【個人がメディアになることが最強】3085
藤村正宏氏の心に響く言葉より…
世の中は激変しました。そして、マーケティングも激変しています。
「マスメディアを使って商品を告知し、新規のお客さまを獲得するという従来のやり方だけでは不十分な時代になったのです。
SNSとスマホの普及で世の中が大転換しました。
それにより、ボクたち生活者は多大な恩恵を受けています。
たくさんの人やモノとつながりやすくなり、とっても便利な生活ができるようになった。
個人の発信と、それにつながった人の発信が、今この瞬間もインターネットの中を駆け巡っています。
製品やアプリの使い方がわからなかったら、世界中の誰かが動画で教えてくれています。
ニュースはほとんどスマホで、SNSかニュース専門サイトで見るようになっています。
友人のフェイスブックで新しい本を知り、インスタグラムのフォロワーの投稿で飲食店を知り、知り合いのツイッターで新しい商品を知ります。
本当に便利な世の中になりました。
でも企業にとってみると、それは大きな発想の転換が必要だということです。
そして、こうしたSNSの世界は、リアルの世界にも大きな影響を与えています。
SNSの情報の影響による消費が増えているってことです。
たとえば、それはこんな日常の光景にも潜んでいます。
アパレルの経営者である、ある男性。
彼は毎日、SNSで日常をアップしています。
彼の日常に現れるカレー店、スタバのスタッフのあやかちゃん、週に6回足を運ぶバー。
TOHOシネマズ六本木ヒルズで観ている映画。
仕事で配送をしている様子、講演やセミナーをやっていること。
そういう様子がよく伝わってきます。
そのうち、彼とつながっている人たちは、その店に行きたくなったり、彼の観た映画を観たくなったり、彼の講演やセミナーに参加したくなったり、彼が提供するさまざまな商品が欲しくなったりするのです。
これって、少し前のテレビや雑誌が果たす役割と同じだと思いませんか。
その彼が「メディア」になっているってことです。
結果的にカレー店が繁盛したり、行きつけのバーにたくさんの人が集まったり(もちろん、それで彼が1円も儲かるわけじゃありませんよ)、彼が扱う商品が売れたする。
今の時代、個人がメディアになることが、最強です。
個人が発信する手段を持ち、個人の発信が価値になる。
そういう環境になっているのですから。
一方で、発信が増え、情報が増えるということは、選ばれにくくなるということで もあります。
SNSにより、人と人は緊密につながるようになりました。
このつながりの連鎖が加速度を増して世の中の隅々にまで浸透しつつあります。
SNSの世界で、ユーザーが近況をコメントしたり写真を共有したり、コミュニケーションしています。
個人に流れ込む情報量の伸びは想像を絶するほどになり、人ひとりが処理できる能力を超えるようになりました。
だから人は、友人や家族などの「つながっている人」の情報に注目するようになる わけです。
「3つのF」家族(Family)、友人 (Friend)、フォロワー (Follower) からの情報が信頼され、選ばれる時代になったのです。
『SNS消費時代のモノの売り方「3つのF」が価値になる』日本経済新聞出版社
藤村氏はSNS消費時代に必要な視点についてこう語っている(本書より)。
「この商品はSNSで投稿してもらえるか」
「うちの店は写真を撮影してもらえるか」
「新しい料理はインスタ映えする盛りつけになっているか」
「次回のイベントはツイッターで拡散してくれるかな」
そうであるにも関わらず、いまだに一部の飲食店やショップでは「料理の写真は撮らないでください」とか「SNSにアップしないでください」と掲示してあるところがある。
時代から大きく遠ざかってしまっている、としかいいようがない。
昨今では、海外のアーティスト( ポール・マッカートニー 等)を中心に、ファンによる「写真撮影OK・SNS公開大歓迎」の音楽ライブまであるというのに。
「個人がメディアになることが最強」
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藤村正宏氏の心に響く言葉より…
世の中は激変しました。そして、マーケティングも激変しています。
「マスメディアを使って商品を告知し、新規のお客さまを獲得するという従来のやり方だけでは不十分な時代になったのです。
SNSとスマホの普及で世の中が大転換しました。
それにより、ボクたち生活者は多大な恩恵を受けています。
たくさんの人やモノとつながりやすくなり、とっても便利な生活ができるようになった。
個人の発信と、それにつながった人の発信が、今この瞬間もインターネットの中を駆け巡っています。
製品やアプリの使い方がわからなかったら、世界中の誰かが動画で教えてくれています。
ニュースはほとんどスマホで、SNSかニュース専門サイトで見るようになっています。
友人のフェイスブックで新しい本を知り、インスタグラムのフォロワーの投稿で飲食店を知り、知り合いのツイッターで新しい商品を知ります。
本当に便利な世の中になりました。
でも企業にとってみると、それは大きな発想の転換が必要だということです。
そして、こうしたSNSの世界は、リアルの世界にも大きな影響を与えています。
SNSの情報の影響による消費が増えているってことです。
たとえば、それはこんな日常の光景にも潜んでいます。
アパレルの経営者である、ある男性。
彼は毎日、SNSで日常をアップしています。
彼の日常に現れるカレー店、スタバのスタッフのあやかちゃん、週に6回足を運ぶバー。
TOHOシネマズ六本木ヒルズで観ている映画。
仕事で配送をしている様子、講演やセミナーをやっていること。
そういう様子がよく伝わってきます。
そのうち、彼とつながっている人たちは、その店に行きたくなったり、彼の観た映画を観たくなったり、彼の講演やセミナーに参加したくなったり、彼が提供するさまざまな商品が欲しくなったりするのです。
これって、少し前のテレビや雑誌が果たす役割と同じだと思いませんか。
その彼が「メディア」になっているってことです。
結果的にカレー店が繁盛したり、行きつけのバーにたくさんの人が集まったり(もちろん、それで彼が1円も儲かるわけじゃありませんよ)、彼が扱う商品が売れたする。
今の時代、個人がメディアになることが、最強です。
個人が発信する手段を持ち、個人の発信が価値になる。
そういう環境になっているのですから。
一方で、発信が増え、情報が増えるということは、選ばれにくくなるということで もあります。
SNSにより、人と人は緊密につながるようになりました。
このつながりの連鎖が加速度を増して世の中の隅々にまで浸透しつつあります。
SNSの世界で、ユーザーが近況をコメントしたり写真を共有したり、コミュニケーションしています。
個人に流れ込む情報量の伸びは想像を絶するほどになり、人ひとりが処理できる能力を超えるようになりました。
だから人は、友人や家族などの「つながっている人」の情報に注目するようになる わけです。
「3つのF」家族(Family)、友人 (Friend)、フォロワー (Follower) からの情報が信頼され、選ばれる時代になったのです。
『SNS消費時代のモノの売り方「3つのF」が価値になる』日本経済新聞出版社
藤村氏はSNS消費時代に必要な視点についてこう語っている(本書より)。
「この商品はSNSで投稿してもらえるか」
「うちの店は写真を撮影してもらえるか」
「新しい料理はインスタ映えする盛りつけになっているか」
「次回のイベントはツイッターで拡散してくれるかな」
そうであるにも関わらず、いまだに一部の飲食店やショップでは「料理の写真は撮らないでください」とか「SNSにアップしないでください」と掲示してあるところがある。
時代から大きく遠ざかってしまっている、としかいいようがない。
昨今では、海外のアーティスト( ポール・マッカートニー 等)を中心に、ファンによる「写真撮影OK・SNS公開大歓迎」の音楽ライブまであるというのに。
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