AI (ええ愛・Atelier Ichien)

ここは、『AI(ええ愛)』のある人たちの自由な空間です。一つ一つの記事に『AI(ええ愛)』が込もっているものばかりです。

乱心にあらず 「魂が震える話」vol.2422より

2014年11月24日 | 
嬉しい楽しい幸せな役に立つ興味深い話○略して『うたしやきの話』の収集家・松本一円さん♪の愛読しているメールマガジンよりお福分けさせていただきます…(^人^)

写真は…うたしやきの窯元Uさん♪からいただいたプレゼントで、可愛いカレンダーのイラストを撮影させていただいたものです☆(^人^)☆

ありがとう☆ありがとう☆(^人^)☆



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後継者に任せるときのヒントになるかもしれません。


以下をどうぞ♪


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「そちは、まえに、重臣の李勣は兵法に長じているといったが、あの男をこのまま重用しておくべきかどうか、そちの意見を聞きたい。


というのは、わたしならあの男を使いこなせるが、やがて、わが子“治”の代になったとき、わが子はあの男を使いこなせないだろうからな」


李靖はこたえた。


「よい考えがございます。


このさい、李勣を左遷なさるのです。


そして、将来、太子が皇位につかれたとき、あらためて抜擢するのが最上の策です。


きっと恩を感じてこれに報いようとするでしょう。


これならまちがいありますまい」


「なるほど、それに限るな」


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「中国の思想Ⅹ 孫子・呉子」

村山 孚 訳

徳間書店より

http://dokusume.com/modules/store/index.php?main_page=product_info&products_id=5266

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戦国時代の1,2を争う軍師であり戦国武将そして大名まで上り詰めた“黒田如水(官兵衛)”は晩年、人が変わったように家来たちに当たりちらしたそうです。


結果、家来たちをはじめとして、人々は寄りつかなくなっていきました。


それを知り諫めようと、黒田如水の子“黒田長政”が父である如水に言います。


すると如水は「耳をかせ」といい、こうささやきました。


「これはお前のためだ、乱心にあらず」。


つまり、わざとわが子“長政”に人望が集まるようにしむけたのです。


凄いですね♪


これが善いか悪いかは置いときます。


でも、後の人の事まで考えて、自分が嫌われ者になってでも託すというこの姿!


自分がその立場になったときにできるか?といわれたら、難しいでしょうね(^_^;)


好きでいたいし、好かれたいという、自分の欲に負けちゃいそう・・・


自分、まだまだ未熟です。(T_T)


ともあれ、先人からの学びは本当に深いと感じました(*^_^*)



今日の話が、皆様のお役に立てれば幸いですm(_ _)m



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今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
心より感謝します。

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