、「長い息」の実践となる。
人は、加齢とともに「呼吸力」は衰え、浅い呼吸となっていくが、読経や祝詞など、声を出すことがその予防ともなる。
ため息はリカバリーショットだという。
ため息が出ているうちはいいが、身も心も本当に疲れ切ってしまったら、ため息もでなくなるという。
ため息が出ると運が逃げるといわれるが、むしろ体にたまった邪気(じゃき)や悪運を吐き出す、という意味と捉えると、必要なものだ。
神道では、6月末に「夏越(なごし)の祓(はらえ)」と12月末「大祓式」を行う。
その際には、自分の身代わりとなる紙で作った人形(ひとがた)に、3回息を吹きかけ、その人形に罪穢(つみけが)れを託し、神社でお祓いをしてもらう。
つまり、知らず知らずに犯してしまった罪穢(つみけが)れを、ため息を出すことによって、祓(はら)う儀式。
ため息は本能的なリカバリーショット。
長い息で長生きを目指したい。
■メルマガの登録と解除はこちらから
http://hitonokokoro.com/
■「人の心に灯をともす」のfacebookページです♪
http://www.facebook.com/hitonokokoro
■【人の心に灯をともす】のブログはこちら
http://ameblo.jp/hiroo117/
■Twitterはこちらから
https://twitter.com/hiroo117