
【「信用2.0」は無形資産】5358
堀江貴文氏の心に響く言葉より…
この令和の時代、「所有している資産」の大小には、さほどの意味がなくなってきている。
もはや社会は、シェアリングエコノミーやフリーミアム(基本無料のビジネスモデル) にシフトしつつある。
所有からシェアへと潮目が変わっている。
ベーシックインカムは日本でも議論されつつある。
また、ドッグイヤーと呼ばれるほどテクノロジーの進化やビジネスルールの変化が目まぐるしくなり、会社やビジネスモデルの賞味期限もすぐに尽きてしまう。
現代においては、今どの企業に勤めているとか、どんな資格を持っているかとか、肩書きが何であるかで人を評価することが、かなり難しくなってしまったのだ。
一方で、人間性や知識や経験といった無形資産は、その人だけに備わるものだ。
時代や環境の変化も受けづらいし、他者からマネされることも、盗まれることもない。
それ以外の資産の価値が不安定・不明瞭になってしまった現代では、最も安全かつ安定している無形資産こそが、人を評価するときの軸になり得るわけだ。
それでもやはり、「目には見えない資産? そんないい加減な価値なんか、やはり信用できない」という人はいるだろう。
たしかに無形資産それ自体には「実体」がない。
目で見たり手で触れたりすることができない。
しかし、この「実体がないこと」は、無形資産にとっては弱みであるどころか、強みにほかならない。
これはどういうことだろう?
たとえば、100万円の現金を持っていたとしよう。
この100万円には当然ながら、だれから見ても100万円の価値しかない。
「ここに100万円あるから1000万円を貸してください」と言っても、だれもそんな取引には応じてくれないだろう。
しかし、あなたのキャリアや経験や知識、人間性といったものは、それを評価する人によって価値が大きく異なる。
ある人から見れば500万円の価値しかなくても、 別の人から見れば1000万円や1億円といった価値があるものとして考えられたりもする。
だからこそ、「私のスキルと経験を買って年1000万円で雇ってください」という交渉は十分に成立するし、社会での実績がない学生でも「若さ」「柔軟さ」が信用資産として機能するからこそ、新卒採用の対象になったりするわけだ。
このゼロ金利時代、現金(流動資産)を持っていても利息は微々たるものだ。
かたちのある資産をより高額で転売できることなんてほとんどないし、学歴や資格や肩書きの価値は暴落している。
その一方で、無形資産には実体がないからこそ、それを見る人によって評価は大きく左右される。
だからこそ、レバレッジ(借金で大きなリターンを狙うこと)を効かせて、より早く、 より多く資産を増やすことが可能なのだ。
お金やモノや実績を持っていなくても、「目に見えない価値」の部分をしっかり伝えることができれば、その人は大きな信用を「前借り」することだってできる。
これは決して詐欺めいた話ではないし、これは人だけでなく企業でも同じである。
まだ大きな実績がなく、微々たる収益しかあげていないベンチャー企業が、未上場企業に投資するベンチャーキャピタルやエンジェル投資家たちから多額の資金を調達できるのは、彼らがその会社の無形資産に魅力を感じているからである。
その会社のビジネスモデルであったり、ビジョンであったり、経営者の人柄であったりに、大きなポテンシャルを感じているからである。
だからその企業は「信用できそうだ」という評価を下される。
人間の場合も同じだ。 ぼくが何か新しい事業をしようと思ったときに、「堀江は元ライブドア社長だから」 とか「東大に合格しているから」とかいう理由で協力しようとする人はいない。
ましてや「堀江はカネを持っているから信用していいだろう」なんて人は皆無だ。
そもそもぼくが持っている現金なんて、世の中のお金持ちに比べたらたいしたことはない。
ぼくを支援してくれる人、ぼくの挑戦を後押ししてくれる人、つまり、ぼくを信用してくれる人たちは、ぼくという人間が持っている「無形資産」を見てくれているのだ。
あなたは自分が持つ無形資産の価値を人に伝える努力をしているだろうか?
もし何もしていないのだとすれば、今あなたが人から信用されていないのは当然である。
何も行動を起こさない限り、その状況はこれからも続くだろう。
『信用2.0』朝日新聞出版
https://amzn.to/3MClAIi
「信用1.0」は、目に見える資産(流動資産や有形固定資産)を重視する。
「信用2.0」は、目に見えない資産(無形資産)を重視する。
目に見える資産は、お金やモノや、資格、免許、過去の学歴や職歴、現在の肩書きなども、有形固定資産の一種。
たとえば、「公認会計士」「東大卒」「元ゴールドマンサックス勤務」「弁護士」等々だ。
そして、「信用革命で価値観をアップデートする」には、以下のようなことがあるという。
●「情報」を自分で調べない人=おわっている人。
●プロと素人の境界線なんてない。
●「ウソの人気や影響力」はバレる。
●お金の価値は下がり続け、信用の価値は上がり続ける。
大事なことは、自分の無形資産を人に伝える努力をしているかどうか。
どんなにすぐれた資産を持っていても、人にそれが伝わってなかったら無いのと一緒だからだ。
このSNS全盛の時代に、発信をしないのはあまりにもったいない。
「信用2.0」時代に対応するため…
無形資産を増やし、それを伝えることができる人でありたい。
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堀江貴文氏の心に響く言葉より…
この令和の時代、「所有している資産」の大小には、さほどの意味がなくなってきている。
もはや社会は、シェアリングエコノミーやフリーミアム(基本無料のビジネスモデル) にシフトしつつある。
所有からシェアへと潮目が変わっている。
ベーシックインカムは日本でも議論されつつある。
また、ドッグイヤーと呼ばれるほどテクノロジーの進化やビジネスルールの変化が目まぐるしくなり、会社やビジネスモデルの賞味期限もすぐに尽きてしまう。
現代においては、今どの企業に勤めているとか、どんな資格を持っているかとか、肩書きが何であるかで人を評価することが、かなり難しくなってしまったのだ。
一方で、人間性や知識や経験といった無形資産は、その人だけに備わるものだ。
時代や環境の変化も受けづらいし、他者からマネされることも、盗まれることもない。
それ以外の資産の価値が不安定・不明瞭になってしまった現代では、最も安全かつ安定している無形資産こそが、人を評価するときの軸になり得るわけだ。
それでもやはり、「目には見えない資産? そんないい加減な価値なんか、やはり信用できない」という人はいるだろう。
たしかに無形資産それ自体には「実体」がない。
目で見たり手で触れたりすることができない。
しかし、この「実体がないこと」は、無形資産にとっては弱みであるどころか、強みにほかならない。
これはどういうことだろう?
たとえば、100万円の現金を持っていたとしよう。
この100万円には当然ながら、だれから見ても100万円の価値しかない。
「ここに100万円あるから1000万円を貸してください」と言っても、だれもそんな取引には応じてくれないだろう。
しかし、あなたのキャリアや経験や知識、人間性といったものは、それを評価する人によって価値が大きく異なる。
ある人から見れば500万円の価値しかなくても、 別の人から見れば1000万円や1億円といった価値があるものとして考えられたりもする。
だからこそ、「私のスキルと経験を買って年1000万円で雇ってください」という交渉は十分に成立するし、社会での実績がない学生でも「若さ」「柔軟さ」が信用資産として機能するからこそ、新卒採用の対象になったりするわけだ。
このゼロ金利時代、現金(流動資産)を持っていても利息は微々たるものだ。
かたちのある資産をより高額で転売できることなんてほとんどないし、学歴や資格や肩書きの価値は暴落している。
その一方で、無形資産には実体がないからこそ、それを見る人によって評価は大きく左右される。
だからこそ、レバレッジ(借金で大きなリターンを狙うこと)を効かせて、より早く、 より多く資産を増やすことが可能なのだ。
お金やモノや実績を持っていなくても、「目に見えない価値」の部分をしっかり伝えることができれば、その人は大きな信用を「前借り」することだってできる。
これは決して詐欺めいた話ではないし、これは人だけでなく企業でも同じである。
まだ大きな実績がなく、微々たる収益しかあげていないベンチャー企業が、未上場企業に投資するベンチャーキャピタルやエンジェル投資家たちから多額の資金を調達できるのは、彼らがその会社の無形資産に魅力を感じているからである。
その会社のビジネスモデルであったり、ビジョンであったり、経営者の人柄であったりに、大きなポテンシャルを感じているからである。
だからその企業は「信用できそうだ」という評価を下される。
人間の場合も同じだ。 ぼくが何か新しい事業をしようと思ったときに、「堀江は元ライブドア社長だから」 とか「東大に合格しているから」とかいう理由で協力しようとする人はいない。
ましてや「堀江はカネを持っているから信用していいだろう」なんて人は皆無だ。
そもそもぼくが持っている現金なんて、世の中のお金持ちに比べたらたいしたことはない。
ぼくを支援してくれる人、ぼくの挑戦を後押ししてくれる人、つまり、ぼくを信用してくれる人たちは、ぼくという人間が持っている「無形資産」を見てくれているのだ。
あなたは自分が持つ無形資産の価値を人に伝える努力をしているだろうか?
もし何もしていないのだとすれば、今あなたが人から信用されていないのは当然である。
何も行動を起こさない限り、その状況はこれからも続くだろう。
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「信用1.0」は、目に見える資産(流動資産や有形固定資産)を重視する。
「信用2.0」は、目に見えない資産(無形資産)を重視する。
目に見える資産は、お金やモノや、資格、免許、過去の学歴や職歴、現在の肩書きなども、有形固定資産の一種。
たとえば、「公認会計士」「東大卒」「元ゴールドマンサックス勤務」「弁護士」等々だ。
そして、「信用革命で価値観をアップデートする」には、以下のようなことがあるという。
●「情報」を自分で調べない人=おわっている人。
●プロと素人の境界線なんてない。
●「ウソの人気や影響力」はバレる。
●お金の価値は下がり続け、信用の価値は上がり続ける。
大事なことは、自分の無形資産を人に伝える努力をしているかどうか。
どんなにすぐれた資産を持っていても、人にそれが伝わってなかったら無いのと一緒だからだ。
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