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【和の習慣で脳を鍛える】5069
医学博士、加藤俊徳(としのり)氏の心に響く言葉より…
長い歴史を持つ私たち日本人は、「日本ならでは」の文化や生活様式によって脳をバランスよく使い、整え、成長させ続けてきました。
ところが、ライフスタイルの西洋化、そしてテクノロジーの発達によって、脳を鍛えてきた「和の習慣」が消えてしまったこと、それにより、私たち日本人は加齢による脳の劣化を食い止め、何歳になっても元気な脳でいるための方法を失ったことに、私は脳科学者として強い危機感を覚えています。
そこで私たちが「いくつになっても脳を強化する」ためにはどうしたらよいのか、を考えたとき、その答えはとてもシンプルなものでした。
「和の習慣」を今一度、毎日の生活に意識的に取り入れればよいのです。
たとえば…
「日本の伝統的なお菓子を味わう」
「着物を着て外出する」
「下駄や草履、雪駄を履く」
「日本の季節行事・祭りごとに参加する」
「神社にお参りに行く」
「茶道など『道』のつく習い事を始める」
「お辞儀などの『所作』を丁寧に美しくする」
「手土産を持ってあいさつに行く」
「日常に風呂敷を取り入れる」
「歌舞伎を鑑賞する」
「『思いやり』『感謝』『礼節』を心がける」
「持ち物を減らす」
「しゃがんで、立ち上がる」
等々の和の習慣です。
『日本人が最強の脳をもっている』幻冬舎
https://amzn.to/3SJ1IWc
本書に、《しゃがんで、立ち上がる》については、こう書いてありました。
『椅子とテーブルの生活は、ちゃぶ台生活に比べるととても楽なものです。
しかし、「楽」であるということは、その分、筋肉や脳を「使っていない」ことの証でもあります。
床に座っている状態から、垂直方向にスッと立ち上がる、という動きは足腰の筋肉はもちろんですが、脳にも負荷がかかる動作です。
転ばないように、バランスを保つのは脳の働きによって行われているからです。
まずは、しゃがんだ状態からスッと垂直に立ち上がります。
もし、手を床についてし まったり、何かにつかまる必要があるようでしたら、そうしてください。
大切なのは、その動きを習慣化することですので、無理をせずにできる範囲で「しゃがんで立ち上がる」 を繰り返しましょう。
床に座り、布団を敷いて寝ていた日本人のライフスタイルでは、一日の間に何度も「床に座っている状態から立ち上がる」という動作が行われていました。
トイレも和式でしたから、一日中、ことあるごとにスクワットをしているようなものだったのです。
それを、ほぼ一生涯、毎日休むことなく続けていたわけですから、昔の人の足腰が丈夫だったのもうなずけます。
身体能力とともに、運動系脳番地が鍛えられなければ、利他心を持っても実行する機会を失います。
脳と体が思いやりを実行する土台になるのです。』
日本の「道」の中には、しゃがんで立ち上がるという動作が必ず含まれています。
例えば、柔道における礼法には、座礼があり、直立の姿勢から足を引いて、体を垂直に保ったまま、つま先を立てたまま左膝を畳におろします。
次いで、右膝をおろし、両膝のつま先を伸ばし、両足の親指と親指を重ねます。
両膝の間隔は握り拳二つ分とします。
立ち上がり方は、両足のつま先を立て、座るときとは反対に右膝を立て、座るときの逆の動作をします。
各々の「道」の礼法にしたがうと、お辞儀や歩き方などの所作は自ずと、丁寧に美しくなります。
また、神社の祭りに参加することも、古来の日本の良き習慣を継承するための大事な機会です。
神社の御霊(みたま・ご神体)を移した山車や神輿を引いたり、担いだりすることで神社の神と一体になる行事です。
脳を鍛えるため…
日本古来のよき「和の習慣」を今一度、生活の中に取り入れることが必要です。
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医学博士、加藤俊徳(としのり)氏の心に響く言葉より…
長い歴史を持つ私たち日本人は、「日本ならでは」の文化や生活様式によって脳をバランスよく使い、整え、成長させ続けてきました。
ところが、ライフスタイルの西洋化、そしてテクノロジーの発達によって、脳を鍛えてきた「和の習慣」が消えてしまったこと、それにより、私たち日本人は加齢による脳の劣化を食い止め、何歳になっても元気な脳でいるための方法を失ったことに、私は脳科学者として強い危機感を覚えています。
そこで私たちが「いくつになっても脳を強化する」ためにはどうしたらよいのか、を考えたとき、その答えはとてもシンプルなものでした。
「和の習慣」を今一度、毎日の生活に意識的に取り入れればよいのです。
たとえば…
「日本の伝統的なお菓子を味わう」
「着物を着て外出する」
「下駄や草履、雪駄を履く」
「日本の季節行事・祭りごとに参加する」
「神社にお参りに行く」
「茶道など『道』のつく習い事を始める」
「お辞儀などの『所作』を丁寧に美しくする」
「手土産を持ってあいさつに行く」
「日常に風呂敷を取り入れる」
「歌舞伎を鑑賞する」
「『思いやり』『感謝』『礼節』を心がける」
「持ち物を減らす」
「しゃがんで、立ち上がる」
等々の和の習慣です。
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本書に、《しゃがんで、立ち上がる》については、こう書いてありました。
『椅子とテーブルの生活は、ちゃぶ台生活に比べるととても楽なものです。
しかし、「楽」であるということは、その分、筋肉や脳を「使っていない」ことの証でもあります。
床に座っている状態から、垂直方向にスッと立ち上がる、という動きは足腰の筋肉はもちろんですが、脳にも負荷がかかる動作です。
転ばないように、バランスを保つのは脳の働きによって行われているからです。
まずは、しゃがんだ状態からスッと垂直に立ち上がります。
もし、手を床についてし まったり、何かにつかまる必要があるようでしたら、そうしてください。
大切なのは、その動きを習慣化することですので、無理をせずにできる範囲で「しゃがんで立ち上がる」 を繰り返しましょう。
床に座り、布団を敷いて寝ていた日本人のライフスタイルでは、一日の間に何度も「床に座っている状態から立ち上がる」という動作が行われていました。
トイレも和式でしたから、一日中、ことあるごとにスクワットをしているようなものだったのです。
それを、ほぼ一生涯、毎日休むことなく続けていたわけですから、昔の人の足腰が丈夫だったのもうなずけます。
身体能力とともに、運動系脳番地が鍛えられなければ、利他心を持っても実行する機会を失います。
脳と体が思いやりを実行する土台になるのです。』
日本の「道」の中には、しゃがんで立ち上がるという動作が必ず含まれています。
例えば、柔道における礼法には、座礼があり、直立の姿勢から足を引いて、体を垂直に保ったまま、つま先を立てたまま左膝を畳におろします。
次いで、右膝をおろし、両膝のつま先を伸ばし、両足の親指と親指を重ねます。
両膝の間隔は握り拳二つ分とします。
立ち上がり方は、両足のつま先を立て、座るときとは反対に右膝を立て、座るときの逆の動作をします。
各々の「道」の礼法にしたがうと、お辞儀や歩き方などの所作は自ずと、丁寧に美しくなります。
また、神社の祭りに参加することも、古来の日本の良き習慣を継承するための大事な機会です。
神社の御霊(みたま・ご神体)を移した山車や神輿を引いたり、担いだりすることで神社の神と一体になる行事です。
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