
【二つ話して、八つ聴く】4811
三枝理恵子氏の心に響く言葉より…
欲しい情報はいつでもどこでも手に入る現代。
一方で、コミュニケーションを苦手と感じる人が増えています。
自分の関心のない情報にも耳を傾け、人間関係を温める、そんな傾聴のコツをお伝えします。
1.《じっと我慢》
二つ話して、八つ聴く。このバランスを心得ていれば、コミュニケーションは円滑になります。
ほとんどの人がしゃべりすぎ。
つい、話の途中で口をはさみたくなるものです。
じっと我慢をして聴くことから始めてみましょう。
2.《真意をくみ取る》
「聴」を分解すると「耳」「目」そして「心」。
人の話は耳だけでなくて「目」で相手の表情、ジェスチャーを観察しながら、また「心」を動かしながら「本当はこの人は何を言いたのだろう」と言葉になっていない部分があることを意識し、相手を理解しようと努めること。
簡単ではありませんが、努力すれば真意もくみ取れるようになります。
3.《感情を共にする》
話を聴くと、ついアドバイスしたり、意見をはさみたくなるもの。
まずは受け容れましょう。
「自分を認めてくれている」「わかってくれている」と感じると、心が開き、 親しみを感じます。
目を見て「そうなんですね」「いいですね」と相づちを打ちながらの共感を心がけると、人はもっと話したくなるものです。
◆《「でもね」と人の話を遮るような、バランスの悪い相づちは逆効果です。 感情を共にして、相手の呼吸に合わせて、心のこもった相づちを打ちましょう。》
◆《聴き方のコツは「二つ話して、八つ聴く」》
『人間力のある人はなぜ陰徳を積むのか』モラロジー道徳教育財団
https://amzn.to/3oNcXyG
「陰徳陽報(いんとくようほう)」(淮南子・人間訓)という言葉がある。
「陰徳あれば必ず陽報あり」といい、人知れずよい行いをする(陰徳を積む)者には、必ず陽報、すなわちよい報(むく)いがあるということ。
しかしながら、陽報を求めてする陰徳は陰徳とは言わない。
こんな話がある。
1500年以上前のこと、達磨大師は王宮に招かれ、国王である武帝から質問された。
「私はこれまでたくさんの寺院を建立したり、寄進をしてきた。果たして私にはどんな功徳(くどく)があるのか?」
達磨大師はひとこと「無功徳(功徳はない)」と答えたという。
良い報いを期待して行う善行は善行とは言わないからだ。
仏教には、お金がなくてもできる「無財の七施(しちせ)」、という徳積みの実践がある。
その中に…
「眼施(げんせ)」(やさしいまなざしで人に接する)
「和眼施(わがんせ)」(いつも和やかに、穏やかな顔で人に接する)
「言辞施(ごんじせ)」(やさしい言葉で接する)
「心施(しんせ)」(自分以外のものために心を配る)
というものがある。
まさに、人の話を聴く「傾聴の姿勢」を表したものだ。
傾聴の実践を重ねる人でありたい。
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三枝理恵子氏の心に響く言葉より…
欲しい情報はいつでもどこでも手に入る現代。
一方で、コミュニケーションを苦手と感じる人が増えています。
自分の関心のない情報にも耳を傾け、人間関係を温める、そんな傾聴のコツをお伝えします。
1.《じっと我慢》
二つ話して、八つ聴く。このバランスを心得ていれば、コミュニケーションは円滑になります。
ほとんどの人がしゃべりすぎ。
つい、話の途中で口をはさみたくなるものです。
じっと我慢をして聴くことから始めてみましょう。
2.《真意をくみ取る》
「聴」を分解すると「耳」「目」そして「心」。
人の話は耳だけでなくて「目」で相手の表情、ジェスチャーを観察しながら、また「心」を動かしながら「本当はこの人は何を言いたのだろう」と言葉になっていない部分があることを意識し、相手を理解しようと努めること。
簡単ではありませんが、努力すれば真意もくみ取れるようになります。
3.《感情を共にする》
話を聴くと、ついアドバイスしたり、意見をはさみたくなるもの。
まずは受け容れましょう。
「自分を認めてくれている」「わかってくれている」と感じると、心が開き、 親しみを感じます。
目を見て「そうなんですね」「いいですね」と相づちを打ちながらの共感を心がけると、人はもっと話したくなるものです。
◆《「でもね」と人の話を遮るような、バランスの悪い相づちは逆効果です。 感情を共にして、相手の呼吸に合わせて、心のこもった相づちを打ちましょう。》
◆《聴き方のコツは「二つ話して、八つ聴く」》
『人間力のある人はなぜ陰徳を積むのか』モラロジー道徳教育財団
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「陰徳陽報(いんとくようほう)」(淮南子・人間訓)という言葉がある。
「陰徳あれば必ず陽報あり」といい、人知れずよい行いをする(陰徳を積む)者には、必ず陽報、すなわちよい報(むく)いがあるということ。
しかしながら、陽報を求めてする陰徳は陰徳とは言わない。
こんな話がある。
1500年以上前のこと、達磨大師は王宮に招かれ、国王である武帝から質問された。
「私はこれまでたくさんの寺院を建立したり、寄進をしてきた。果たして私にはどんな功徳(くどく)があるのか?」
達磨大師はひとこと「無功徳(功徳はない)」と答えたという。
良い報いを期待して行う善行は善行とは言わないからだ。
仏教には、お金がなくてもできる「無財の七施(しちせ)」、という徳積みの実践がある。
その中に…
「眼施(げんせ)」(やさしいまなざしで人に接する)
「和眼施(わがんせ)」(いつも和やかに、穏やかな顔で人に接する)
「言辞施(ごんじせ)」(やさしい言葉で接する)
「心施(しんせ)」(自分以外のものために心を配る)
というものがある。
まさに、人の話を聴く「傾聴の姿勢」を表したものだ。
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