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写真は…愛知県岡崎のそのみんさんの…提供です…m(__)m…
【全力を結集して栄冠を勝ちとろう】№642
遠藤功氏の心に響く言葉より…
本田宗一郎は1948年、浜松で「本田技研工業株式会社」を創立した。
資本金100万円、従業員はわずか34人だった。
その6年後の1954年、宗一郎はオートバイの世界最高峰のレースである英国マン島で行われる「マン島TTレース」に出場を宣言し、優勝を目指すと社員たちにぶち上げた。
実は当時、ホンダは経営難に陥っていた。
朝鮮戦争の休戦で特需ブームが終わり、資金難に四苦八苦していたのだ。
生産調整が行われ、社員たちは大きな不安を抱えていた。
本来なら、レースなどとんでもない状況である。
そんなときに、宗一郎は現場に社員たちを集め、ミカン箱の上に乗り、決然と「TTレース出場宣言」をぶち上げ、彼らを煽った。
当時のホンダは町工場に毛が生えた程度の会社にすぎなかった。
社員たちはポカンと口を開け、「このオヤジ、何を言っているんだ…」と訝(いぶか)しがったという。
宗一郎は本気だった。
社内報「ホンダ社報」に掲載された「宣言文」には次のように記載されている。
「今回、国際オートレースの帰朝報告により、欧米諸国の実情をつぶさに知ることができた。
私はかなり現実に拘泥せずに世界を見つめていたつもりであるが、やはり日本の現状に心をとらわれすぎていた事に気がついた。
今や世界はものすごいスピードで進歩しているのである。
然し逆に、私年来の着想をもってすれば必ず勝てるという自信が昂然と湧き起こり、持ち前の斗志がこのままでは許さなくなった。
絶対の自信の持てる生産体制も完備した今、まさに好機至る!
明年こそはTTレースに出場せんと決意ここに固めたのである。
全従業員諸君!
本田技研の全力を結集して栄冠を勝ちとろう。
本田技研の将来は一にかかって諸君の双肩にある」
『「ノリ」の法則』日経プレミアシリーズ
1954年当時は、朝鮮戦争の特需が終わり、不況に突入した。
政府が緊縮予算を組んだため、不況がさらに深刻化し、物価が下落してデフレ状況に陥り、企業倒産が相次いだという。
まるで、現在の状況と同じだ。
皆が打ちひしがれているときは、暗い話ばかりが出てくるが、多くの日本人は、共鳴や同情という、シンパシーの念が強く、時代の風潮や、空気に流されやすい。
大きな事件や天災が起こると、皆でこぞって謹慎の意を表す。
ある時期までは、それは必要だが、時としてそれが長引くことがある。
それが気の喪失という、不況や不景気の大きな要因となる。
そんなときは、誰かが声を上げ、暗い気分を吹き飛ばさなければならない。
「諸君、全力を結集して栄冠を勝ち取ろう」、と。
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【全力を結集して栄冠を勝ちとろう】№642
遠藤功氏の心に響く言葉より…
本田宗一郎は1948年、浜松で「本田技研工業株式会社」を創立した。
資本金100万円、従業員はわずか34人だった。
その6年後の1954年、宗一郎はオートバイの世界最高峰のレースである英国マン島で行われる「マン島TTレース」に出場を宣言し、優勝を目指すと社員たちにぶち上げた。
実は当時、ホンダは経営難に陥っていた。
朝鮮戦争の休戦で特需ブームが終わり、資金難に四苦八苦していたのだ。
生産調整が行われ、社員たちは大きな不安を抱えていた。
本来なら、レースなどとんでもない状況である。
そんなときに、宗一郎は現場に社員たちを集め、ミカン箱の上に乗り、決然と「TTレース出場宣言」をぶち上げ、彼らを煽った。
当時のホンダは町工場に毛が生えた程度の会社にすぎなかった。
社員たちはポカンと口を開け、「このオヤジ、何を言っているんだ…」と訝(いぶか)しがったという。
宗一郎は本気だった。
社内報「ホンダ社報」に掲載された「宣言文」には次のように記載されている。
「今回、国際オートレースの帰朝報告により、欧米諸国の実情をつぶさに知ることができた。
私はかなり現実に拘泥せずに世界を見つめていたつもりであるが、やはり日本の現状に心をとらわれすぎていた事に気がついた。
今や世界はものすごいスピードで進歩しているのである。
然し逆に、私年来の着想をもってすれば必ず勝てるという自信が昂然と湧き起こり、持ち前の斗志がこのままでは許さなくなった。
絶対の自信の持てる生産体制も完備した今、まさに好機至る!
明年こそはTTレースに出場せんと決意ここに固めたのである。
全従業員諸君!
本田技研の全力を結集して栄冠を勝ちとろう。
本田技研の将来は一にかかって諸君の双肩にある」
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1954年当時は、朝鮮戦争の特需が終わり、不況に突入した。
政府が緊縮予算を組んだため、不況がさらに深刻化し、物価が下落してデフレ状況に陥り、企業倒産が相次いだという。
まるで、現在の状況と同じだ。
皆が打ちひしがれているときは、暗い話ばかりが出てくるが、多くの日本人は、共鳴や同情という、シンパシーの念が強く、時代の風潮や、空気に流されやすい。
大きな事件や天災が起こると、皆でこぞって謹慎の意を表す。
ある時期までは、それは必要だが、時としてそれが長引くことがある。
それが気の喪失という、不況や不景気の大きな要因となる。
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